日の本の下で  究極の一点 Ⓢ への縦の道

『究極の一点』Ⓢ 
神のエネルギーの実在を『フライウェイ』の体験を通して知り、
伝えるデンパ(伝波)者

BABYMETAL の活躍は、イスラムとバイブルランドの少女たちの意識開放に火をつける事ができるか!!    

2016年04月08日 | 音楽 映画 小説  サイエンス  アニメ

BABYMETAL(ベビー・メタル)が

アメリカCBS、深夜の人気音楽TV番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演し

「ギミチョコ!!」を披露して

アメリカTV番組初出演(平たく言えばアメリカでのお茶の間デビュー)を飾った事が

ネットでニュースとなった。

 

これはけっこう凄い事なのだけれど

何故か日本のマスコミではあまり報道されていない。

4月1日発売のセカンドアルバムに合わせてワールドツアーを開始し

ロンドンのウェンブリー・アリーナで日本人初となるワンマンライブを12000人動員して成功を収めた

正直な話、ロックバンド漫画「BECK」のさらに上にいくような勢いで

BABYMETALは世界的成功への階段を駆け上っているように見える。

私は以前

カワイイと、 日本の音楽

という記事で彼女たちとバンドを紹介したが、

あの時よりBABYMETALは確実にその歩を進めレベルアップしている。

 

少女アイドルとヘビーメタルの組み合わせという話題性だけではなく

彼女たちとバックバンドが創りだすパフォーマンスが

世界中のメタル好きの若者や大人のハートを大いに揺らしザワツカせる事が出来た結果が

U2やマドンナなど名だたるアーティストが使った

ウェンブリー・アリーナでのワンマンLIVEの大成功に繋がっていると思う。

 

全米放送の「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」を観た後の感想を訳したサイトを見ると

まずはwtf(日本語なら何じゃこりゃ?というネットスラング)的な感想が当然のように多かった。

いけないものを観てしまったように感じる人や、メタルの本道にはずれている事を批難する人など

いつもBABYMETALが引き起こす論争が今回も行われていた。

 

LIVE映像がまだyoutubeにあるのでご存知のない方はまずは見て頂きたい。

ttps://www.youtube.com/watch?v=rZApf9c8Tes

 

文化が違うという事がどういう事なのかをBABYMETALは

wtf(なんじゃこりゃ)的な感想と共に世界に与えていると思う。

バックバンドのレベルは高く、

ボーカルの少女やダンスの少女たちのパフォーマンスの切れ味もいい。

しかし彼女たちが全力でBABYなMETALを表現しようとしているのは伝わってくるが

言わゆるクールという言葉に置き換えられるとは日本人目線の自分には思えない

 

私には洗練されていない日本独特の泥臭いスポコンアイドルパフォーマンスの延長上に

BABYMETALはあると思うしそれ以外の何物でもないと思う。

でもそれがヨーロッパで受け、アメリカにもそれなりのインパクトを与えている。

たぶん今まで感じた事がないような感覚に戸惑うのだろう。

でもそれが意識の変化の呼び水になる。

 

私がBABYMETALの活躍で一番楽しみなのは

メタル好きやロック好きのオタク的な音楽論争ではなく

たとえば、ヒジャブを被ったイスラムの若い女の子たちが

BABYMETALを観たらどう感じるだろうかという事だ。

 

バックバンドはそれぞれギターの神、ベースの神、ドラムの神

などと呼ばれ、(英語ならgodと訳すのだろうか)

3人の少女たちがメタルの神(狐)によって召還されたその神たちを従えるように歌い踊るなどという事は

かなりのカルチァーショックだろう。

(だいたいが、ヘビメタ文化や音楽そのものが反キリスト的な魔界の表現に近い)

 

神の概念がまるで違うイスラムやバイブルランドの十代の少女たちにとって

その宗教的タブーの枠外の東洋の特殊な文化の元で育ち、

自由奔放に生きる事を当り前のように表現をしている3人の少女たちの姿に

衝撃を受けずにいられないだろうと私は思う。

 

日本人にしてみれば、メタルというロックの1ジャンルの音楽に合わせてパフォーマンスをしている

大衆アイドル文化の延長にある普通の少女たちでしかないBABYBETALの三人は

男性原理宗教の世界ではタブーに触れ

それを柔かに内側から壊すインパクトを男性にはもちろん

若い少女たちにも与えると思う。

 

2ndアルバムのタイトルは『METAL RESISTANCE』だ。

 

彼女たちのパフォーマンスがイスラムとバイブルランドの少女たちのハートに

レジスタンスの火をつけ、

やがては戦争と紛争の元凶である男性原理の最後の残骸を

砂の城が波で消え去るように葬りさってくれる引き金の一つになることを

東洋の島国から願っている。

 

命短し恋せよ乙女ではないが、

彼女たちのパワーやオーラの源であるBABYでいられる時間は

あと残りわずかなのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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