黒沢池ヒュッテを昼過ぎに通過して安易に燕温泉まで下山できると判断した私の自信過剰がこの後8時間に及ぶ苦闘を呼ぶことになった。前日雨飾山を踏破し翌日もタクシーで計画が早まったこともあって奢りが心に芽生えていたと思う。
笹ケ峰からの登りをノンストップで火打山を踏破し黒沢池ヒュッテを通過、地形図を読み6時間程で下山できると判断、妙高頂上へと向かった。しかし妙高への直登は沢登りの様相を呈していてかなりの時間を要してしまう。
休憩を取らずひたすら燕新道を下山する。予定時間を1時間余りオーバーして大倉沢に到着、午後5時30分、かなり薄暗くなっている。四国の感覚で時間を計っていた自分の甘さを痛感。
更に前日からの雨で徒渉地点が無くなっている。徒渉地点を見つけるべく上流下流と探し、意を決して水流の少ないところを見つけ徒渉。がここから登山道を探すことに時間をついやしてしまう。白い石が日暮れとともに登山道への矢印を同調化させてしまっている。
ビバークを考えるべく場所を選定している内、幸運にも登山道を発見。しかしこれも結果オーライで遭難の危険を孕んでいる。この後、数時間闇夜と格闘となる。
笹ケ峰からの登りをノンストップで火打山を踏破し黒沢池ヒュッテを通過、地形図を読み6時間程で下山できると判断、妙高頂上へと向かった。しかし妙高への直登は沢登りの様相を呈していてかなりの時間を要してしまう。
休憩を取らずひたすら燕新道を下山する。予定時間を1時間余りオーバーして大倉沢に到着、午後5時30分、かなり薄暗くなっている。四国の感覚で時間を計っていた自分の甘さを痛感。
更に前日からの雨で徒渉地点が無くなっている。徒渉地点を見つけるべく上流下流と探し、意を決して水流の少ないところを見つけ徒渉。がここから登山道を探すことに時間をついやしてしまう。白い石が日暮れとともに登山道への矢印を同調化させてしまっている。
ビバークを考えるべく場所を選定している内、幸運にも登山道を発見。しかしこれも結果オーライで遭難の危険を孕んでいる。この後、数時間闇夜と格闘となる。