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アンソロジー お弁当

2017-02-17 17:36:02 | 日記
アンソロジーっていったいどういう意味なのだろうか、
そう思って調べてみました。

調べた結果は
「詩文の美しいものを選び集めた本、詞華集」と出ていました。

なるほど、それで短編や長編や様々だったのだと分かりました。

今日私が読んだのは「アンソロジー お弁当」という本で
お弁当に関する文章・思い出などがたくさん載っている本でした。

人それぞれにお弁当にまつわる思い出があるのだなと
興味を持って読み進めることが出来ました。
書いた人は阿川佐和子さん、よしもとばななさんなど著名人ばかり。
お弁当の写真も少し載っているので誰のお弁当かなと思いながら読みました。

あなたも一度はお弁当を食べたことがあることでしょう?

私は小学生の時は給食でしたが
中学生・高校生の頃は母の手作りのお弁当でした。

中高生の頃のお弁当というと
私はちょっぴり悲しい思い出があります。
それはどんなことかというと
周りの友達がお昼になってお弁当のふたを堂々と開けていても
私はなんだか恥ずかしくてふたをそっとずらして
お弁当の中身があまり見えないようにしながら
食べていた思い出があるからなんです。

今でこそ「丼もの」のご飯に汁がかかっていてるのは
ご飯が美味しいと感じるようになっていますが
中高生の頃の私はご飯が茶色くなっているのが嫌でたまらなかったんです。

母はきっと私がおなかを壊さないように気を遣っていたのだと思いますが
どんな食材でもいったん火を通していました。
タケノコの煮物、竹輪の天ぷら、焼き魚、卵焼き・・・など
ちょっと思い浮かべてみてください。

色合いが茶色でしょう?
しかもお弁当箱にご飯とおかずの境目もなく
ご飯をどんと入れたところの片方の高さを低くして
そのくぼんだ所におかずを入れていました。
だから当然おかずがご飯の上に載っている感じになり
まるで丼物状態。

するとお弁当のおかずの色は茶色、
おかずも茶色ですよ~。
美味しいのだけどその色合いが私は恥ずかしくてたまりませんでした。

同級生の中にはいつでもきれいなお弁当を持ってきている人がいました。
ご飯とおかずを別にして
彩りよく黄色・赤・緑・茶色など美しく見えるよう配置したおかずが入っていて
ふたを開けたら
「うわ~きれいね!」
と言いたくなるようなお弁当を持ってきている友達もいました。

ああ、だのに私のお弁当は何時も茶色。
ちょっぴり残念でしたね。
だからこそこそ隠すようにして食べていたわけで。

たまにはおにぎりとかにしてくれていたら
ちょっとはご飯が茶色ではないときもあったのでしょうが
私のお弁当はいつも白ご飯がどん!でした。
父が夜勤の仕事があってお弁当を二つ持っていかなくてはならず
母は手が込んだことはできなかったのかもしれません。

この本を読みながら
自分のお弁当の思い出を振り返っていました。

あなたはどんな思い出がありますか?
コメント
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