絶妙なタイミング

今日もすっきりしない天気。
霧が深くて、濃霧注意報が出されていたぐらい。
辺りが白くてせっかくの桜がきれいに見えず、ぼんやりとしていて・・・。

そんなわけで、私は外に走りに行かず
ジムのトレッドミルの上を走ることにしました。

トレッドミルでは、傾斜を自由に変えることが出来るので
適度な傾斜をつけてスタート。
傾斜をつけると速く走るのはしんどいので
スピードも控えめにします。

ゆっくりだけど傾斜をつけていると
消費カロリーも多くなり、かなり汗が出ます。

私は傾斜をつけて6キロほど、ゆっくりペースで走り
あと1キロは速いペースで走って、最後に息を整えて終わりにしました。

いつものことながら、私は汗をかく量が多くて
マシンの周りには汗が飛び散ります。
だから走り終わったら必ずマシンを拭くようにしています。

と言うのも、あるスタッフが
よくマシンを見て回り、きれいに掃除しているから
何だか申し訳ない気がして、私は念入りに拭くようになったんです。

いつからかそのスタッフは、私がトレッドミルで走っていると
様子を見ていることに気付きました。

そして、走り終わった私がマシンを念入りに拭いているのを見て
「そこまでしなくていいですよ。」
と言ってくれるようになりました。

それだけにとどまらず、最近では私がトレーニング場から出ようとすると
さっきまで他のところにいたはずなのに・・と思っていたその人が
私が出ようとするその瞬間
ほんと絶妙のタイミングで
「お疲れさまでした！」と言ってくれるようになりました。

明らかに私にかけられた声だと分かるから
私も振り向いて会釈をして出るのです。

その人の観察力のすごさを感じるし
距離をしっかりとりながらも決して無視するようなことはない態度に
感心するばかりです。

人に声をかけるタイミングって、難しいですよね。

あなたは他の人にタイミングよく声をかけられますか？
私は苦手なほうです。