大宜味村にある超有名な沖縄そば屋「前田食堂(本店)」
最後に訪問したのは遠い昔、金額がまだ600円くらいだった頃で、nobutaが一介の観光客だった時代ですから平成6年よりも前になります。
当時は、普通の田舎にある食堂で、それほどメジャーでもなかったのですが、ボチボチと「牛肉そば」が凄いという風評があったくらいだったと思います(もう記憶もあいまいなくらいです)。
さて、そんな前田食堂も浪漫飛行と共に到来した沖縄ブームを下支えに超有名店へと駆け上がり、そもそも大宜味村や東村などやんばる方面に用のない県民には無縁のお店なので、県民が好んで行くことはないのですが、北部観光(辺戸岬)に行く観光客にとっては、通り道に位置する超有名沖縄そば屋ということで、観光客のための沖縄そば屋化していったのです。
結果、nobutaも沖縄に移住してから訪問することは一度もなく、たまに観光雑誌やネット、TVで観る程度。
記憶にあるのは、小さめの椀にこれでもかと山積みされた「胡椒たっぷり」の肉もやし炒めの印象飲み。特に、「胡椒」のインパクトだけが残り(あんなに胡椒たっぷりの沖縄そばは他にはない)、今に至るのです。
さて、この日は東村に所要があり、妻とドライブがてら大宜味村へ。途中、屋我地島で昼食予定だったのですが、狙っていたお店が2店舗とも臨時休業(緊急事態宣言下だったため)だったので、途方に暮れながら大宜味村の道の駅に向かっていたところ、懐かしの「前田食堂」の駐車場がかなり少ないのが目に入ったのです。
思わず、前田食堂の路地(狭い入口道)に入り込み、店前に駐車しました。
時間帯は午前11時半頃。どうやら一番目のお客さん達が食べ終えて観光の旅に去ったタイミングだったようで、奥の座卓は埋まっていたものの、券売機近くのテーブル席は1卓だけ埋まり、3卓が空いているという幸運(笑)
nobuta夫婦が食べ終えた頃には、外で待つ(車内で待つ)観光客がわんさかいましたので本当にタイミングが良かった!
券売機を見ると、鉄板の「牛肉そば」は税込みで
880円
となっていました。
いや~かなり高くなってますね~(と言うか30年で300円くらいのアップを高いと表現すべきか問題ですけど・・)。
でも、前田食堂に来たんですから牛肉そばを食べる必要がありますので、当然のように選択。
妻は、三枚肉そば(大)660円を選んでいました。
今時、この価格は結構安い部類に入ります。
三枚肉そばがこちらの写真。
観た感じ、大っぽくないんですが、麺はたっぷりと入っており、女性には量が多いと妻が話していましたので、(小)550円が妥当な量と思われます。
で、本題の「牛肉そば」のビジュアルが最初の写真。
こちらが角度を変えた写真になります。
この写真の盛り盛り感が人気を拍しているところ。ですが、器は記憶のあるとおり、小さな器なのでガッツリというほどではありません。
でもね。やっぱり美味しいです。この強烈に効く「胡椒」が最強ですね(笑)
中毒性が高いので、こいつを食べると「美味い」と思っちゃいます。
もう、麺がどうとか、出汁がどうとか関係ないんですよね。この肉もやしのこれでもか胡椒炒めは凄いです(笑)
でも、やっぱり観光客だらけ・・・
県民はこの「牛肉そば」が好きだとしても、名護店の方に行くんだろうな~わざわざ、大宜味まで来ないよね(苦笑)
懐かしい味でした。
久々に食べて、やはり中毒性が強く、レビューを書いていても美味しいそばだよな~って思います。
ただ、場所と客層がね・・・凄いことになってるからな~(忙しなさすぎなんですよね、それに待つのも嫌だし。)
ご馳走様でした!
大宜味村津波985