さて、そろそろ3曲目をご紹介する頃合いなんですが…「ネタバレ防止」の行数稼ぎのため(笑)
もう少し、甲斐さんのMCをご紹介させて頂きますね
今回初めて、山田拓斗さんがフラットマンドリンを演奏なさっていることについて…
甲斐さんは「前から(マンドリンを)使ってやりたいと思ってたんですけど
残念ながら、マンドリンを使う曲がないんだよね(笑)」と、おっしゃったらしく
奥さんは「えっ!?『バス通り』は?(笑)」と小声でツッコミ(笑)
「イヤ、(山田さんのマンドリン演奏は)上手いんですよ、上手いんだけど
(使う予定がないのに)毎回持って来るんですよ(笑)
健太が『見せなくていいから!(笑)』って言ってて…(笑)
まあ、今回、(ある曲の時に)単弾きで…ね?
次はフルで…(…と山田さんの方をご覧になって)嬉しそうな顔すんな!(笑)
まあ、今日は単弾きです、ハイ(笑)」と話されたらしい(笑)
まあ、鈴木さんが、ビルボードシリーズ2年目から、バンジョーを導入なさっているし
山田さんは、この「ある曲」1曲の間に、最初はマンドリンをお弾きになって
そのあと、すぐにフィドルに持ち替え、演奏されてるようですし
やはり、この小編成で、フィドルなしの丸ごとマンドリン演奏というのは難しいのかも知れませんね?
…ということで、又聞きレポに戻りまして…(笑)
3曲目の「二色の灯」でも、口パクで歌詞を口ずさみながら、上体を揺らす奥さん達(笑)
ただ、前方テーブルの席に座っていると、ステージの左右から照射されるライトが眩しく
「小学校の遠足の集合写真みたいに、眉をしかめた顔になっちゃったよ(苦笑)」とブツブツ…(苦笑)
続く4曲目の「MIDNIGHT」は、甲斐さんが歌い始められた途端に、自らストップをかけられ(苦笑)
やり直しとなったステージもあったみたいですが
歌い終えられたあと…「家族…子供を持つことは、大変なことで、不安もあるし…」と甲斐さん
客席を差し示され「ねぇ?今なら判るよね?…もう、こんなになって…(笑)」と失礼な?コメント(笑)
でも…「年相応の曲を書いといて良かった!今、書けないもんね」と、おっしゃったり
「家族のことを歌ったナンバーをやりましょう」という一言から、歌い出されたり
「子供のことを歌った、初めての曲ですね」と振り返られたり…と
やはり、50周年ということで、過去の楽曲をお歌いになると、感慨深くなられるのかなあと…?
ただ、奥さんは、2日目の1stステージで、斜め前の席の男性と
そのお隣の席にいらした、お連れの女性の肩越しに、ステージを見ていたところ
この曲が始まった途端に、感極まったご様子の男性に、女性が頬をすりつけるように密着され(汗)
お二人の後頭部しか見えなくなったらしく(苦笑)
「オイオイ…」とツッコミながらも、その内に元の姿勢に戻られるだろうと思いきや
男性の方も女性に寄りかかるみたいな態勢になられ
「ダメだ!こりゃ…」と、慌てて椅子ごと、お隣の…最前列の女性の方へ移動…
「知り合いの人が、お隣さんで良かった~!」と申しておりました(苦笑)
それはともかく…5曲目の「立川ドライヴ」について、甲斐さんは…
「土屋公平のソロアルバムのために書いた曲なんですけど、彼は立川に住んでて…
車で通った時に…『そういえば、最後に会った…大森さんも立川に住んでたな…それなら書けるな』と思った…
松藤には…『ずっと不幸だったら、イイ曲書けるのにね』って言われたけど…(笑)」
…と、おっしゃったそうですが、この曲をお書きになった当時に
「コワイ曲です(笑)」とか「ホラー映画みたい」と評されていた話は出なかったらしい(笑)
あと…「漫画家の萩尾望都が、この曲にいたく感動して『(漫画に)描いていいですか?』って言って
描いたのが『福島ドライヴ』…セリフが、一切出て来ないという…
萩尾望都は、元気ですよ、東京の初日に来てましたから…野田(秀樹)くんと…
フランスで、ナンか、伝説上の人みたいになってますけど、元気にしてますから…(笑)」と
「アングレーム国際漫画祭」で、特別栄誉賞を受賞なさったことに触れていらしたんだとか…
それはともかく…6曲目の「ブラッディマリー」で、甲斐さんは
先の「MIDNIGHT」に続いて、再びアコギをお弾きになるようで
その都度、椅子にお掛けになったり、立ち上がられたりする際に
ご自身で、椅子を後ろへ引かれたり、また元の位置に戻されたりなさっていたところ
「甲斐バンド(のライブ)だと、全部やってくれるんだけど
ビルボード(でのライブ)は、自分でやんなきゃいけない(笑)
まあ、当たり前だけど…狭いから、ここまで来れないんで…」とか
「(三好さんは)ギター出したりして、忙しいんで…」と話されたトコから…
「甲斐バンド(のライブ)は『ヒット曲のオンパレード!』って感じで…
今どき、こんな言い方、アレですけど…『女子供にも判る』っていう…
…で、ビルボード(でのライブ)は、マニアック(笑)
アルバムの中の曲とか、シングルのB面に入ってる曲とかね
みんな大変だよね?あっちこっち行かされて…(笑)
でも、クセになるのはこっちですから…(笑)」とか
「(ビルボードシリーズの)リピーターを増やしたい!(笑)」
…という風に、甲斐バンドと、ソロのライブの違いに触れられたり
2日目には…「今、忙しいんですよ、僕…甲斐バンドのレコーディングやってるんで…
一郎が、曲を書いて来て…しかも、歌詞も書いて来た!スゴいでしょ?(笑)
ビックリした!いつもは、歌詞書かないから…(笑)
…で、その歌詞読んだら、方向性が違う(笑)」と明かされたそうですが(笑)
奥さんは「『方向性の違う』人と、バンド組んでて大丈夫なの?(笑)」とクスクス(笑)
もっとも、その歌詞に関しては、イチローさんと話し合われて、変更なさったみたいですが
「松藤は、誰かと一緒に歌詞を書いて来たんだけど、何が言いたいのか全く判らない!
腹が立って、松藤に電話する前に、書き直しました!(笑)
俺、怒りがあると、曲が書けるんだなと思って…(笑)」と話されたらしい(笑)
奥さんは、この話をお聴きになった木村さんが
頭をのけ反らせて、大爆笑なさっているご様子に大笑いしつつ(笑)
「やっぱり、松藤さんは、誰からも愛されるキャラなんだなあ(笑)」としみじみ…(笑)
甲斐さんも「まあ、アレンジはね、松藤、スゴいんで…」と、フォロー?されていたんだとか…(笑)
更に…甲斐バンドの今後の予定など?「言いたいけど、言えないことがいっぱいある!(笑)
最終日に言います、嬉しいニュースもあるし…」
…と、ものすご~く気になることも、おっしゃっていたそうです(笑)
それはさておき…東京公演の2日目に、曲順を入れ換えられた7曲目の演奏前に…
横浜公演1日目には…「96年の再結成の時に大森さんを思って書いた曲をやりましょう」と甲斐さん
去年の甲斐バンドでのライブハウスツアーでも
先の東京公演でも、口になさっていたのと同じような言葉だったのが
2日目には…「覚悟を決めた曲を…」という言葉で、演奏を始められたらしく
奥さんは、甲斐さんが「大森さんが亡くなったあとに、本気で甲斐バンドをやろうと思った」
…と話されていたことを思い出し「やっぱり、再結成の頃から大森さんの体調が良くなかったのかな?」
…と、これまで何度も、心の片隅に浮かんでは打ち消して来たことを思い浮かべてしまったみたいです
そのせいなのか?今回のビルボードツアーでは初めて
この「ティーンエイジ・ラスト」で、うるうるしたんだとか…(苦笑)
余談ですが…2日続けて「椅子」のセッティングについて話されたせいなのか?(笑)
甲斐さんにアコギを手渡された三好さんが、ステージ下手へ下がろうとなさった時に
ふと、甲斐さんのギターのストラップが、肩の辺りで捻れて裏返しになっていることに気づかれ
手を伸ばして直して差し上げたらしい(笑)
まあ、甲斐さんは…「リハの時は、やってくんなかったから、俺、自分で直したんだよ?(笑)
本番しか、やってくんないんだ?(笑)」…と笑っていらしたそうです(笑)