ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

「コッキーポップ」ゲスト甲斐バンド2

2025-01-31 18:25:00 | メディア
さて、メンバーの皆さんの自己紹介と「ポプコン」にまつわるエピソード披露のあと
「…で、とにかくですね、ゴキゲンな迫力あるステージのフィルムが撮ってあるというんでですね
それをまず、僕も観たいんで、甲斐バンドと一緒に観てみましょうか?」と大石さん

「えー、甲斐バンドのゴキゲンな、そのステージ、ハイ、観ましょう」との振りで流れ始めたのは
「'77 Circus & Circus IN SUMMER」のタイトル文字と、大きな手拍子の音…
その途端に、奥さんは「あっ!これって…」と遠い目になったらしいんですが(笑)

それは、かつて、地方のとあるレコード店で、甲斐バンドのLP…
たぶん「誘惑」?…を予約した際に「よかったら、こちらもどうですか?」と差し出されたのは
「甲斐バンド・フィルムコンサート観賞申込書」

1年に数回、神戸や大阪でのコンサートに行く以外は、雑誌に掲載された写真を眺めるだけで
「動いてる甲斐さん」を拝見する機会などなかった頃のこと

一も二もなく数百円の参加費を支払って申し込み
当日は、レコード店の奥に通され、会議室みたいな部屋で、10人ほどの女性たちと一緒に
渋谷公会堂で撮影されたとおぼしき映像を観た…という記憶が甦ったためだそうです(笑)

もっとも、その「観賞会」では、1986年の甲斐バンド解散後に
各地のホールで「Here We Come The 4 Sounds」が上映された時のように
観客が立ち上がり、スクリーンに向かって拳を突き上げる…といったことはなかったみたいだけど(笑)

それでも、当時は、家庭用のビデオデッキが普及していなかったし
そもそも、コンサートを俯瞰で観ること自体が初めてだったこともあり
「もう1度、参加費を払うから、もう1回観せて欲しい♪」と奥さん(笑)
残念ながら、このフィルム上映は、1回限りだったんだとか…(苦笑)

それはともかく…「ゴキゲンなステージのフィルム」のバックで
大石さんが「これは、アレですか?(コンサートが)始まる前のお客さんの手拍子かな?」と質問され
甲斐さんは「あ、そう…ですね」とお答えになってましたが
奥さんによれば…「アンコール待ちの手拍子」みたいです(笑)

「これ、いつ頃(の映像)ですか?」という大石さんのお訊ねに
甲斐さんが「これ…は、そうですね、去年の夏頃ですね」と返された辺りで
映像の中の甲斐さんが、白いジャケットをお脱ぎになり「8日目の朝」とクレジットが出たトコで

「あのー、客席にいるお客さんってのは、ほとんど女の子なんですか?」と大石さん
甲斐さんが「そうですね…だんだん男も…」と、おっしゃるのへ
「そうですか、それは結構うれしいことなんですか?」と質問なさると

甲斐さんは「そうですね」と、短くお答えになっていたけど
ほぼ100%と言っていいくらい、女性ファンが占めていた…って
会場によっては、男性用トイレが「女性用」に変更されていたらしく

そんな状況の中で、会場に足を運んでくれた男性客の皆さんに
甲斐さんが、MCで「お礼の言葉(笑)」的な発言をなさっていたみたいだし
「女子供の甲斐バンド」というレッテルをどうにかしたいと思っていらしたんでしょうね?

ともあれ…甲斐さんが「8日目の朝」を歌い出されたトコで、画面はスタジオに戻り
大石さんが「ねぇ、なかなか迫力のある雰囲気なんですけどもね
これは…この先は、会場で観て頂きたいなと…」と締められ(苦笑)

「さて、今年はですね、甲斐バンドとしては、ステージングなどは
どのような方向に進めて行きたいと思ってますか?」とお訊ねになると

甲斐さんは「そうですね、やっぱり、なにがしかのお金をね、払って来てくれるお客さんだから
やっぱり…みんな、やっぱり、それぞれ楽しんで帰って欲しいし
あのー、ホントに喜んでね、コンサート観に来て欲しいと思ってるんでね」と返されてましたが

当時の甲斐バンドファンは、中高生を含めた学生が多かったらしく
甲斐さんは、ご自身の学生時代を鑑みられて
「バイトしたり、小遣いをやり繰りして来てくれる」ファンや
「ふと、俺たちのコンサートに『行ってみたいな』と思った人が
気軽に足を運んでくれるような値段じゃないと…」

…とのお考えで、チケット料金を抑えていらしたそうで
確かに、当時のLP1枚の価格と変わらない…
ナンなら、それよりも安い席種も用意されていたんだとか…
ちなみに…当時、高校生だった甲斐友さんは、この渋谷公会堂の自由席を買って
2階の階段通路で「踊りまくってた」らしい(笑)

それはさておき…大石さんは、甲斐さんのお答えを受けて
「そうですね、そういった方々の…ファンに応えられるようなステージ
またどんどん、今年も期待してますからね…(『そうですね』と甲斐さん)」と、おっしゃったあと

「さあ、それではですね、甲斐バンドのステキな歌声、演奏を引き続いて聴いて行きたいと思います
『そばかすの天使』そして『氷のくちびる』…2曲続けてどうぞ!」とQ出し♪

「そばかすの天使」では、甲斐さんがアコギを手にされていて…って
メンバー4人+キーボードの豊島さんという、当時の編成事情もあってか?
甲斐さんも「プレイヤー」として、ご活躍だったみたいですね?

もっとも「ギターを弾く甲斐さん」が好きなはずの我が家の住人は
この曲や先ほどの「きんぽうげ」が収録されたアルバム
「この夜にさよなら」を聴きながら寝ようとすると「逆に目が冴えて眠れなくなった(笑)」ほど

この当時の甲斐さんの声の「悩ましさ」にヤられていたらしく(笑)
ギターを演奏なさるお姿よりも「♪くーらいほど・う~♪」という
「卑怯な(笑)」甲斐さんの歌い方に身悶えしたようです(笑)

ちなみに…アルバムでは、甲斐さんご自身が「♪ダッダッディダ~♪」とコーラスなさっていて
「ナンて『不埒な声』を出すんだ!?(笑)」と、顔を紅くしていたんだとか…(笑)

そうそう!この映像を初めて観た時、奥さんが「長岡さんと小芝風花ちゃんに見せたい!(笑)」
…と思ったのは、長岡さんが、このところ甲斐バンドの「お宝音源」を流されていること
…って、長岡さんは既にご覧になったみたいで
「若い25歳の頃の甲斐バンドです」とポストなさってましたよね?

小芝さんに関しては…「きんぽうげ」や「そばかすの天使」を歌っておられる甲斐さんを
「ものすごくセクシー」とおっしゃっていたので
ぜひ、声だけじゃなく、当時のビジュアルでも
その「セクシーさ」を味わって欲しいと思ったかららしい(笑)

ともあれ…その長岡さんが「きんぽうげ」を演奏なさった時とは打って変わって
ステージ奥に立たれているのを観た甲斐友さんが「横や後ろばかり見てる」のは
「キーチェックミスを心配してるのかな?恥ずかしいだけ?」と言ってたそうだけど

奥さんは、この当時はまだ、松藤さんとの「カラミ」を密になさっていた頃で
リハーサルや演奏後のミーティングでは、特に「槍玉」に挙げられがちでいらした(汗)
松藤さんを気にかけておられたんじゃないか?と申しておりました

この日3曲目の「氷のくちびる」では、甲斐さんがエレキギター演奏をなさるというスタイルで
…って、それは今も続けていらっしゃる訳ですが
後追いで甲斐バンドのライブ映像を拝見したボクには

「氷のくちびる」→「ポップコーンをほおばって」という、ライブ後半の王道のラインナップが完成するまでに
数年のタイムラグがあることが信じられないというか
「氷のくちびる」がリリースされる以前のセットリストに、逆に興味が湧いてしまいます(笑)

この映像の中で、長岡さんが、チラッとキーボードをお弾きになっているのを拝見して
そういえば、かつては甲斐さんが「吟遊詩人の唄」のイントロで、キーボードを演奏なさるので
マイクスタンドの前に立たれるまでの「時間調整(笑)」がおありだったという話を思い出したり

コーラスの声も初々しい(誉めてます)松藤さんが
2番の冒頭で吹いておられたリコーダーは「娘のヤツ(笑)」って、おっしゃっていたけど
この当時はまだ独身でいらしたんでしょうし
この初代の?リコーダーは、お買い求めになったものかな?(笑)と思ったりしていたんだけど

奥さんは、甲斐さんと大森さんが、ステージ中央に並んで立たれ
ギターを弾いておられるお姿に「これ!これ!やっぱ、こうでなきゃ!」と、大きく頷き(笑)
間奏が終わって、そっと後ろへ下がられる大森さんにうるうる…(苦笑)

エンディングのギター演奏では、腰を沈めて前屈の姿勢でプレイなさる大森さんと
激しく弦を掻き鳴らしながら、時折、左腕を高く掲げられたり
ギターを体の正面に構えてお弾きになったりと「煽り」全開の甲斐さん(笑)
「静」と「動」…対照的な感じが印象に残りました

演奏が終わると…大石さんの1ショット画面になり
「上手い!スゴイ!迫力!えー、そんな感じの甲斐バンドですけどもね
僕も1度、ステージを観たいなって気になって来たんですが…

えー、甲斐バンドについてでもいいし、コッキーについてでもいいですから
ご意見、ご希望があったら、どんどんハガキ送って下さい
送ってくれた方の中から、今週は、このステキなですね、甲斐バンドの『この夜にさよなら』
このLPを10名の方にプレゼントしたいと思います」

…と、現物を手に、ハガキ募集の告知をなさっていたんだけど
その宛先がクレジットされた途端「ん?ナンか見たことある…」と奥さん
当時のマネージャーでいらした武石さんが「裏切りの街角」発売に際して
「200人前後のミニコンサート」を企画されたのが
この「コッキーポップ」の本拠地「渋谷エピキュラス」だったと判明

まあ、当時、ランドセルを背負っていた(笑)地方在住のファンには
もちろん、手が届かないコンサートであったみたいですが…(笑)
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