グリンデルワルドの朝は、さわやかに晴れ渡ってくれました。 そうでしたこの村は北アルプスの麓の村、安曇村(現松本市)と姉妹都市を結んでいる村なんです。1972年(昭和47年)というから随分いにしえの話ですが、上高地を控えた日本の村とアイガーの麓の村の山岳観光が取り持つ縁談だったのでしょうか。 さあ~いよいよ「スイス絶景列車の旅8日間」の始まりです。
グリンデルワルト村はまさにアイガーの麓の村。 正面に見える岩山はアイガー東壁の荒々しさ。かの有名な北壁はこの村からは望めませんでした。今まで眺めてきたアイガーが後ろにこれほど大きく広がっている山とは思いもしませんでした。
午前8時、ユングフラウ三山を目指す旅人が三々五々駅舎に集まってきます。日本・中国・韓国かな。アジア色いっぱい。ここどこの国と思ってしまう。何故か東洋人ばかり。肌の白い皆さんはこんなに早い時間には行動を起こさないんだそうです。民族の違いってこんなところにも現れるのかな・・・なんてちょっとした驚きでした。