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ボストンマラソン(2014アメリカno19)

2014-08-10 | アメリカ

 

 曇りのち雨の天気予報が見事に外れて、ボストンは青空の拡がる朝を迎えました。 市民の憩いの場、コプリー広場のロマネスク様式トリニティー教会はこの町のシンボルだという。すぐ近く隣組みたいな所に(次の写真)立派な鐘楼を持つオールド・サウス教会。新島襄はこの教会で洗礼を受けたと聞きました。そして、マラソンのゴールラインも。

 

 

 2013年のボストンでは、まさにこのラインのそこで忌まわしいあの爆弾テロが発生したのでした。 コプリー広場にはご覧のような観戦スタンドが出来るのですね。

 1897年(明治30)から始まった歴史あるボストンマラソン。今年4月21日にもこのラインを多くのランナーが駆け抜けたことでしょう。私もそっと踏みしめてみるのでした。 

 栄えある歴代優勝者の名前がここに刻まれているそうです。日本人最初の優勝者は、田中茂樹(1951)そして山田敬蔵(1953)浜村秀雄(1955)重松森雄(1965)君原健二(1966)采谷義秋(1969)と続き、しばらくおいてから瀬古利彦(1981)(1987)を最後にもう誰もいません。日本男子マラソン界は誰がどこで走ってもイケマセン。ただ、市民ランナー川内優輝の名前が話題になるだけ。寂しい昨今です。

 探し当てました 1987 toshihiko seko JPN と印しています。他の選手の名前は見つけ出せませんでしたが、左上に tsuchida JPN 1.54.37 と打ってあるのをこのブログを書いていて見つけました。早速ボストンマラソンの歴史を調べてみると、ななんと 2007年から5連覇した車いすの部の優勝者土田和歌子。ガイドさんも添乗員からも何の説明もありませんでしたが、5連覇の偉業ぐらい少しお話しがあってもいいのに。調べた中にはこんなことも。心臓破りの丘で有名な山田敬蔵の優勝時のゼッケンナンバー1953は永久欠番とされているという。彼だけが付けられるこの番号で 2003年 4時間10分11秒で完走。1995年からは毎年出場し、2007年までに17回出場されたと書かれていました。しかも1998年から2001年まで70歳以上の部で4連覇。さてさてこの走りびとは、何歳まで走り続けたのでしょうか。

 教会の向かって右のビルはボストンのランドマーク 62階建て総ガラス張りのジョン・ハンコック・タワー、そのガラスに教会がきれいに写っています。

 

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