旅も11日目を迎え残りわずかな時間になってきた。
最後の島での観光、セイシェルで2番目に大きな島であり、人口も2番目に多い7500人が生活しているという「プララン島」にテンダーボートに乗って向かいます。
何台もの小型バスに分乗して観光の基地にやってきた。
ビジターセンターには1983年 (昭和58) に世界遺産として認定されている「ヴァレ・ド・メ自然保護区」の証が標示されていました。なお、この国にはもう一カ所ゾウガメの生息している4つの珊瑚島が構成している「アルダブラ環礁」が世界自然遺産として登録されているのです。
ヤシの葉で葺いている屋根かな。ここが公園への入口でした。
入口にこんな案内板があった。位置は島のほぼ真ん中、赤丸で囲ってみました。見学コースは3本あるとし、1,2,3時間コースと説明しています。公園の規模は東京ドーム4個分程度だというからそんなに大きな公園ではないようだ。
これがここの名物。ココ・ド・メール(フタゴヤシ)の実についての説明を受けます。世界最大のヤシの実は直径55cm、重さ20㎏にまで成長するといい、女性の下腹部に似たその独特な形状から、古来様々な欲説を生み出してきたというのです。てなことでここを「エデンの園」なんて呼ばれるとも聞く。
こちらは雄の種子、これも何かに似ているといわれるのです。
雄の実もやはりジャンボだ。
この森は密生する植物がとてつもなく巨大であることから「巨人の森」とも呼ばれているといいます。
ガイドさんの案内でまさに密林の中を歩きます。
木が生い茂っている中ですからフタゴヤシの撮影も難しい。その高さは30mにもなるといい、葉の大きさも5mにも達するという。枯れた葉っぱが垂れ下がっています。なるほど大きい。