知り合いのお通夜に行った。87歳とのこと。
「巨星おつ」という言葉が合うような気がする。
私が26歳で転職した最初の職場でこの方の奥さんにお世話になった。
当時奥さんは40代になったばかりの年齢で美しく聡明で
私にとってあこがれの存在だった。
賢とメリーのスカイラインに颯爽と乗っている姿が未だ脳裏に焼き付いている。
ご主人の話も良く聞かせて下さった。
私もそういう家庭を築きたいと目標にもなった。
奇しくもその息子さんとも縁があり、私がパソコンができるようになったのは
その息子さんのお陰。
私が退職する時は、わざわざ、ご夫妻で職場に来て下さり、
夫婦それぞれ私の退職の門出を祝っての自作の俳句の短冊を
プレゼントして下さった。臼杵の俳句の第一人者でもあられた方。
祭壇の遺影が白い歯を見せて笑っていてとても素敵だった。
改まった写真より遺影はこういう写真がいいなと思った。
俳句をされる方々など多くの方が喪失感に暮れているのでは
ないかと思う。ご冥福をお祈りいたします。
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