北海道の旅 その五

札幌に着いたのは夕方です
　牧歌風景から一転して都会の風景に
　ＪＲ札幌のビルの大きな☆の時計に感激
　　早速おのぼりさんで記念撮影　
　　　　
　ホテルにチェックインするためにトボトボと
　　途中に煉瓦の北海道庁です
　　　
　　煉瓦の建物って本当に味がありますね
　　
午後６時半。母校の北海道修大会の会場に
　この会の会長さんのお宅に泊めていただいたってことなんです
　この会長さんは
　今年北海道広島県人会も立ち上げられたんです
　
　こじんまりとした会でしたが
　修大を巣立って遠く北海道の地で頑張っている後輩たちの話は
　とても興味深く
　夜の更けるのも忘れて、楽しいお酒の会になりました

翌朝は早起きして真っ先にモーニングをすませて
　８時半に昨夜の後輩の一人が迎えてくれて
　中央卸売市場の見学です
　セリはとっくに終わっていましたが
　市場の中はまさに戦場のごとくに車が行き交っていました

　場外市場は蟹、蟹、蟹……
　味見だけでお腹いっぱいです
　お仕事があるという後輩と分かれて

いよいよ二人で
　札幌の街。散策と行きましょう　

　まずはＪＲタワーから
　ホテルに割引券があったのでちゃっかりもらってきました
　男の人ってこういうところが全然無頓着でダメですね
　
　ここの男性トイレはですね…
　うふふ、
　
　オットに撮って来てもらいました
　
　それから時計台に
　せっかくだから中に入ってみましょう
　
　入るとすぐに男の人が話かけてくれました
　何？？と思って聞いていると
　この時計台の説明だったのですね
　ボランティアさんかと思いきや、館長さんで
　これまた失礼おばです
　
　時計台の中はとても広かったです
　演舞場ですからね…
　
　次はお決まりコースのテレビ塔です
　
　どこまでも高い所が好きな二人です　

　そして、大通公園です
　まさかの土砂降りにあわてましたが
　ドンマイ！ドンマイ！すぐにあがりました
　
　雨のお陰で人通りが少ない公園です
　そこで面白いものを発見！！
　
　困ったカラスちゃんですね
　必死で芝生をはがしています
　翌日の朝刊にも載っていました
　カナブンの幼虫を食べているそうです
　
　そろそろ足が棒になりました
　
　オットが「頼むけぇ～乗ってくれ！」と
　しつこく言うものですから乗ってあげました
　
　札幌駅を出て、二条市場、大通公園　円山動物園から大倉スキー場を
　回って札幌駅に帰って来るコース
　約１時間１８分
　途中、車内アナウンス説明がありますし、乗り降り自由です
　最終便だったので乗ったまんまで
　　払ったのは２００円
　　
　　　バスの後ろです

　　足も少し休めました
　　さぁ～！！すすきの～！と行きたいところですが
　　チェックインの時
　　ホテルの居酒屋さんのメニューが
　　かなり気になったのでＵターンしましょう
　　
　　気になったメニューとは？？
　　長くなりましたので
　　次にいたします

北海道の旅 その四

二日目の夜は
　雲の上の温泉に行きましょう！と言われて
　　霧の山道を走ること15分
　　　標高約１０００ｍの温泉
　　　『吹上温泉』　
　　
　　　白銀荘は町営だそうです
　　　
　　　１００㌫温泉で大きな露天風呂もあります
　　　　曇っていて満天の星空とはいきませんでした
　　　
　　町営の温泉施設があって
　　町営の屋内プールがあって
　　町営のグランドゴルフ場がある
　　　

　　上富良野の町は住むにはいいところです
　　ただ、雪に埋もれる冬の間をどう過ごすか？
　　それが課題です！と言われました

　　雪は多い時で大人の腰の辺りまで積もるそうです

　　家のリビングの窓から
　　雲が厚くて丘しか見えません
　　　

　　　　
　　今回は見れないかも？！とあきらめていたのですが
　　ほんのつかの間でしたが
　　十勝岳連邦の全景が見れました
　　　少し噴煙があがっています　　　

三日目はあまり時間がなくて
　　『後藤純男美術館』は近くだからと１５分
　　　こちらでは１kmを１分で計算するんだそうです
　　　自動車もバスもです
　　　見渡す限りにまっすぐな道で信号がないから
　　　そんなもんかも知れませんね

　　
　　後藤純男さんて、失礼ながら存知あげませんが…
　　日本画の巨匠です
　　平山郁夫さんと経歴が全く同じだそうです
　　ありがたくも館長さんの説明をお聞きしてから

　　たまたま居合わせた名古屋からのご夫婦と
　　（ご主人が昨日、十勝岳登山をしてこられたそうです）
　　わぁわぁ言いながらの鑑賞は
　　これまた楽しいひとときでした
　　本来ならば、美術館は静かにしなければいけないのですが
　　他にだれも居られなかったものですから…　
　　それと、居合わせた奥さんが平山郁夫さんのファンで
　　瀬戸田にも来られたことがあるというので
　　話は盛り上がりますよ～
　　
　　平山郁夫さんの晩年の作品は
　　　ちょっとスモークがかかっているようであまりピンと来ないのですが
　　後藤純男さんの作品は
　　　まさに圧巻！これぞ日本画
　　　珊瑚の粒子で描かれた桜の絵などはもう言葉も出ませんでした
　　　ウン億円と言われても、素直にみんなで納得です

　　絵の中に引き込まれるという体験は
　　そうそう出来るものではありません　　
　　
　　お昼は富良野でミシュランで一つ星をとったという
　　お蕎麦屋さん『まん作』に連れて行ってもらって
　　　美味しいお蕎麦を堪能して

　　そろそろ富良野とお別れです
　　
　　家のご主人と一緒に札幌に向かいます
　　　奥様は朝の飛行機で東京に行かれました

　「またいつでも来てください！」の言葉を
　　鵜呑みにさせてもらってもいいのでしょうか？

　富良野と美瑛。いつかまた行ってみたい街です

北海道の旅 その三

富良野といえば
　『北の国から』のロケ地巡りが有名のようですが
　今回はそちらの方は置いといて…

　『青い池』は見た方がいいよ！ということで　
　
　　　
　曇り空なので
　ちょっとミルキーなコバルトブルーでした
　　ここはネットで評判になって
　　あれよあれよと有名になったんだそうです
　　シンプル過ぎる名前がそれを物語っていますね
　
　自然と言えば自然、人造と言えば人造
　　立ち枯れの白樺がいい味をかもしてます

　次はくねくねと丘を走って着きました
　「おぉ～！こんな小学校に通ってみたい！！」

　『美馬牛小学校』です　
　
　可愛い三角屋根と鐘。憧れますね
　そしてもっと驚いたのは、塀がないのです。オープンです
　遊び場も芝生というより草ですね
　
　そして近くに『拓真館』
　　　
　前田真三さんの写真ギャラリーです
　　これが写真ですか？！と触って確かめたい程に
　　奥行きのある写真にうっとりです
　　美馬牛小学校は被写体としては最高です

ここは富良野とはちょっと外れて
　美瑛というところです

　こちらに来てこの地名を初めて知りました
　富良野のなだらかな丘も素敵ですが
　のりたまは
　この美瑛の景色に惚れました
　富良野よりもう少し小高い丘が折り重なる様と
　時折ぽつりと立つ木の姿に
　
　写真を撮るのも忘れ
　車窓から見とれてしまいました
　
　出来るならば、車を降りて
　なだらかな丘道をのんびり歩いてみたかったです

　　それが、この旅で
　　ただひとつだけ心残りに思うことです

　その風景たるや
　日本の原風景というには
　あまりにも美しく淋しいものでした　　　

北海道の旅 その二

富良野の二日目は
　ご夫婦と一緒に車に乗り込んで

　さぁ～！！どちらに連れて行ってもらえるのかしら？

　　
　　　　
　　　　これは麦稈ロールかしら？
　　　　　それとも牧草ロールかしら？
　　　　　
　　　　　のどかな風景が果てしなく続きます
　　
　　　　
　　　　　お豆さんを刈り取って乾燥中です
　　　　　　豆ニオって言うんですって
　　　　　　ちょっとおしゃれで楽しい風景です

　
　　　　もちろん、お花畑も半端ない広さです
　　　　パッチワークです
　　　　
　　　　今は
　　　　ケイトウ、サルビア、ダリアなどが頑張っています
　　　　
　　　黄色い花はマリーゴルドだったかな？
　　
　　　　ひまわりも残っていました
　
　「お昼はカレーにしましょうね！」と
　　朝から聞いていました
　　
　　広大な畑の真ん中に
　　　
　　味のあるお店が建っていました
　　　『あぜ道より道』さんです
　　　待たずに入れるのは珍しいそうです

　　　　
　　　

　　　　ここはベーコンカレーが大人気だそうですが
　　　　ベーコン（手作り）が無くて
　　　　仕方なく野菜カレーにしました
　　　　が
　　　　さすが、人気店とあって美味しい！！
　　　　野菜もそれぞれの調理法が違っていていいですね
　　　　サラダのドレッシングも家庭的でグッドです
　　　　サラダだけでお腹いっぱいになる量です
　　　　この日のデザートは　
　　　　富良野メロンでした
　　
　　　　このあと、ふらのプリンが大好きという奥様の
　　　　要望で
　　　　住宅街にぽつりんとありました
　　　　　
　　　　　のりたまもプリン好きですから
　　　　　　超、嬉しい！！
　　　　　
　　話してたら、奥様と食べ物の好みが合ってて
　　美味しさにハズレがないのです
　　こういうのって、いいですよねぇ～

　　　お互いにカスピ海ヨーグルト愛好者だったことから
　　　食べ物の話しは始まりました
　　　　　　

北海道の旅 その一

夕方、北海道から帰ってまいりました

　楽しみしていた紅葉は
　残念ですが
　まだ見ることが出来ませんでした
　いつもよりかなり遅れているとのことでした
　
　広島空港を１０時４０分に出発して
　上富良野に着いたのが夕方の５時前ですから
　ずいぶんかかりました

　途中の駅でみんなして
　列車のシートの向きをひっくり返したのですが
　それこそどっちに向いて進んだものやら

　旭川駅も
　わずか１０分間での乗り換えで
　駅の雰囲気すら味わえず、残念です

　
　　上富良野の駅です

　　想像していたのよりずいぶん地味でした

　知人宅は
　　想像をはるかに越えた
　　夢のようなお宅でした

　　着いてすぐに家から５分走って
　　温泉に…
　　十勝岳から湧き出る１００％の掛け流し温泉で
　　露天風呂もありで
　　旅の疲れも吹っ飛びました
　　奥様の手料理も美味しくて
　　幸せこの上なくて
　　すっかり意気投合させていただきました

　翌朝はあいにく曇り空
　朝食前にお散歩に行ってきます
　　日の出公園まで歩いて１５分
　　

　　　
　　　
　
　　『６０歳のラブレター』の
　　最後のシーンの舞台になったのだそうです
　　ここにラベンダーが咲き乱れている風景を
　　想像しただけで
　　胸がいっぱいになります
　　
　　来年に向けて
　　しっかり手入れがされてます
　　
　　その昔に十勝岳の噴火で出来た丘陵地
　　その自然を観光に生かそうとしている
　　地域の人たちの苦労話しをお聞きして
　　
　　『北の国から』でしか知らない
　　富良野の町を
　　もう少し知りたいと思いました
　
　北海道の旅、少しお付き合いください
　　　　　　

準備真っ最中です

お客さんにもらった栗。
　お昼休みに皮をむいて
　
　帰って、栗ご飯を炊きました
　
　　今年のお初です

先ほど、お友達にもらったいちぢく。
　甘くて美味しい
　
　でも、置いとけないので
　ジャムにしました
　このジャムはおみやげにします

明日の今頃は富良野におる予定です

　オットの友人宅です
　でも、のりたまは全く面識がないので
　嬉しさ半分、不安半分のドキドキバクバクです

　パジャマは持って行くものかなぁ～？？なぁんて
　心配から始まって…

　大丈夫かい？私
　
　今はノブエさんも元気
　実家の二人もなんとか落ち着いている
　
　初めての北海道です
　北海道がどっち向いてるのかわからないけれど
　ちょっくら行ってきます

ヘクソカズラ

可憐という表現がぴったりなお花
　　
　　そんなに珍しいお花ではないんです
　　街路樹の間やフェンスに
　　ひっそりとたくましく
　　巻き付いて咲いています
　　今は花も茶色い実も付いています

　あぁ～～！！それなのに
　　なんでもって
　　『ヘクソカズラ』などという
　　　品のない名前がついたんじゃろ？

　有川　浩さんの
　『植物図鑑』の中の一話
　　　の中に出てくるお花

　　草を刈るときに悪臭…とな？
　
　昨夜、きれいなお月さまを見ながらの夜ウォーキング中
　
　いつも、止まってオットが腕立てをするスポットで
　ふと、そのヘクソカズラがあったのよ
　
　茶色の実を手に取って嗅いでみた！
　なんも臭わないよ
　指で潰して、嗅いでみた！

　　あははは……！うふふ……！
　　笑いしか出てこんかったよ

　オットにやってみてと言って茶色い実を渡した

　　こらぁ～！！と笑いながら怒られた！

　興味のある人はどうぞ一度やってみてください
　
　　名前をつけた人を尊敬します