星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

細坪基佳 LIVE 2014~大阪大丸心斎橋劇場 その5

2014-07-25 15:59:58 | 細坪基佳

今年でデビューして40年になります

会場から温かい大きな拍手が

細坪:おめでとうの拍手より、ロビーに出たら皆さんの真心を見せる場があります。

とかとかってことですよね、坪さん ところで、こうゆうセールストークを坪さんは、どこで覚えてきたの?今まではなかったような気がするんですけど そういえば、次のライブの告知なども、するようになりましたよね。どなたの入れ知恵か、もとい影響か気になる所です)

 

細坪:3~4週間前になりますが、俺の故郷の沼田でコンサートをしました。(※6月21日)

    沼田町の開拓120年と俺の40年をかけて、一緒にやってくれたんだけど、嬉しかった

    町長さんが、120人の町民の合唱団を用意してくれたんだ

    前にも沼田でコンサートをした時に、合唱団があったんだけどね、その時の平均年齢が〇#△で、それで今回は子どもたちも一緒にってリクエストをしたんだよ

    小学生とか子どもたちのコーラスは、震えたね だって、未来の声なんだよ

    (感動的なお話をされていた坪さんの周りで、ハエが飛んでいるように見えたのは私の気のせいかしらね 飛蚊症かもね、失礼しました

    子どもたちのコーラスにすっかり魅了されちゃった坪さんだったようですが、当の子どもたちは坪さんのお歌には興味がなかったようで、コンサートの途中で飽きてしまって、途中退席してしまったようですよ まあ、しょうがないですよね

 

細坪:次の曲は、石狩川を思い浮かべて作った歌だったんだけど、石狩川だと思ったら、実は雨竜川だったんだよ

 

とまあ、大阪の人にはチンプンカンプン、どっちゃだってエエねん的な超ローカルなお話をされた細坪さんでした

 

ここで、私からの一口メモ

石狩川というのは、北海道の母なる川と呼ばれていましてね、あの広大な石狩平野を作った川です。流域面積は全国2位、長さは全国3位でございます

大雪山系に源を発して、そこから沢山の川と合流しながら、沢山の町を流れて、石狩湾へと注ぐのでございます

雨竜川は、空知川に次いで2番目に長い支流でございます

札幌を流れる豊平川も石狩川の支流でございます。

雨竜川は、滝川と雨竜の町堺あたりで石狩川と合流するので、坪さんの故郷のあたりでは雨竜川だったのですね。とはいえ、雨竜川も立派な大きな川なんですよ

ちなみに雨竜(うりゅう)は、アイヌ語からきているらしいのですが、アイヌの伝説の怪鳥フリューからきているっていう説もあるんですよ

 

流れゆく河のほとりで

久保田さんのピアノと坪さんのギターで

ピアノのイントロと、ギターのチロチロしたアルペジオが、川の水面の煌めき、キラキラした感じがして、とっても素敵でした

 

この曲は、ふきのとう時代のアルバム『SKETCH』のバージョンが、一番耳馴染があるのではないでしょうか。河は、川ではなく河を使っているところに、坪さんの意図があるんですよね、きっと。

壮大なアレンジが、大河の様にゆったりと流れる川をイメージさせます

 

私のオススメは、ふきのとうの『ever last』に収録されているバージョンで、この日のライブのアレンジ、雰囲気に似ている感じがしました

ピアノをメインで歌っているところで、青年の孤独・寂寥感、切なさがしみじみと感じさせられます その中にも、明るい希望、温かみを感じるのは、坪さんのノーテンキな声(by鉄矢さん)のせいかしら

 

 

そして、鈴木の康さんと細坪さんの二人で作ったアルバム『四月になれば僕らは』の、二人でのアカペラバージョンも素敵です

『四月になれば~』の方は、康さんがメインヴォーカルなので、雨竜川というより多摩川に聞こえますけどね

 

 

この日の歌を聞きながら思い出した風景があったので写真を紹介しますね

2012年8月に北海道へ行った時の、sUnさんの故郷へ行く途中、大狩部という所から見た夕焼けです

川ではなく太平洋なんですけどね

広い空と、夕日に照らされる水面 

何も言わず、ただじっと風景を眺めていた、静かな時間が流れた、そんな思い出があります

 

 

 

 

 

 

 

太陽がすっかり沈んでしまってからの方が、空が雲が真っ赤に染まるのは、不思議ですね

 


細坪基佳 LIVE 2014~大阪大丸心斎橋劇場 その4

2014-07-25 11:42:41 | 細坪基佳

望み

細坪さんのギター1本の弾き語りからスタートしました。(アルバム『Nature of year2006』バージョンのかんじ

 #それぞれのきせつにーーそれぞれのじんせい って所から、久保田さんのピアノがIN

ギター&ピアノでの望みは、私的に珍しかったので、ちょっとお得な気分になりました

お得だなんて、軽く言ってしまいましたがね、サビのところのピアノは、とっても格調高く素敵でした

ちょっと今まで聞いてきたどの望み にも当てはまらない感じで。。。

 

久保田さんのピアノを聞き始めた頃は、まだコードを押さえるのに必死というかコードしか弾いていない感じでしたが、回数を数えるごとに、ピアニスト・久保田さんに見えてきました

この日の久保田さんは、ピアノの貴公子/リチャード・クレーダーマンにも見えましたわよ

 

ピアノも素敵でしたが、コーラスも素晴らしかったです

特に、アカペラになる所が、もうググッときてしまいました

 

私が持っている望みが収録されているアルバムは、『洋燈と~』『Nature of year2006』『ベストDear old friends』の3枚です

それぞれに収録されている望み は、それぞれに個性があって、どれが一番好きとは選べないのですが

『洋燈と~』では、西海岸風のキラキラしたイントロとキャワユイ声の坪さんが天使の様で、もう そして高い声でコーラスをしているツルさんのお声も天使の様です

『Dear~』は、バンドバージョンで、音も多彩ですし、コーラスが分厚くてカッコイイです。うぅぅ~アァァァ~~、もうそれだけでご飯3杯イケちゃいそうです

でも、どれが一番か選べという究極の選択を迫られると、私はこの日を選ぶかな

坪さんの歌声は、モチノロンロンで素敵だったのですが、坪さんを下から支える久保田さんの歌声が、カッコイイというか、自信にあふれているというか

 

お二人の歌声が、音符になって天井から降ってくるというか、「幸せのミストシャワー」って感じでね、ほんと最高でした

歌声が、天から降ってくると云いましたが、実は拍手の音も、雨のように降り注ぐように聞こえました

心斎橋劇場の音は、フェスティバルホールに、全然負けてない様な気がしましたよ

 

 

細坪:コンサートで一番盛り上がっている場所で、今日ピアノ・ギター・マンドリンと、沢山のサポートミュージシャンに来てもらっていますが、代表してマンドリンの久保田さんに御挨拶を

 

久保田:今日はお弁当を用意してもらっていたのですが 5種類ありまして、僕は海鮮焼きそば弁当を選びました。ナント焼きそばと同じ量の白いご飯が入っていましてね。こっちの方では、コレが普通なんですよね

(普通に全部、食べれます?なんて、小さな声で会場の人とコミュニケーションを取っている久保田さんが、可愛かったです 「若い方は、食べれるんでしょうね」by久保田 なんてちょっと会場を敵に回す発言も、ご愛嬌でしたよ

 

細坪:俺は酢豚 野菜なしの酢豚だけ ピーマンも入ってないの

(ほんとかな~?ひょっとしたら入れ忘れ こんど、本当にお肉だけの酢豚かどうか調査してきますね

 

 

風来坊

みんなと一緒に歌う恒例の曲です

 #歩き疲れて立ちど~~まり 振り向き振り向き来たけ~れ~どー

細坪:この2行だけ覚えて歌ってね 他の所も一緒に歌っても良いけど、私の邪魔にならないように歌ってね

 

坪さんのギター&Vo、久保田さんのマンドリン&Co、そして会場のCoでした

坪さんが、どんどん煽るので、会場の歌声もどんどん大きくなり、声に釣られて拍手の音も大きくなっていったような気がしました

1曲終わって、私も心なしか額から汗が 息もぜぇぜぇ

 

そんな会場の人の様子を見てか、坪さんから、こんな声を掛けて貰いました

細坪:この後は、ゆっくりマッタリしてくれていいよ。静かな歌を歌うから寝ててもいいよ 派手な曲だな~って思ったら、そろそろ終わりだから、寝ている人をそっと起こしてあげてね

 

もちろん私は、どんなに静かな曲だって、寝るもんかって思いましたけどね