ライブの方もいよいよ佳境に入ってきました。みなさん、もう少し、私にお付き合いくださいね
前半は、白シャツに黒っぽいベストだった馬場さんが、白ジャケットの伊勢さんに対して、黒っぽいジャケットで登場
今日は、新しいユニットのデビューだったけど、コンビ名はどうしよう?
馬場:・・・・・・・・・
伊勢:ほら、コブクロとの・・・ババコブ(ちゃんとチェックして下さっていたのが嬉しいやら、驚いたやら)
馬場:バ・・・・・・いや、・・・・・(馬場さん的には、ババを先に持ってきちゃイケナイって気遣いでしょうか?)
伊勢:ハイハイババ (そいうえば、野球チーム名の時も、伊勢さん、サイババとかなんとか言ってたよナ~)
コラボ名は、次の機会までにってことで(会場からは、次もあるんだねっていう意味も込めて、盛大な拍手)
ユニット名募集中ってことです。みなさん、奮って応募して下さい(ラジオとかファンメールとか)
22才の別れ
伊勢さんが、初めて作詞作曲(作詞はそれまでもしていたけれど)したのは、「なごり雪」で、「なごり雪」をレコーディングした時に、あ~、良い曲できたなーって気分が最高に高揚して、それで調子に乗ってその日の晩に出来たのが22才の別れ
そのことを某お口の悪い千春さんに云ったら、「オマエの才能も、その2日で使い果たしたな」って言われたそうですよ。
そんなこと、ないですよね~、失礼しちゃうわ
馬場さん、何か言いかけて。。。あの、あのいいですか?すみません伊勢さん、僕に2分お時間をください。あの、手短に話しますから
と、手短な馬場さんのお話を更に手短に要約しますと
子どもの頃、馬場さんのお隣には、おじさん夫婦が住んでいて、馬場さんのは男3兄弟。おじさんのには、3姉妹。おじさんちには、女の子しかいなかったので、おじさんがよくキャッチボールの相手をしてくれたりとても可愛がってくれていた。(2つのお家なんだけど、大家族みたいな感じ)
或る日、おじさんが突然亡くなってしまい、おばちゃんは小さな子ども3人を抱えて暮らしていかなきゃならなくなった。
いま考えると、おばちゃんはまだ30代で、いまの自分より若くて。おばちゃんは、スーパーオーディナリーだったんだって話でした。
馬場さんの話しは、たしか、2分では終わらなかったと思います。
ということで、コラボ曲はスーパーオーディナリー
伊勢さんは、マラカス(手の中にスッパリ入るタイプ)を振っていました。やや字余り気味で、歌いにくいところも、しっかり伊勢節で聞かせてくれましたよ
歌詞の中に、「選手が全員入れ替わっても きっと巨人を応援するっておもう」ってところがあるのですが、巨人のところを【阪神】と大きな声で歌う会場の人たちに、私はビックリ
最後の曲ですささやかなこの人生
この曲は、明るく爽やかポップなイメージだったのですが、オールスタンディングで、ややロック調 おまけにみんなで大合唱パターンになっていたので、またまたビックリ
私のお隣の男性は正やんファンだったのでしょうか、ノリノリで大きな声を張り上げて歌っていましたよ
盛り上がりが最高潮になって盛大な拍手の嵐 そのまま、アンコールを求める拍手へ
ステージには、伊勢さんグッズのTシャツに着替えたお二人が現れました。
手には、この日のために作られた限定グッズの扇子
扇子は、濃紺の生地に、ギターととが、細かくドットのようにプリントされています。
ギターは、伊勢さんと馬場さんの共通で、は伊勢さんを表している様です。(デザインby馬場 「気を使いました」とついポロリ)
伊勢さんのフライフィッシング通は有名ですものね。野球のボールとバットは、馬場さんを表していたようですが、馬場さんのリサーチには、伊勢さんの野球好きがヒットしていなかったようで、ちょっと残念でした
ちなみに気遣いの馬場さんは、この日の限定扇子と伊勢さんのグッズの扇子と2つ手に持って登場してましたよ
馬場:アンコール、ありがとうございました。この日のために、二人で曲を作ってきました。焚火のうた といいます
せっかく伊勢さんと一緒に出来ることになったので、この日1日だけではなく、準備の間も何か繋がっていたくて。。。みたいな話で
馬場:人間が1個の木だとして、枯葉だとか折れた枝だとかもあって、そんな枯葉や折れた枝も集めて焚火にして燃やすと暖まる。みたいなことを便箋3枚に書いて、伊勢さんお願いしますぅ
伊勢:それでね、俺はそれから一生懸命考えて、曲を作ったんだよ
「サビのところをみんなで一緒に歌いたいと思います」ってことで、2回ほど練習しました。
歌詞は、ステージのスクリーンに映し出されたのですが、みんな初めて聞く曲なのに、スラスラーと歌えちゃって、スゴイです
みんなで歌った歌詞はこんな感じです。 いつもいつも ありふれた時の中で 愛の灯火を 君と焚火と過ぎた日々
海風
やっぱりね、海風を歌わないとしまりませんね
鳴り止まぬ拍手 拍手 拍手
サポートの3人さんは、ステージから降りてしまって、ステージに残ったのは伊勢さんと馬場さんの二人だけ
深々とお辞儀をして、目に入ったのはギターということで、気をよくした二人は、その場でコソコソ打ち合わせをして、急きょもう1曲、歌ってくれることに
伊勢:僕の中で、もっとも馬場君よりの曲 そんな暮らしの中で
終わって時計を見ますと、10時
えぇーーー、10時 3時間半近くもやっていたってことですか 休憩なしで
ほんと、あっという間でした。
馬場さんも伊勢さんも、ほんと楽しそうで、幸せそうで、その笑顔を見てるだけで、私も幸せな気持ちでいっぱいになりました
コンサートでの馬場バンドの馬場さんも素敵ですが、ベテランバンドマンさんの中にいて、いつもとは違うミュージシャンスイッチが入った馬場さんを見るのも楽しかったです。
どの曲だったかな~、伊勢さんとのコラボ曲の時で、間奏でまたもや細井さんのハーモニカが炸裂した時があって、馬場さんがさっと細井さんのキーボードのところへ移って演奏されていたりとか
いつものシンガーソングライター・アーティストの馬場さんではなく、心から音楽を楽しんでいるミュージシャン・馬場さんのような感じ
短い付き合いの中で、馬場さんを覆っているベールのようなものをスッと剥がした伊勢さんの人間力の素晴らしさ
いまも昔も、たぶんこれからも生き続ける楽曲というのは、こういう素敵な人から生まれて、素敵な人たちに育まれていくんだな~なんて思っちゃいました
とっても素敵なコラボだったのに、残念ながら今夜で解散宣言があり(フツーの男に戻ります)とっても残念だったのですが
先日、伊勢さんと馬場さんの焚火の思い出・意見交換があって、焚火の種火が消えていないことが確認されたそうです
おかしいなぁー、たしかステージを去る時に、焚火の火が完全に消えていることを確認していたはずなんですが
いやいや、まだ種火が残っているという事は、またどこかで焚火パーティーができるってことですね
いつの日になるかはわかりませんが、その日が来ることを楽しみにしてましょうね