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気まぐれ日記。

安田記念の回顧(まとめ)

2019-06-02 17:26:55 | G1
インディチャンプ初のG1タイトル!!
能力とか体調などの云云もあるが、最大要因は内枠で先行できたことだろう。
馬場を考えれば、アエロリットの逃げは決して速くはなく、位置取りでは内枠先行勢が断然有利で、
その中で今回は一番強かったインディチャンプがゴール前に粘るアエロリットをきっちり差し切ったという事だろう。
この春の東京の馬場は特殊とも言える超高速馬場であり、個人的には優越を決めるに相応しくない条件と思っているので、
この馬がマイルの王者(一番強い)なんて到底思わないが、一応、トップレベルの1頭である所は見せた。
そんなところだろう。

2着アエロリットは昨年と同様、ヴィクトリアマイルで不発に終わってからの巻き返し。
今年も2着止まりだったが、今回は少し貯めを効かしての作戦も見事で力を発揮!!
脆さもあるが能力は高いものを持っているし、それを示した。

3着アーモンドアイ直線踏み遅れている感じもあるし、そもそもが外枠は不利でもあったし、
それでタイム差なしのクビ+鼻差だから実力は示しているし、負けて強しの内容ではある!!
それでも馬場や枠順、展開によっては勝てないのが競馬。
特にこの特殊馬場ではそれが起きやすいという事だろう。

人気の一角ダノンプレミアムはゴール後に馬体故障
鞍上が下馬した。
この故障の原因が何かであるかは別にしても、最終追い切りがあまりにも軽すぎる時点で胡散臭い印象があった。
1週前には速いタイムで追い切っているから、その上での調整しての追い切りだろうが、
それがいつものダノンプレミアムの調教パターンならばそれで良いがそうでないだけに、
個人的には出来に不安を感じずにはいられなかった
もちろん、レースごとに馬の体調は違うわけでそれを踏まえて調教するのが、調教師の腕の見せどころではあるが、
基本的には厩舎ごとに調教パターンというのがあるし、またG1となれば、特に牡馬ならば最終追い切りは
ある程度はタイムを出して臨むのが一般的だし、だいたい好結果が出るのだと思う。

もちろん、自分は素人の立場での感覚的なことを述べているが、それでも競馬をそれなりの期間見ている中で、
特にG1というのはそれなりの臨戦過程というのがあって、特別なことをすると良い結果は出ない
負けて続けている馬が何かを変えようとする場合は別だが、ダノンプレミアムはそういう馬ではない。
まともならばアーモンドアイとガチンコ対決ができる素材だと思っていただけに、諸々含めて、直線沈むシーンは残念であった。

レース全体としては勝ちタイムはこの馬場なら当たり前の1.30.9
申し訳がないが、実力で見劣るグァンチャーレが内枠先行でギリギリまで粘っての4着になれてしまうようなレース
レースレベルは低いというか、ノーカウント(参考外)という事で良いだろう。
多くの馬が秋のマイルCSを今後の目標にするのだと思うが、今回は全く参考にならないレースである。


連対馬の傾向
2着アエロリットはさらにさらに残った馬4頭のうちの1頭でイチオシだった。
インディチャンプは残せなかった。

今春の東京G1は特殊なので、例外としたいのだが...

(5)3歳以上のG1連対実績馬を除き、前走、京王杯を除くG1以外の芝レースで4着以下

(5)3歳以上のG1連対実績馬を除き、前走、京王杯を除くG1以外の芝レースで4着以下。
 ただし、今年のマイル重賞勝ち馬で前走、4着馬は除く。
 
   
3着馬の傾向
アーモンドアイは前走海外で対象外。

オッズバランス編
特になし。


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