オッズバランス編。
上位人気が予想される馬を中心に寸評。
主要ステップの毎日王冠組から。
1着エイシンヒカリ。
開幕週の良馬場。
重賞だったら1分44秒台は普通に出なければいけない馬場状態だったはず。
特にG1を狙う馬のステップレースである。
しかし、結果は重賞としては超スローの前残りの展開。
それを逃げて勝ったのがエイシンヒカリで勝ちタイムの1分45秒6は凡戦を意味して価値はない。
9戦8勝と底を見せていない余地はあること。
またアイルランドTではある程度飛ばしながら、今回と同じ東京2000mを1分58秒3。
しかも直線で外に大きく逸走したロスがあってのモノ。
まともに走れば一応、高速決着に対応できる下地がある可能性は有る。
しかし、一応、今回はG1。
相手が強くなって、さらにマークは厳しくなるはずで、初G1では今回は厳しい部分は多分にある。
特に前走勝って上位人気の一角になるはず。
オッズバランスは悪い。
2着ディサイファ。
前走で1番まともな良いレースをしたのはこの馬だろう。
エイシンヒカリは捕まえなかったが、直線しっかり伸びて2着。
今年に入ってからの成績は安定しており、今までよりは強くなっている感じはある。
また、元々東京巧者でもあり、東京2000mは条件は悪くない。
前走はエイシンヒカリとは斤量1キロ増だったし、同斤量の今回は展開一つでエイシンヒカリとは互角だろう。
それを考えれば、たぶん今回も伏兵程度の人気だろうからオッズバランスは良い方だろう。
ただ、そうは言っても、これまでの実績からG1では厳しいのではないか?
当たり前だが、相手の出来次第だろう。
3着イスラボニータ。
位置取りからしたら、G1馬の格を見せて勝っても良いようなレース。
それを2着も確保できずにディサイファに刺されたのは不甲斐ないイメージが残った。
ただ、長期休養後。
基本的に試走だったはずで、まだ本来の力は出していないと想像はできる。
それを考慮すれば、上積みが期待される今回はメンバーから見れば、格上の存在の1頭。
どの馬にも言えることかもしれないが、相手には恵まれた1戦。
当然勝ち負け候補だろう。
ただ、結果的に近3走のJC、中山記念、毎日王冠はG1馬としては物足りない敗戦が続いており、
不安要素も大いにあるのも事実。
取捨選択は慎重にしないといけない馬だろう。
5着トーセンスターダム。
3歳時のクラシックは冴えない結果に終わったが、皐月賞、ダービーは順調度を欠いていた部分がある。
菊花賞は長距離のしかも高速タイムでの決着。
条件が合わなかった部分がある。
そのあと、朝日CCは快勝。
明け4歳の今年は春シーズンは豪州のG1で2着と善戦した。
宝塚記念は海外遠征帰り直後だし、いろんな意味で特殊なレースなので参考外にしても良い意味はある。
一応、敗戦にはそれなりの理由があり、そして今回はステップレースを叩いて順調に挑めるレース。
あながち弱いとは言えない可能性は秘めている。
ただし、除外対象のようだが...
6着アンビシャス。
致命的な出遅れが最大の敗因。
その上にスローペースの後方からでは勝負に参加できないまま終わっただけ。
たぶん、出遅れた時点で勝ちに行くことはしなかっただろうし、参考外で良いだろう。
ダービーも回避して春からここに目標を絞っていた。
一応、底は見せていないし、切れ味もある。
斤量が軽い3歳馬。
可能性は秘めている。
ただ、恐らく穴人気だろうから、その点が微妙である。
7着ステファノス。
春は香港G1で2着。
前走も展開がすべてのような内容。
一応、4歳を迎えて力を付けている部分は感じられる。
しかも、前走、負けて賞金加算できずに、登録馬の状況によっては除外になる可能性もあったが、
幸い出走可能になった幸運もある。
基本、差し追い込み一手だから、あとは展開が恵まれるか?と底力がどこまで有るか?
8着クラレント。
スタート一息で前に行けなかったのがすべてだろう。
東京巧者は春の安田記念でも改めて証明。
距離は不問な部分もある。
ただ、2000mのG1ではさすがに厳しいと考えるのが妥当だろう。
特に勝ち負けという部分では厳しいだろう。
9着ヴァンセンヌ。
マイルを中心に使ってきたが、今秋は距離を伸ばしてきた。
ただ、前走だけでは判断は早計かもしれないが、直線まったく伸びずに惨敗はとても感じの悪い負け方。
そもそも距離が伸びて良い感じもしない。
苦戦必至か?
恐らく、このあと元のマイルに戻してマイルCSに...で人気がなければ買う馬だろう。
10着スピルバーグ。
こちらも同様に前走は展開がすべてで参考外で良いだろう。
今年は海外遠征前の叩き台の大阪杯は不良馬場。
海外遠征は諸々適正がなかったという事でに参考外にできるし、今年の3戦とも力が出せていない部分はある。
東京がベストの馬であることは戦績を見れば一目瞭然。
結果的に前走が惨敗なので、今回もそんなに人気にはならない可能性がある。
去年の勝ち馬であり、一変があって不思議はない。
ただ、逆に3戦とも不振では、去年がピークの可能性も...
末脚不発も十分に有り得るだろう。
もう一つのステップレース、京都大賞典組から。
1着ラブリーデイ。
宝塚記念を勝ちG1初制覇。
しかし馬場や展開、ゴールドシップなど他馬が走らなすぎの部分など、単に実力勝ちとは思い難いモノだった。
それだけに休み明けで叩き台。
他馬より重い斤量58キロ。
距離も微妙など、不安要素も多々あったから、どうなるかと思ったら、ポジション取りの良さもあったが、
力でねじ伏せた内容で完勝だった。
タイムもまずまずG2レベルとして合格のモノ。
今回は叩いた上積みもあるだろうし、斤量互角、距離短縮で2000mはベストとも言える距離。
プラス材料が揃った。
あとは主に毎日王冠組との力関係だが、今の勢いならば引けを取る部分はない。
ただ、それ以前の弱い部分をずっと見てきた馬だし、前走は見事な切れ味を見せたが、
本質、切れ味勝負の馬ではないだろう。
切れ勝負になったら勝ち切るのは厳しい面はあるだろうし、なんだかんだ言ってもまだ疑う余地はある馬であると思う。
川田が騎乗停止で浜中?への乗り替りはそれほど大きな問題はないだろう。
いずれにしても恐らく1番人気を争う馬。
まだ危険性を含んでいると思うので、オッズバランスは悪いと思う。
3着カレンミロティック。
ラブリーデイに完敗。
軽い馬場でのG1の2000mでは厳しいだろう。
6着ワンアンドオンリー。
良い所なく完敗。
今年はドバイ遠征で3着善戦はあるが、国内では菊花賞以降、冴えないレースが続いており、
スランプに陥ってしまった。
そもそもダービーはかなり恵まれたレースで凡戦を制したので、G1級の能力には疑わしさもある。
あとは奇跡的な変わり身があるか?
その他。
サトノクラウン。
菊花賞を回避してこちらに路線変更。
一応、不利を受けた皐月賞は着差ほどの負けではないし、ダービーもドゥラメンテが強すぎたが、
0.3秒差3着は善戦している。
クラシックをハイレベルなレースで上位争いをしている3歳馬は天皇賞・秋でも実績を残しているから、
サトノクラウンも能力的には十分に戦えるだろう。
特に先述した古馬勢は例年の事を思えば相当にレベルの落ちたメンバーだと思う。
力を出せば普通に勝って不思議ないはず。
ただし!!
詳しくは知らないが、おそらく本当は毎日王冠を使う予定だったはずで、
何らかの事情で回避したことは何かしら順調度を欠いたのだろう。
予定の行動にしても休み明けぶっつけはブエナビスタやジェンティルドンナなどの超一流のG1馬でないと
勝ち負けは厳しいのが天皇賞・秋の歴史でもある。
結局、まだG1は勝っていないサトノクラウンのレベルではぶっつけのローテーションは極めて苦しいと考えるのが妥当だろう。
また、1番人気を争う可能性は十分あるはずで、オッズバランスは悪いだろう。
ラストインパクト。
こちらもぶっつけは厳しい。
おそらく距離からしてもここは勝負所ではなく叩き台?
また、昨秋はかなり力を付けてイメージだったが、今年に入ってのレースは物足りない。
不振も気になる。
いずれにしても賞金的に出走できるか不明だが、目標はJC、有馬記念ではないか?
上位人気が予想される馬を中心に寸評。
主要ステップの毎日王冠組から。
1着エイシンヒカリ。
開幕週の良馬場。
重賞だったら1分44秒台は普通に出なければいけない馬場状態だったはず。
特にG1を狙う馬のステップレースである。
しかし、結果は重賞としては超スローの前残りの展開。
それを逃げて勝ったのがエイシンヒカリで勝ちタイムの1分45秒6は凡戦を意味して価値はない。
9戦8勝と底を見せていない余地はあること。
またアイルランドTではある程度飛ばしながら、今回と同じ東京2000mを1分58秒3。
しかも直線で外に大きく逸走したロスがあってのモノ。
まともに走れば一応、高速決着に対応できる下地がある可能性は有る。
しかし、一応、今回はG1。
相手が強くなって、さらにマークは厳しくなるはずで、初G1では今回は厳しい部分は多分にある。
特に前走勝って上位人気の一角になるはず。
オッズバランスは悪い。
2着ディサイファ。
前走で1番まともな良いレースをしたのはこの馬だろう。
エイシンヒカリは捕まえなかったが、直線しっかり伸びて2着。
今年に入ってからの成績は安定しており、今までよりは強くなっている感じはある。
また、元々東京巧者でもあり、東京2000mは条件は悪くない。
前走はエイシンヒカリとは斤量1キロ増だったし、同斤量の今回は展開一つでエイシンヒカリとは互角だろう。
それを考えれば、たぶん今回も伏兵程度の人気だろうからオッズバランスは良い方だろう。
ただ、そうは言っても、これまでの実績からG1では厳しいのではないか?
当たり前だが、相手の出来次第だろう。
3着イスラボニータ。
位置取りからしたら、G1馬の格を見せて勝っても良いようなレース。
それを2着も確保できずにディサイファに刺されたのは不甲斐ないイメージが残った。
ただ、長期休養後。
基本的に試走だったはずで、まだ本来の力は出していないと想像はできる。
それを考慮すれば、上積みが期待される今回はメンバーから見れば、格上の存在の1頭。
どの馬にも言えることかもしれないが、相手には恵まれた1戦。
当然勝ち負け候補だろう。
ただ、結果的に近3走のJC、中山記念、毎日王冠はG1馬としては物足りない敗戦が続いており、
不安要素も大いにあるのも事実。
取捨選択は慎重にしないといけない馬だろう。
5着トーセンスターダム。
3歳時のクラシックは冴えない結果に終わったが、皐月賞、ダービーは順調度を欠いていた部分がある。
菊花賞は長距離のしかも高速タイムでの決着。
条件が合わなかった部分がある。
そのあと、朝日CCは快勝。
明け4歳の今年は春シーズンは豪州のG1で2着と善戦した。
宝塚記念は海外遠征帰り直後だし、いろんな意味で特殊なレースなので参考外にしても良い意味はある。
一応、敗戦にはそれなりの理由があり、そして今回はステップレースを叩いて順調に挑めるレース。
あながち弱いとは言えない可能性は秘めている。
ただし、除外対象のようだが...
6着アンビシャス。
致命的な出遅れが最大の敗因。
その上にスローペースの後方からでは勝負に参加できないまま終わっただけ。
たぶん、出遅れた時点で勝ちに行くことはしなかっただろうし、参考外で良いだろう。
ダービーも回避して春からここに目標を絞っていた。
一応、底は見せていないし、切れ味もある。
斤量が軽い3歳馬。
可能性は秘めている。
ただ、恐らく穴人気だろうから、その点が微妙である。
7着ステファノス。
春は香港G1で2着。
前走も展開がすべてのような内容。
一応、4歳を迎えて力を付けている部分は感じられる。
しかも、前走、負けて賞金加算できずに、登録馬の状況によっては除外になる可能性もあったが、
幸い出走可能になった幸運もある。
基本、差し追い込み一手だから、あとは展開が恵まれるか?と底力がどこまで有るか?
8着クラレント。
スタート一息で前に行けなかったのがすべてだろう。
東京巧者は春の安田記念でも改めて証明。
距離は不問な部分もある。
ただ、2000mのG1ではさすがに厳しいと考えるのが妥当だろう。
特に勝ち負けという部分では厳しいだろう。
9着ヴァンセンヌ。
マイルを中心に使ってきたが、今秋は距離を伸ばしてきた。
ただ、前走だけでは判断は早計かもしれないが、直線まったく伸びずに惨敗はとても感じの悪い負け方。
そもそも距離が伸びて良い感じもしない。
苦戦必至か?
恐らく、このあと元のマイルに戻してマイルCSに...で人気がなければ買う馬だろう。
10着スピルバーグ。
こちらも同様に前走は展開がすべてで参考外で良いだろう。
今年は海外遠征前の叩き台の大阪杯は不良馬場。
海外遠征は諸々適正がなかったという事でに参考外にできるし、今年の3戦とも力が出せていない部分はある。
東京がベストの馬であることは戦績を見れば一目瞭然。
結果的に前走が惨敗なので、今回もそんなに人気にはならない可能性がある。
去年の勝ち馬であり、一変があって不思議はない。
ただ、逆に3戦とも不振では、去年がピークの可能性も...
末脚不発も十分に有り得るだろう。
もう一つのステップレース、京都大賞典組から。
1着ラブリーデイ。
宝塚記念を勝ちG1初制覇。
しかし馬場や展開、ゴールドシップなど他馬が走らなすぎの部分など、単に実力勝ちとは思い難いモノだった。
それだけに休み明けで叩き台。
他馬より重い斤量58キロ。
距離も微妙など、不安要素も多々あったから、どうなるかと思ったら、ポジション取りの良さもあったが、
力でねじ伏せた内容で完勝だった。
タイムもまずまずG2レベルとして合格のモノ。
今回は叩いた上積みもあるだろうし、斤量互角、距離短縮で2000mはベストとも言える距離。
プラス材料が揃った。
あとは主に毎日王冠組との力関係だが、今の勢いならば引けを取る部分はない。
ただ、それ以前の弱い部分をずっと見てきた馬だし、前走は見事な切れ味を見せたが、
本質、切れ味勝負の馬ではないだろう。
切れ勝負になったら勝ち切るのは厳しい面はあるだろうし、なんだかんだ言ってもまだ疑う余地はある馬であると思う。
川田が騎乗停止で浜中?への乗り替りはそれほど大きな問題はないだろう。
いずれにしても恐らく1番人気を争う馬。
まだ危険性を含んでいると思うので、オッズバランスは悪いと思う。
3着カレンミロティック。
ラブリーデイに完敗。
軽い馬場でのG1の2000mでは厳しいだろう。
6着ワンアンドオンリー。
良い所なく完敗。
今年はドバイ遠征で3着善戦はあるが、国内では菊花賞以降、冴えないレースが続いており、
スランプに陥ってしまった。
そもそもダービーはかなり恵まれたレースで凡戦を制したので、G1級の能力には疑わしさもある。
あとは奇跡的な変わり身があるか?
その他。
サトノクラウン。
菊花賞を回避してこちらに路線変更。
一応、不利を受けた皐月賞は着差ほどの負けではないし、ダービーもドゥラメンテが強すぎたが、
0.3秒差3着は善戦している。
クラシックをハイレベルなレースで上位争いをしている3歳馬は天皇賞・秋でも実績を残しているから、
サトノクラウンも能力的には十分に戦えるだろう。
特に先述した古馬勢は例年の事を思えば相当にレベルの落ちたメンバーだと思う。
力を出せば普通に勝って不思議ないはず。
ただし!!
詳しくは知らないが、おそらく本当は毎日王冠を使う予定だったはずで、
何らかの事情で回避したことは何かしら順調度を欠いたのだろう。
予定の行動にしても休み明けぶっつけはブエナビスタやジェンティルドンナなどの超一流のG1馬でないと
勝ち負けは厳しいのが天皇賞・秋の歴史でもある。
結局、まだG1は勝っていないサトノクラウンのレベルではぶっつけのローテーションは極めて苦しいと考えるのが妥当だろう。
また、1番人気を争う可能性は十分あるはずで、オッズバランスは悪いだろう。
ラストインパクト。
こちらもぶっつけは厳しい。
おそらく距離からしてもここは勝負所ではなく叩き台?
また、昨秋はかなり力を付けてイメージだったが、今年に入ってのレースは物足りない。
不振も気になる。
いずれにしても賞金的に出走できるか不明だが、目標はJC、有馬記念ではないか?