■達人
北野義則
放送作家
2015.01.10
京都競馬場
■競馬知識
・競馬歴数十年の熟練派。
こよなく競馬・ギャンブルを愛する基本、毎週競馬をする競馬ヘビーユーザー。
グリーンチャンネルはじめ競馬番組にも出演。
競馬理論は筋金色のものがある。
馬券研究、探索においては、指折りの馬券士。
#興味が注がれる馬券戦術の理論派で、個人的にもその考え方は一目置いている人。
■馬券スタイル
・今回は...
#パターンA(現在馬券)
馬単で強弱付けて8点、計8,000円
本線の1点だけワイドで2,000円。
合わせて、10,000円。
まさに”ギャンブル馬券”。
#パターンB(未来馬券)
1頭の単勝2,000円、複勝8,000円で、計10,000円。
達人曰く、未来に向けた”競馬年金馬券”。
老後に毎週、競馬でプラスを出すための年金馬券。
多少、イリーガルなケースがあったが、このパターンで買い方を決めてチャレンジ。
・パドック、馬体重は原則、まったく気にしない。
これまでのレースから検討した結果で馬券を組み立てる。
■考察
・2パターンに決めて、購入レースは原則、そのパターン通りに。
テストケースとして、本人の本来の投資配分とは違うだろうが、
勝負レース(他より高額投資)は設定せずに、最後までパターンに従い購入していった。
放送作家という事もあって、番組を如何に面白くするかという意味でのチャレンジだったのだろう。
饒舌でもあり、とりあえず、番組としては面白かった。
ただ、結果はイマイチ。
基本、穴党(パターンA)で、的中率は自身が語っていた通りだと、的中率は1割以下。
その分、当たった時は大勝というタイプのようだから、今日はその日ではなかったという事か?
・軸馬選びはアルファベット戦術を取り入れている。
詳しくは番組内では語られなかったが、コース、馬場、距離etc。A,B,C...当てはめて、20以上のファクターで
該当するファクターの多い馬をオッズ見合いで軸にするらしい。
これにより、穴馬が見つかるとのこと。
・パターンBは投資する価値のある馬がいる時に購入。
パターンAと該当する場合もあるし、そうでない場合も。
こちらは現在、実際に買っている方法ではない模様で、まさにテストケース。
そういう事もあって、特に単勝が当たらなかったこともあり、パッとしない結果だった。
特に一応、毎日、勝つというための馬券だっただけに、芳しくなかった。
・本来、馬券戦略の成熟の高い達人と思っているが、今回はテレビ用という事も含めて、
番組は放送日だけのある意味の一発勝負。
誰にしても毎日、勝てるという事ではないという事。
とりあえず、面白かった。
■結果
#パターンA
13戦1回的中(プラスは1回)
購入金額131,500円
払戻金額 74,800円
収支-56,700円
回収率57%
#パターンB
8戦2回的中(プラスは1回)
購入金額 90,000円
払戻金額 38,400円
収支-51,600円
回収率43%
■評価
競馬知識・・・★★★★★
馬券スタイルの確立(成熟度)・・・★★★★★
計画性、馬券の組み立て・・・★★★★★
馬券成果・・・★★
達人度・・・★★★