鳶に油揚
グアム、サイパンに青年400名をのせて研修旅行の企画はようやく成功裏に終わったのですが。
ある有名料亭で、知事が挨拶に来られ、来年度からは県の事業にする、と勝手に宣言しました。変わりものの私は、ぐっと堪えて、一言、「知事の出られた高校は、ちょっと変わってますよね」、つかさず短気の知事は「なにを!」といいかけましたが、流石、そのときの名秘書長、間に入って、何もなかったが如く、その場を押さえました。もう少し大騒ぎしたかったのですが。今となっては僕だけ記憶に残る苦くて甘い思い出になっています。
この事業は、失敗する可能性もあったのですが、その時の会長の一言が成功に導いたのだと今でも思っています。「うまくいかなかったら俺の田畑全部売ればいいんだろう」。
この期間、県下くまなく当時92全市町村を回れたのもいい経験でした。
その後、メンバーの中で県の名誉職についた人もいましたが、これもやはりいただけません。権力志向は人を狂わす外れた欲得であることは、よく言われることです。
下絵 「茨城県旧県庁本館」昔のがいいに決まってます。
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