舷梯が遥か雲間からユックリ僕の足下に降りてくる
これはあまりにもリアルな錯覚
今まで僕を見守ってくれていた
何か大きな力が僕を迎えに来る
この度の長い間の世界との断絶は
人の隔てをつくり
人の絆の意味を深く教えてくれた
希望と感傷の綯(ない)交ぜあう雲間から萌(きざ)しが湧く
僕らがボーディング・ブリッジを通過する瞬間に音楽が心に染み込んで絶句するように
出会いも別れも
新しい自分に会うための旅立ちも
或いは自分を待ち焦がれる肉親が待つ家に帰る日も
困難を乗り越えて
必ず再会する日はくるでしょう
何故か今日のこの場所は
何処かに飛んで行きたい
或いは共時的に何故か遙々遠くから戻ってきたような
共振共鳴の音楽に充たされて
涙が止まらないのです
“ It's wonderful. Farewell and Encounter at the airport, and there are really various life scenes such as day to go to a new world and day to go home, but I wonder if every scene fits perfectly.”
(ユーチューブからの引用 : 名文ですね。)
https://youtu.be/JsQVSBfqa8M
yatcha john s. 「 another sky 」
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