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「超・有機体を選んだ。一つの心と個性を全体が共有する...そしてやがて銀河にひしめくすべてを包含するギャラクシアになるだろう。」
ダニールは一人ごちして、紅皿の面影を夢想しようとしたとき、舷窓の北側からもと大海があったところから、輝く物体が、船に向かって一直線に飛んでくるのに気がついた。そしてその強い光を浴びたような気がした。
なんと、これですべての謎が解けた。
レオナルド、君に一つの任務を与える。
えっ!
君はもうすでに十分、感応力をもっている。君の名前は、レオナルド。地球の誉れ、希望の意味だ。調和と美の模範。君がガイアになるのだ!君がつくりだす星から近いうち、ベニ・サラが生まれる、彼女は「銀河の祝福」と呼ばれるようになる。
君は、シンナックスとヘリコンから半々人選して、そして宇宙開拓の時期からあったかのように巧みに誘導するのだ。知恵と感応、そして美と調和の星の誕生だ。時期が来たら一人の男が来るはずだ!
ダニール、なぜそんな先のことまで、おわかりになられるのですか?
レオナルド、今私は、一つの丹光 を見た。いや、宇宙の霊光 が私の体内に侵入した。
レオナルド、私どもの第零の法則が500年後に結実する夢かもしれない。それは、ひょっとしたら感応力と同等かそれ以上のエネルギーかもしれない。
Sir 、それを私どもは、なんと呼んだらよろしいのでしょうか?
う~む。
それは「無謬の直感力」だよ、レオナルド。
それは生命体の根源であるはずだ。
さっき、時間も感応できるようになったのだ。
yatcha john s. 『 Foundation の夢』10 「先の先の先の先」
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