New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

35日目、浜松「Jazz in B♭」

2009-12-03 23:28:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 横浜から3時間、今日の会場、Jazz in Bbは音楽教室というから「じゃ、イスなどを動かして会場作りをするんだな」と思っていたら、グランド・ピアノとPA設備、さらにカウンターまであるライブ・ジャズのお店だった。

 自家焙煎のコーヒー、きちんと調理された各食事も美味です。

 会場には数年前の沼津公演で会った写真家のIさん、磐田「風の家」のコンサートにいらしていた方等、リピーターの方々もいらして嬉しい。

 お店のマスター・田村さんも地元のジャズボーカルや、地下のスタジオで楽器を練習している皆さんを誘ってくれて満員の会場、ジャズ通も多く盛り上がりました。


「準備中」の札の替わりに俳句が待っていた


入口にて


演奏中


久々にキーボードも登場

34日目、休み、カラーコーディネート

2009-12-02 23:24:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 今日はオフ。カラーコーディネターの倉橋さんを訪問する。

 着る物の色彩が顔色に反映されて、着ている人を健康そうに見せたり、不健康そうに見せたりする、という現象を鏡の前で実際に各種の色布をあてて実験する。

 私に似合う色をみつけることが出来た。

 その後は横浜を散策、「みなとみらい」の沢山の建物に驚いたり、見とれたり・・。



33日目、横浜「ドルフィー」

2009-12-01 23:16:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 横浜で30年間もジャズのライブを続けている老舗「ドルフィー」での演奏は、久々のジャズクラブというわけで、大層熱いものとなった。

 昨日、新たにシンバルを2枚購入した伊藤、自宅で休養した池田、両氏が今までより更にエキサイトな演奏をし、三上を挑発するのに乗ってしまい、若手に負けじと頑張る。N氏を始め、お客さんの声援も飛んで、何ともジャズクラブらしい一晩となった。

 新しいCD用に写真撮影も行なう。



32日目、帰京、菅野さんライブ

2009-11-30 00:23:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 愛知から山道を下り、東名に入り、東京へ4時間。三上は祐天寺のホテル、宏樹は友人宅、横田、池田は自宅へ戻る。

 今日は丁度私の大好きなピアニスト・菅野邦彦さんの演奏があったので表敬訪問する。話には聞いていたが初めて見る菅野さん用鍵盤に驚きと感動。100年後にはこれが当たり前のピアノとなり、「ピアノ」は「スガノ」と呼ばれるようになるのでは?と思ったことであった。



31日目、富山県立山「グリーンパーク吉峰」

2009-11-28 23:25:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 富山駅を北上し山の中へ30分、「立山・グリーンパーク吉峰」はキャンプ場やロッジ、宿泊できる温泉などのある森に囲まれたリゾートだった。

 「やましたピアノ調律研究所」がこの日の為にホールにグランドピアノを運び込み、時間をかけてコンディションを整えてくださっていた。

 NYで一緒にやっていたベース奏者の谷中秀治氏の顔も見える。

 客席にぐるりと囲まれたバンドの前にはマイクが6本、今日は富山の有志による生録音が行われる。各自が思い思いのリールテープやHDレコーダーを設置して演奏開始を待機している。

 サウンド・パーツの水谷さん、サウンド・ファーム(農家も経営されている)の福井さん、調律の山下さんを始めとする皆様のご尽力で、百名以上のお客様が来場。おかげで響きすぎる造りの会場が、うまい具合に吸音されて良い響きとなった。どんな風に録れたか楽しみである。

 皆さんとの打ち上げは「富樫」の魚料理!録音関係の方々のお話は判らない単語も多いが、音楽家の為になる有益な内容だった。


道標の前で。バックは見事な紅葉


看板前にて


敷地が広いので、このような案内が


録音準備の様子






「富樫」のぶり大根


カキの松前焼き