土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

「精進」カレンダー!

2016-01-10 | 食と健康
「精進」カレンダー!

近所の お天神さん(崇禅寺)へ初詣に伺った折に拝受♪
昨秋土笛演奏のご縁を頂いて以来、縁が円して縁を呼んだ 有り難い社寺でもある。

お屠蘇も美味しく頂戴したけれど、やはり禅宗の暦はひと味ちがう(^^)

●食事道…道の文化としての「いただきます」の心!

… 身土不二、 一物全体、 適応食(食性) …の要となる心を説く

「五観の偈」(禅宗で食前に唱和する言葉)

一:功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。

二:己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。

三:心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

四:正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

五:成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。

(略訳)
一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。

二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。

三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貪(むさぼり)などの過ちを持たないことを誓います。

四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。

五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです(車のガソリン同様のカロリー計算で生きるのではない)。

★人も地球も健康に TV放映 YouTube: http://youtu.be/IR7AUU7gZ2s

〈参考〉「精進」は、一般的に、懸命に努力することなど、精神的に向上する心の動き、のように使われます。
精進料理など質素なイメージとして連想する人も多いでしょう。

しかし「精」を出して「進」む、と書く通り、食養的には「元氣の元」とさえ云えます。
食べ過ぎで“氣”が衰えることはよくあることです。

腹十二分に 医者足りず!

腹八分に 医者いらず!

腹七分で 病(やまい)なし!

腹六分で 老いを知らず!

このような言葉が伝えてきた意味が重要だとは多くの方が頷くところ(^^)v

確かに、長寿(抗老化)遺伝子と云われる“サーチュイン遺伝子”は、空腹時に活性化する事が判っています。が、

単純に
八分・六分が
落とし穴…

〔危険〕現代普及型の西欧文明食…極端には、白パン・白砂糖・マーガリン等で、腹十二分は当然ですが、腹七分を続けるとどうなるのか…!

本当に重要なのは、実の在るものを程ほどにバランス(ハーモニー)よく摂ること…そのヒケツが食養にあります♪

モチロン、心のヒーリング環境を整えること、運動の大切さ(マメな日常作業であり、特殊な動きではない) は 記すまでもありませんが♪

北海道の洞爺湖を眼下に見渡せる「健康館」では、ベテラン指導者の元、合宿形式で玄米酵素断食を行っています。→https://www.genmaikoso.co.jp/health/touya/danjiki.asp

◎「空腹力」(石原結實 著) もおすすめで、国際自然医学会の「自然医学」誌には、会長の森下敬一博士と石原先生の素晴らしい対談が載っており、医学生時代に森下先生の著書に感銘を受け 実践に至った旨を語っておられます。

加賀鳶の伝統!

2016-01-10 | 食と健康
加賀鳶の伝統!

出初式(でぞめしき)は、万治 2年(1659年) 1月 4日、幕府の定火消の志気を高めるため、上野東照宮前で行ったことが始まりと言われます。金沢では、明治3年に初開催。毎年1月5日以降の最初の日曜日に金沢城公園で行われ、新春の風物詩とさえなりました。

●金沢市消防出初式!(団員1.100人による勇姿と伝統の技)

【開催日】平成28年1月10日(日) 10:00式典
10:30「加賀鳶梯子登り演技」「一斉放水」

【会 場】金沢城公園 新丸広場  (金沢市丸の内)

本日朝8時半頃から、消防車が列をなして彦三大通から武蔵が辻をサイレンを鳴らして金沢城公園に向かいました。間に合う方はお出でください。

●ちなみに、寒風の中の御祓(みそぎ)や 雄壮な男たちの出初め式などの産物には、生命の存続(子孫繁栄)に関わる重大事が重なっています。

世界的な免疫学者、安保 徹先生のお話の中に、男子の大事な所は時に冷すのが効果的!女子は寒いカッコをしないで冬は毛糸のパンツでもはいてりゃよい…という衝撃的かつ、医学生理学的に的を得た一言!

要は、精子の細胞は解糖系要素、卵子の細胞はミトコンドリア系要素と考えられるのです。

以下HP(★)より抜粋
…本質的に「健康とは体が温かいこと」なのですが、体を4℃くらい冷やした所で働く生体反応もあった‥(略)‥私たちは、20億年前に「解糖系生命体」として生きていました。酸素の無い世界で、解糖系によってエネルギーを得て、分裂をくり返しながら生きていたのです。‥(略)‥そこへ、酸素の大好きな「ミトコンドリア生命体」が出現し、ついには私たちの先祖細胞に合体したのです。‥(略)‥解糖系でつくられたエネルギーは、瞬発力と分裂に使われています。ミトコンドリア系でつくられたエネルギーは、持続力に使われています。そして、前者は冷えと酸素不足で活性化し、後者は温かさと酸素で活性化します。粘り強く安定して生き続ける私たちの長い人生を考えると、ミトコンドリア系の大切さがわかります。深い呼吸とからだの温かさが長寿の大切な要素です。…

★〈参照〉安保 徹 医学博士HP:http://toru-abo.com/index.php?%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB