11.○そもそも学童保育所の整備計画はあるのか?その場しのぎでつくっている。き
ちんと計画をつくり、懸案である4~6年生までの受け入れ時期を示すべきだと思う
がいかがか?⇒本当に悩ましい話。26市で全入は当市を含めて4市。全入を受け入れ
て狭隘状況を解消するべく増設している。民間の力もかりながら進めていきたい。
12.○児童虐待について。目黒区や野田市で痛ましい事件がおきた。これらの事件を
受けて何か調査したり、児相と相談したりしたのか?⇒特別に会議は持っていない。
日頃から児童虐待が発生しないように常に会議は持っている。未然に防ぐ方策はこ
れからも強化していきたい。
13.○地域福祉コーディネーターの具体的役割は何か?会派で豊中市社協のCSWコミュ
二ティーソーシャルワーカーについて視察した。地域で支援が必要な人をこちらから
探していく大変な仕事だった。どの程度の仕事か?⇒高齢者対策ではアウトリーチを
やっていた。今回は高齢者だけでなく障害者等も含めて幅広く相談に応じていく、コ
―ディネーター役で関係機関につなげていく。
13.○消費税の引き上げが10月に予定されているが、予算は引き上げを前提としてい
るか?⇒歳入、歳出ともに消費税の増税は組み込んでいる。財政フレームにも盛り込
んでいる。
14.○障害者福祉について、以前障害者差別解消条例をつくってほしいと要望したが
どのように考えるか?⇒取り組みは一定している。条例については国や都の条例も
見据えながら研究していきたい。
15.○3市の可燃ごみの共同処理が来年の4月から本格稼働する。本市のごみ減量は有
料化以来なかなか進んでいないが、今回の共同処理はいいチャンス。さらなるごみの
減量化、3R=リデュース、リユース、リサイクルについて啓発してもらいたい。そ
もそもごみを出さないという考え方が大切だが、どう考えるか?⇒当市では多くの
市民の協力でごみの減量を進めていて、都内でも2位と聞いている。さらに進めて
いきたい。
○中央環境審議会は2月22日、ペットボトルなど使い捨てプラスチックの排出量を20
30年までに25%削減することを決めた。あわせてレジ袋の有料化も義務付けされる
が、プラごみの削減についてはどのようように取り組む考えか?⇒従来からいろいろ
な意見を聞いて進めてきている。プラごみのさらなる取り組みについての材料を持っ
てないので控える。今後とも努力を続けたい。
○SDGsを掲げるのであれば当然取り組むべきテーマである。ペットボトルの戸別回収
について反対ではないが、増えたから戸別回収しようということでなく、そもそも
減らす努力をする方に視点をあてた方が良い。
16.○西国分寺駅北口周辺まちづくりについて、2月8日にまちづくり協議会があり、
2年間の協議を終えまちづくりのたたき台ができて「西国分寺式庭園都市」として議
会にも報告されている。工事の時期はいつ頃を想定しているか?⇒時期を示すことは
難しい。進捗状況を説明しながら進めていく。いろいろな意見があるので、積極的に
慎重に進めていきたい。
○期待しているのでよろしくお願いしたい。
17.○北の原地域センターについて、維持管理業務の一部を地域住民が担う協働事業
が実施されるが、どのような取り組みか?⇒提案型の協働事業。モデルケースとして
試行的に進めていきたい。
○人口減少時代の都市経営で必要なのは公民連携と住民参加。この取り組みを先駆的
取り組みとして期待したい。行政が一方的にサービスを提供して住民が受けるという
ことでなく、ともにサービスを作り出してともに享受していく流れが必要だ。
18.人材育成について、今回記述が少ない。5年前は「職員一人一人が「ひとつ上の
仕事」を目指して市民の立場となり、「わかりやすく」「迅速で」「思いやりのあ
る」組織づくりに向けて、しっかりと取り組んでまいります。」「市民、事業者、
市民活動団体の皆様はもとより、市議会の皆様との「対話」を大切にしながら、
「情報公開」「情報共有」を進めてまいります」とあったが、今回はない。達成
されたということか?⇒達成しつつあるが、完成はない。考えは変わっていない。
先取りしてスピード感を持って市民の立場に立って仕事を進めるように言っている。
引き続きやっている。
19.新庁舎の建設について、2案にしぼってパブコメをやり意見集約をして今年度中
に場所を決めるのではなかったのか?なぜ書いてないのか?⇒パブコメの意見集約も
しているところ。議員の意見も聞いていかなければならない。スケジュールを確定し
た上で、建設時期等も勘案して、いつ決断しなければいけないかも含めて検討してい
る最中。
○「庁舎建て替えを契機とした行政イノベーション」という研修会に参加した。庁舎
の建設を契機としてICT化による業務効率化、住民サービスの向上、働き方改革など
さまざまなプラスアルファの効果がある。
20.井澤市政を大変評価しているが、気になる点もある。
先日、府中の森で市議会議員研修会があった。印象に残ったのはそのなかで講師の方
が、「市長は当選したら全住民の立場で考える」ということ。いわゆるノーサイド。
応援してくれた人だけでなく応援してくれなかった人の立場でも考えないといけない。
5年前、議会との対話を重視すると言ったが、かつて一部議員の質問に答えなかった
こともあった。
パラスポーツのボッチャの強化選手の唐司あみちゃんと子どもが同級生で、ボッチャ
を始めた。練習中に市長と話したことない人がほとんどだとわかった。ぜひ普通の
市民の方ともっと話してほしい。イベントでも交流していただきたい。市長と話した
いという人がいればぜひ時間をとって話を聞いてほしい。
そのことを強く要望して代表質問を終わります。