及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

学校給食の無償化について(6/11厚生文教委員会)

2024-06-12 13:48:39 | 日記


6月11日(火)国分寺市議会では厚生文教委員会が開かれ、学校給食無償化について報告がありました。

正確には学校給食無償化及び学校給食代替費補助金についてです。

小・中学校に在籍する児童・生徒の保護者を対象に2月期から学校給食費無償化を実施するというものです。

東京都が1/2補助するので市の負担は1/2です。

またアレルギー、疾病、宗教上のやむを得ない事情により弁当対応している保護者に対しては公平性を図るため学校給食費補助金を交付します。

国分寺市の場合、中学校は弁当併用外注方式で弁当を持参している生徒が2、3割いますが、上記の理由以外で弁当を持参している場合は補助金は出ないそうです。

一般質問でも触れましたが、私はこの点について不公平ではないかと質問しましたが、市としては東京都のスキームを利用しているので不公平てはないという考えです。

無償化により給食の喫食率は84%を見込んでいるそうです。

無償化は歓迎すべきことですが、弁当持参のご家庭では悩ましいことと思います。

お子さんとよく話し合って選択していただければと思います。

中学校給食については自校式の小学校と違って外部で調理したスクールランチが各校に届けられます。

食事には各自の好みもあるのであまり好まず家からお弁当を持ってきている生徒もいます。

スキームが変わるので丁寧に生徒・保護者に説明して欲しいと要望しました。



写真は去年の7/6に市議会で中学校給食の試食をした時のものです。


ベビーシッター制度はなぜ来年の4月から?(6/11厚生文教委員会)

2024-06-12 13:16:57 | 日記


6月11日(火)国分寺市議会では厚生文教委員会が開かれました。

議案審査の後、報告事項があり、保育所の入所及び待機児童の状況について報告がありました。

令和6年度の待機児童は旧定義(認可認可保育所に入れなかった者)では158名で去年より16名増えていますが、新定義(特定園希望者と認可外入所者と育休延長者を除く)では24名で去年より14名減っています。

今後の対策としては、1、1才児の定員の弾力的運用の拡大、2、0歳児に空きがあるので0才児と1才児の定員調整、3、ベビーシッター制度の令和7年4月からの導入、4、284名の空き定員の算定根拠の変更が報告されました。

3番目のベビーシッター制度は東京都の制度で1時間150円で利用できるのでこれまで再三にわたって求めていたものです。

なぜ来年の4月からなのか聞いたところ、12月議会に補正予算を出して年明けに事業者等と協定を結ぶからだそうです。

えーっ!

どうしてすぐに緊急避難的にやってもらえないのか理解できません。

今はお金がないからできないそうです💦

2番目の定員調整についても質問したところ、現在検討中で実施するのは来年4月からだそうです。

4番目については待機児童解消とは関係ない話でした。

24名の待機児童がいるのに対策はみんな来年の4月からなんてひどい話です。

待機児童は1年たつとひとつづつ年をとるので今の1才の待機児は来年は2才児になるわけです。

ここ3年は待機児童は1才児のみです。

子どもの出生数は減っていますが、転入と保育所利用率が増えると待機児童も増える仕組みになっています。

保育所の利用率はまだ増えているのでこれが頭打ちにならないと待機児童は減らないのではないかと推測しています。

それ以上に生まれる子どもが減れば減りますが、また来年になってみないと数字は読めないですね💦