

9月3日に一般質問しました。
2、路上喫煙禁止エリアと喫煙所について
(1)国分寺駅、西国分寺駅、恋ヶ窪駅に路上喫煙禁止エリアと喫煙ポイントが各1か所ある。禁止エリアとは人の通行が特に多く、路上の喫煙が危険であると認められる地区という定義だがどのように決めたのか?
→国分寺市ポイ捨て禁止の条例及び路上喫煙の規制に関する条例の規定に基づき、国分寺駅については半径約200メートル、西国分寺駅と恋ヶ窪駅については半径約150メートルの範囲内で位置づけ、制定後市報、ホームページ、説明会で市民の意見を聞いた。併せて駅周辺の商店会や事業所、公共的機関などから意見を聞いたうえで最終的に実効性のある範囲という事で決定した。
(2)喫煙所についての市の考え方は?
→喫煙ポイントの整備については禁止地区内での喫煙ポイントの整備が必要であると考える。しかしながら市が管理する用地の中で現時点では施設警備や管理運営が適切に実施できる場所を確保することは困難な状況だ。
(3)禁止エリアがあるのは知っていたが狭くて驚いた。そもそも路上喫煙はやって良いのか?考え方としては市内全域を禁止エリアにしても良いくらいだが、もう少し広げるのはいかがか?
→禁止地区の設定については当時議会からもさまざまな意見をいただいた。現段階で禁止地区の拡大は考えていないが今後新庁舎への移転踏まえ、国分寺駅から新庁舎、西国分寺駅から新庁舎への人の流れが変わり人が多くなったことで路上喫煙者が増えた場合は禁止地区と喫煙ポイントの整備を合わせて見直し、検討を慎重に進めていく。
(4)禁止エリア外の喫煙所で困っている方から相談があって、いろいろ調べた。市の喫煙所は禁止エリア内にしか作れないことがわかり、以前あった喫煙所は煙の苦情で廃止された。考え方はいろいろある。国立駅と武蔵小金井駅は駅周辺に喫煙所はない。立川駅はなくしたらたばこのポイ捨てが増えて北口と南口にコンテナ型の喫煙所を作った。 国分寺駅北口にも以前の喫煙所にコンテナが今はある。煙が出ないタイプなのでコンテナ型の喫煙所を設置してはいかがか?
→国分寺駅北口については苦情はなく一定の効果があった。今後はコンテナ式など厚労省の留意事項に基づき整備していきたい。
(5)禁止エリアを広げないといつまでも設置場所が見つからないのではないか?
→現段階では禁止地区の拡大は考えていない。今後も慎重な検討と喫煙者に対するマナー向上を啓発していきたい。
(6)ポイ捨て条例はできてから18年たち状況も変わってきている。全面的に見直ししてほしい。たばこを吸う人は減っている。喫煙する権利は認めるが人に迷惑をかけないでほしい。新しいコンテナ式喫煙所を検討してほしい。以前小さなお子さんをお持ちのお母さんたちの話を聴いた時に国分寺駅北口は路上での歩きたばこが多くてちょうどベビーカーの位置に来るので危ないとの話もあった。そんなにかたくなにならずもう少し柔軟に考えて禁止エリアの拡大を検討していただきたい。