1、新庁舎建設について
去年の12/1から工事がスタートしてちょうど1年たった。
工事は順調に進んでいて10月末で出来高は38%完了していると聞いている。
☆
市議会に特別委員会が設置されたのは1993年なので今から30年前で長い時間がかかっている。
旧庁舎が耐震に問題があり現在のプレハブに移転したのは2008年だった。
私は2009年に当選したのでずっとこのプレハブ庁舎だ。
2012年に旧庁舎が解体された後新庁舎建設が大きな課題になっていたが、国分寺駅北口再開発事業が最優先でなかなか進まなかった。
2019年3月にようやく基本構想ができて12月議会で場所が泉町に決まった、
市民の関心もここにきて高まり完成まであと1年なので全体的なことを質問する。
☆
(1)部会について=省略
(2)今後の予定について、引き渡し時期やインフレスライドの可能性について❔
⇒契約工期は令和6年10/31だが事業者からの提案で9月末に引き渡しを受ける予定。
⇒インフレスライドの再適用については可能性はゼロではないが事業者からは相談はうけていない。
(3)引っ越しの段取りはどうなっているか❔
⇒移転業務の委託事業者を選定している最中だ。スケジュールについては事業者が決まってから調整する。
(4)文書の削減はどうか?引っ越しの荷物は最小限にするべきだ。
⇒文書は全体で6割削減した。今後もふやさないようにする。
(5)ワンストップサービスとおくみコーナーについて❔
⇒一階と二階の窓口で職員派遣型のワンストップサービスを導入する予定。
証明書発行、ライフイベント、福祉に関する手続き・相談の3つに分類してそれぞれ1か所で対応できるようにする。
死亡に関する手続きについても新たにお悔みコーナーを設置して個室で対応する。
(6)グループアドレスについて❔
⇒グループアドレスやサポートゾーンの導入により、座席にとらわれず職員が移動して機動的に仕事をおこない業務の効率化を図る。
そのため庁内ネットワークは無線LAN化して小型の業務用パソコンを持ち運び職員間のやりとりはチャットツール使う。
会議室にはモニターを設置して会議のペーパーレス化も進める。
☆
2019年に庁舎建て替えを契機とした行政イノベーションという研修会に出た。
その時愛知県新城市が一番進んでいると思ったのでこの秋に視察した。
提案はほぼ市と同じで、フリーアドレスはだいぶ崩れていたがタブレット端末を使ってのチャットは成功しているようだった。
ワンストップサービスもかえって時間がかかるようになった話はよく聞く。
先進事例はたくさんあるので失敗しないようにしてほしい。
働き方改革とは働く人々がそれぞれの事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにする政策らしい。
そういう方向を目指してやっていただきたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます