8月2日(水)立憲民主党女性議員ネットワーク夏季研修会がありました。
テーマは「地方議会から機運を作る!女性差別撤廃条約の選択議定書批准を」
講師は浅倉むつ子さんでした。
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ご承知の通り、女性差別撤廃条約は1979年12/18に国連で採択され、日本は1985年7/25に批准しました。
1975年が国際女性年でそのあとが「国連女性の10年」であり、日本では党派を超えた女性団体が力をあわせてこの条約の批准に向けて活動して来ました。
これでめでたしめでたしかと思っていたら、「選択議定書」というのが1999年に採択されて115カ国が批准したそうです。
この選択議定書は条約の実効性を強化するための付属文書で日本は批准していないそうです💦
この選択議定書を批准すると個人通報制度が利用できるようになり、最高裁で負けてもこちらに通報すれば調査してもらえて勧告などだしてもらえます。
日本政府は検討課題があるとの姿勢で批准していません。
日本の裁判所は条約の効力を否定しています。
何たることでしょう。
国会に請願しても委員会段階で審査未了になってしまうそうです。
そこで地方議会での意見書採択で機運を作ろうということで進んでいるそうです。
せつかくみんなで女性差別撤廃条約を批准したのに日本ではその効力が認められてないなんて「絵に描いた餅」じゃないの。
私は選択議定書の名前は知っていましたが内容をよく知らなかったのでとてもびっくりしました。
ひどいもんだわ⚓
夫婦別姓もこの女性差別撤廃委員会から何度も勧告されているのに無視してるんだから。
まぁ、とにかくせっかく女性差別撤廃条約を批准したんだからこの選択議定書も批准するように皆さんで力をあわせていきましょう!
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