おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

芝エビの下処理でひげを切りやすくする工夫

2023年12月17日 08時47分50秒 | つぶやき
2023年12月17日


これは5月分のつぶやきです。

夕食の魚を買いに行って適当な魚がなかったら「さんま」が秋のお決まりでした。それが10年くらい前から水揚げ量が減ってきて値段も高くなりましたね。
今年は1匹300円以上がずっと続いていて、しかも小さい。今年食べたのは1回だけです。

今年よく目に付いたのが「芝エビ」です。いつも行くスーパーに並んでいる日が多くありました。2週間ほど目にしなかったので時期が終わったのかと思っていたら、数日前にあったので買いました。

この前は「から揚げ」だったので、今回は「ソテー」です。おじさんは下処理を担当します。はさみでひげを切って、頭と尾についている尖った部分を切り落とします。洗って水気を拭き取ると処理は完了です。



尖った部分は簡単に切れるのですが、ひげが問題です。できるだけ付け根のところで切ろうとしてそこにはさみを持っていくのですが、ひげが細くてはさみとの位置関係がよく見えません。

若いときだったらこんなに苦労してなかっただろうにと思いながら、何度もはさみを動かします。付け根にこだわらず、少し長く残っても良いと思い直しました。

それでも海老の胴体を掴んでひげにはさみを近づけると、手が動きでひげがゆらゆら揺れて狙いが定まりません。このときにふと思いつきました。胴体ではなくひげを持ったらどうろう。

早速試しました。ひげを掴んで海老を持ち上げると胴体の重みでひげがまっすぐになる。そこで付け根ではなくひげの中間くらいにはさみをあてがってから付け根に滑らせて切る。

うまくいきました。とても楽にはさみをセットすることができます。そして最初から根元を狙うのではなく、あてがいやすい位置から滑らせるのも正解です。

一つ問題があります。今の方法だと胴体が下に落ちます。それ自体は問題ないですが、頭と尾の尖った部分を切るためにもう一度海老を掴まないといけません。尖った部分を先に切っておいたら下に落ちてもかまわないと思いますが、それだと尖った部分を切ってからひげを掴まないといけません。余計な手間です。

例えば親指と人差し指でひげをつまんでから、残りの指で胴体を掴みます。そしてひげがピンと張るようにします。そうするとひげも切りやすく、切った後も胴体が指の中にあります。
これでずいぶんと早く処理ができるようになりました。

本当にちょっとしたことですが、少しでも楽がしたいというおじさんの思いが良い方法を見つけさせてくれました。

このようなことは普段の生活の中にもたくさんあります。もやしのひげ根を取るときもそうですし、えだまめの薄皮をむくときもそうです。持ち方を変える、手順を変えるといったちょっとしたことだけでも処理にかかる時間が変わります。

時間的に早くなるとか、操作が楽になるとかだけでなく、よりきれいにそして正確に処理できるということもあります。

家を建てるときに大工さんの仕事を見ていてたくさんのことを見つけました。
例えば板や角材を同じ寸法に切るときの長さの測り方や、天井板を貼り付けるときの支え方などです。

またパソコンの操作にはショートカットキーなどの便利な機能を使う以外にもたくさんの工夫の余地があります。
エクセルの表に何件ものデータを入力する場合には、入力するセルの順番でも効率が変わりますし、原稿の置き方だけでも違いが出ることがあります。

日常の生活でもそのような気づきを大切にしなければと、改めて思いました。

おじさんからの動画のお知らせ
コンビニの店頭でよく見かける「1枚一文字」のポップが素早く簡単にできるユーチューブにアップしました。


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