おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

風呂の設計は残り湯を利用するための方法も考えるべきだった

2022年12月29日 16時15分50秒 | 家を建てるなら
2022年12月29日


これは10月分のつぶやきです。

LL教室というのを知っていますか。おじさんが最初に勤めた学校にありました。昭和50年代に流行ったようです。が、英語の学習用に作られたと聞きました。

教室の床は、確かPタイルだったと思いますが、30センチ四方の板が張られていました。LL教室ではそのPタイルが何枚かずつ繋がった状態で外せるようになっていて、その下は溝になっていました。教師用の机と個々の生徒用の机の機器との配線のための溝です。

しかしその溝にコード類が配線されたところを見たことがありません。というより英語の学習用として使われているところを見たこともないし使われるということを聞いたこともありません。

流行ったと言ってもどれだけの学校に作られたのかは知りません。おじさんの勤めていたのが試験的なものだったかもしれませんが、県外でも「LL教室があったけど全然使われなかった」ということを聞きました。

学校には使われなかった設備や備品がたくさんあったように思います。それも結構金額の張る物です。無駄遣いはアベノマスクに始まったことではないのですね。

それでもパソコンが普及してからはパソコン教室の床が同じような構造になっていて、こちらはきちんと使われていました。職場などでも床下を配線のために利用しているところも多いのではないでしょうか。

話は変わりますが、前に住んでいたアパートは、浴室の手前に洗面台と洗濯機置き場があり、それらがひとつの部屋になっていました。だから浴槽と洗濯機を結ぶホースが気になることはなかったのです。

今は浴室と洗濯機が廊下を挟んでいるので、ホースが廊下を横切ります。お湯を吸い上げる時だけなのでそれほど気にはならないのですが、もっとすっきりできないかとはいつも思います。



それで思いついたのが先のLL教室です。ホースが横切る部分をLL教室のように溝にして床板を取り外せるようにします。溝の幅は根太の間隔が30センチとすれば25センチくらい、長さは廊下の幅です。床板を外してそこにホースを通して、床板を戻します。

大変そうに思えますが、床下収納庫の蓋を開けるように簡単に開けられるようにします。浴室に差し込む方のホースの先端も一緒に床下に収納しておき、使うときだけ取り出します。ただし溝にも排水の機能が必要でしょう。それと床下の根太の方向などを考えないといけないかもしれませんが無理なことでないと思います。

住んでみて初めて気がつくことは多くあります。ホースが廊下を横切ると見た目に良くないことも住みだしてから気がついたことです。前に住んでいたアパートのように、浴室、洗面所、洗濯機置き場で独立独立していて通路にはしないか、浴室と洗濯機が並んでいれば起こらない問題ですね。


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