ずいぶん前の「ゼビウスと私」の記事で、ファミコン版ゼビウスに苦戦したと書きました。X1版ゼビウスから入門した私にとって、ファミコン版の動きの滑らかさと速さが苦手であり、また羨ましくもありました。当時は友人の家で遊ばせてもらっていましたが、X1版のようにうまくプレイできず、非常に悔しい思いをしておりました。
あれから30年以上も経過した現在、ファミコン版ゼビウスのカートリッジは世の中に溢れるほど出回っておりまして、どこでも数百円で売っています。私はちょっと前に購入し、ちょくちょくプレイしていましたが、相変わらずヘタクソなままでした。それでもあの当時にこれほどのクオリティを持っていたことに改めて驚かされたのでした。
ゼビウスといえば巨大要塞アンドアジェネシス。ファミコン版では飛んでおらず地上に張り付いています。これは当時よく残念に思われていた点かと思われます。なんせ他のPC版ではちゃんと移動していたからです。しかしながらこれについて考えてみると、PCのグラフィックは汎用性を高める設計がされていたため、工夫をすれば大抵のものはなんとかできたのです。一方ファミコンはゲームに特化しているため、どんなに工夫をしても全くできないことも多かったのです。アンドアジェネシスの飛行もその一つではありますが、飛行していようがいまいがゲームにはあまり関係ないという割り切りの判断が見事で、さすがにナムコ製なだけはあると感心していました。もちろんPC版もちゃんと再現できた工夫と努力は素晴らしいものであるので、今となってはどのゼビウスがすごいかという議論はバカバカしいものですね。
もうひとつファミコン版でカットされた要素として砂漠の地上絵が挙げられます。ゲームの神秘性を示すには効果的なアイテムではありましたが、これも大胆にカットされました。ゲーム性に関わる点として、スペシャルフラッグ出現位置がわかりづらいということはありますが、心眼で見ればなんとかなります。
逆にファミコン版で追加された(?)要素として、46本目のソルがあります。6面終盤には川の手前左側に他のゼビウスにはないソルが埋まっています。他にも空中物のバキュラが追加出現していたり、地上物がずれているところもあります。
さて、私がヘタクソだった原因は9、10、14面に出現するガルザカートをうまく避けられないためでした。ガルザカートは出現後に16方向のスパリオ(通常弾)と4つのブラグスパリオ(誘導弾)を放出しますが、分裂する前に撃破できればラッキーでした。ファミコン版は画面の縦方向の長さがアーケード版より短いため、高速で出現するガルザカートの難易度が上昇しているような気がします。ところが、先日プレイしていた時になぜか突然に開眼して、ブラグスパリオの突破率が劇的に上昇したのでした。今後やりこむことがあれば、ジェミニ誘導(破壊不可能なブラグスパリオを画面内でうまく誘導して点数を稼ぐ技)にも挑戦したいところです。
挑戦といえば、1000万点も達成してみたいですね。効率の良い方法として、残機がある程度たまった時点で9面冒頭のソル4本を破壊してはすぐ死ぬというプレイがあるようです。または、4本のソルを破壊し、前述のガルザカートを突破し、アンドアジェネシスと相打ちという方法もあり、こちらの方が時間が余分にかかるけど1機あたりの点数は高くなります。まあいずれにせよ残機を100機200機と溜め込むだけの腕前が必要ですが。
ガルザカートをうまく突破できるようになったら、次の壁は16面突破です。16面は一応最終面だけあって、敵の配置が非常に厳しいものになっています。これをミスせずにクリアするのがゼビウス攻略度の目安となるでしょう。ゼビウスではエリアの70%を超えてミスすると次のエリアからのスタート(死に越え)になりますが、エリア16終盤でやられて2周目に入ってもあまり嬉しくないのです。私はしばらく死に越えが続きましたが、その後なんとか真っ当にクリアできるようになりました。上の写真がその状況。この感覚をキープしたいところ。
ゼビウスでは自機ソルバルウがやられた瞬間、機体の上下が反転するというトリビアがあります。アーケード版において、これが仕様なのかアサインミスなのかはわかりませんが、ファミコン版でも再現されていました。これくらいの余裕はあったみたいですね。
そういえばゲーム冒頭に画面右端を攻撃すると出現するコピー防止用メッセージはファミコン版にはありませんでした。ああいうのはスプライト表示数を食うから当然無理ですね。もちろん9面初めの森の中に背景として書き込まれている「namco」の文字もなし。
まあそんな細かい点はともかく、長年のファミコン版ゼビウス苦手意識をなんとか克服できてホッとしております。
あれから30年以上も経過した現在、ファミコン版ゼビウスのカートリッジは世の中に溢れるほど出回っておりまして、どこでも数百円で売っています。私はちょっと前に購入し、ちょくちょくプレイしていましたが、相変わらずヘタクソなままでした。それでもあの当時にこれほどのクオリティを持っていたことに改めて驚かされたのでした。
ゼビウスといえば巨大要塞アンドアジェネシス。ファミコン版では飛んでおらず地上に張り付いています。これは当時よく残念に思われていた点かと思われます。なんせ他のPC版ではちゃんと移動していたからです。しかしながらこれについて考えてみると、PCのグラフィックは汎用性を高める設計がされていたため、工夫をすれば大抵のものはなんとかできたのです。一方ファミコンはゲームに特化しているため、どんなに工夫をしても全くできないことも多かったのです。アンドアジェネシスの飛行もその一つではありますが、飛行していようがいまいがゲームにはあまり関係ないという割り切りの判断が見事で、さすがにナムコ製なだけはあると感心していました。もちろんPC版もちゃんと再現できた工夫と努力は素晴らしいものであるので、今となってはどのゼビウスがすごいかという議論はバカバカしいものですね。
もうひとつファミコン版でカットされた要素として砂漠の地上絵が挙げられます。ゲームの神秘性を示すには効果的なアイテムではありましたが、これも大胆にカットされました。ゲーム性に関わる点として、スペシャルフラッグ出現位置がわかりづらいということはありますが、心眼で見ればなんとかなります。
逆にファミコン版で追加された(?)要素として、46本目のソルがあります。6面終盤には川の手前左側に他のゼビウスにはないソルが埋まっています。他にも空中物のバキュラが追加出現していたり、地上物がずれているところもあります。
さて、私がヘタクソだった原因は9、10、14面に出現するガルザカートをうまく避けられないためでした。ガルザカートは出現後に16方向のスパリオ(通常弾)と4つのブラグスパリオ(誘導弾)を放出しますが、分裂する前に撃破できればラッキーでした。ファミコン版は画面の縦方向の長さがアーケード版より短いため、高速で出現するガルザカートの難易度が上昇しているような気がします。ところが、先日プレイしていた時になぜか突然に開眼して、ブラグスパリオの突破率が劇的に上昇したのでした。今後やりこむことがあれば、ジェミニ誘導(破壊不可能なブラグスパリオを画面内でうまく誘導して点数を稼ぐ技)にも挑戦したいところです。
挑戦といえば、1000万点も達成してみたいですね。効率の良い方法として、残機がある程度たまった時点で9面冒頭のソル4本を破壊してはすぐ死ぬというプレイがあるようです。または、4本のソルを破壊し、前述のガルザカートを突破し、アンドアジェネシスと相打ちという方法もあり、こちらの方が時間が余分にかかるけど1機あたりの点数は高くなります。まあいずれにせよ残機を100機200機と溜め込むだけの腕前が必要ですが。
ガルザカートをうまく突破できるようになったら、次の壁は16面突破です。16面は一応最終面だけあって、敵の配置が非常に厳しいものになっています。これをミスせずにクリアするのがゼビウス攻略度の目安となるでしょう。ゼビウスではエリアの70%を超えてミスすると次のエリアからのスタート(死に越え)になりますが、エリア16終盤でやられて2周目に入ってもあまり嬉しくないのです。私はしばらく死に越えが続きましたが、その後なんとか真っ当にクリアできるようになりました。上の写真がその状況。この感覚をキープしたいところ。
ゼビウスでは自機ソルバルウがやられた瞬間、機体の上下が反転するというトリビアがあります。アーケード版において、これが仕様なのかアサインミスなのかはわかりませんが、ファミコン版でも再現されていました。これくらいの余裕はあったみたいですね。
そういえばゲーム冒頭に画面右端を攻撃すると出現するコピー防止用メッセージはファミコン版にはありませんでした。ああいうのはスプライト表示数を食うから当然無理ですね。もちろん9面初めの森の中に背景として書き込まれている「namco」の文字もなし。
まあそんな細かい点はともかく、長年のファミコン版ゼビウス苦手意識をなんとか克服できてホッとしております。
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