柚木慈生温泉
山口県の温泉郷といえば、湯田、川棚、長門が全国区で知られており、
湯、食事とも高級感溢れる宿があり、観光地としても有名。
今回は立ち寄りということで、まだ入ってない温泉を探す。
良質湯といわれる一の又、俵山温泉なども候補に上げていたが、帰りルート線上になく、
出かける前にちらっとネットで見かけた柚木慈生温泉を探していくことに。
コンビニの本コーナーで『立寄り湯』誌より地図を確認し、
途中道の駅で周辺地図を確保、それを頼りに山の中の細い道を…、
なんとか無事たどり着く。
道路端に看板はあるものの、普通の民家の玄関。
駐車場は十数台もの車が停まっている。『ここ？』
療養目的の施設らしく、簡素な作り。湯治場の雰囲気。
下駄箱横に張り紙があり、
『非常に濃い源泉なので、皮膚の弱い人の為に80%の…』とある。期待大！
泉質：炭酸ガス、カルシウム、ナトリウム、重曹などの成分を大量に含む全国でもまれにみる優れた泉質
効能：高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病等
浴室へ入ると満員。かなり年配の方が湯船に身体寄せ合って入っている。
一瞬躊躇したが、隙間に身体を滑り込ませる。
湯の色は緑色の濁り湯。鉄臭、硫黄臭、なのに炭酸泉。
全身小さな気泡がまとわりついてくる。手ではらっても、またすぐついてくる。
この間入った貝掛温泉の時と同じ？ それ以上かもしれない。
丁度お昼時、満員御礼だった湯船も一人減り、二人減りで、
やっと手足伸ばせる状態になり、源泉が出ている口のそばで、
ゆっくり１時間。
期待以上の湯に感動！
帰宅してから『柚木慈生温泉』をネットで調べて、また感動！
秘湯・温泉好きから高評価の湯でした。
（写真が一枚もなくて残念）
故郷の山口県、行ったことのない場所がまだまだ沢山あることを改めて知らされることに。
先週までの集中豪雨被害が全国ネットで報道され心配。早い復旧を願います。
島ぶたおにぎり
