読書を始めてみようかしら・・・と思えるくらい涼しい夜になりましたね。
大津南ブロックから横田です。
おうみ進学プラザでも小学生に今秋の取り組みとして、文庫の紹介をしています。私が小学生のみなさんにオススメする、秋の夜長にぴったりの本はサン=テグジュペリ作「星の王子さま」です。ぜひ、中学生になる前に一度手にしてはいかがでしょう。「たいせつなものはね、目では見えないんだよ 心でさがさないとね」・・・という本作の言葉は、命・愛とは? という人生において重要なテーを考えるときの指針として知られています。私が、小学生のころ『星の王子さま』を手にして、言葉のシンプルさと哲学書のような奥の深さにまいってしまったことを覚えています。どこか寂しいんだけど、ほのかにあたたかいのが印象的でした。フランス人のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説で彼の代表作でもあり、1943年にアメリカで出版され、児童文学ながら、内容は、童心を失った大人に向けての示唆に満ちています。大人になってからまた読もうと思える一冊でした。