真野教室から川合です。
確認テストに日付を書く際に、どのクラスでも「今日は何の日?」と尋ねるようにしています。6月10日は、天智天皇がはじめて水時計を作らせた日とされていて、「時の記念日」と呼ばれています。でも生徒たちから返って来た答えは「ムトウの日…」語呂合わせをするものだと思い込んでいます。大津市の近江神宮は、天智天皇をまつっているので、境内には、様々な時計が設置されています。
冒頭の写真は日時計ですが、8時45分頃なのが分かりますか?影と目盛りをよく見てください。
これは拝殿を正面から見ています。
そしてこれが「漏刻」と呼ばれる水時計。6年生の男子がこれを知っていました。なんと!
手前と奥と、2つとも日時計です。
次は古代の火時計です。
竜の背中に線香がセットされ、それがじわじわ燃えていくと、背中に渡してある糸が順に焼き切れて、吊ってある銅の球が落下して下のドラを響かせる、というからくりです。なるほど、考えたなあ…。日本ではまだ縄文時代だというのに、中国ではすでに時計まで作っていたとは驚きです。
境内の灯籠には十二支の動物たちが彫刻されています。十二支は時間や方角の名前にも用いられていますが、この配置も、ちゃんと方角に合わせてありました。ネズミは北に面しています。
最後はからくり時計です。立派なものですね。
さて、近江神宮を話題にのせる時は、必ず、百人一首の全国大会にも触れますが、生徒たちは意外なほど「百人一首」の第一番が天智天皇であることを覚えていません。あんなに、あちこちの小中学校で毎年覚えさせるのに…。推古天皇だの、聖徳太子だの、聖武天皇だの、散々間違えてくれます。「ちはやふる」という漫画でも百人一首や近江神宮は知られていると思うのですが。
生徒諸君よ、せめて一番は覚えようや。たのんだぜ!
世界文化遺産、姫路城から樋口です。
6/14(日)、青葉キャンペーンの小学生特別イベントとして、世界遺産「姫路城」に行って来ました。梅雨の時期とあって、天気をかなり心配していたのですが、生徒諸君の普段の行いが良いこともあり、天気も良好でした。
姫路城は平成の大改修の後とあって、日曜・祝日は観光客で大にぎわい。天守閣に登るのにかなりの行列ができるのを覚悟していましたが、持っていたよりスムーズに進行。途中、秀吉がつくったとされる油壁や鉄砲を打つ狭間(さま)などを藤野先生の解説とともに登りました。また、播州皿屋敷で有名な「お菊井戸」も見てきました。そこの空間だけ、少々気温が低くなったような感じました。
お城を見た後は、すぐそばの庭園「好古園」で「茶道」体験。お菓子は甘く抹茶は苦いという感想。次回は、秋に予定しています。乞うご期待。