真野教室から川合です。
先日の国語の確認テストで、旧琵琶湖タワーの大観覧車がベトナムで再利用される話題が取り上げられましたが、今回の写真は、その「イーゴス」という観覧車のビフォー/アフターです。1枚目の写真は今年の春頃の情景で、2枚目は現在進行中の解体工事の様子です。今はもうゴンドラもすべて外されて、それどころか外側の円周にあたる骨組みまで、どんどん消えていっています。風景の中で、存在感はたっぷりありましたが、もうこれも無くなってしまうのですね。でもこれが、ベトナムで大活躍してくれるとうれしいなあ。
ところで、この観覧車の現役時代は、ぐるっと1周取り付けられた500個ほどの電飾が、毎晩モールス信号でメッセージを発していたのですね。その頃は不規則なリズムだなあとしか思っていませんでしたが、これがタイトルの言葉だったのです。「琵琶湖に優しさを」
膳所教室から宮本です。
今週は、中3生対象に「適性検査CATCH」というマークシート形式の検査用紙に取り組んでもらっています。まだまだ将来の夢なんてはっきりしていない人が多いのですが、参考資料には、さまざまな職業紹介がされており、今後の大学選択にも考えが及びます。A非常に興味がある、Bやや興味がある、Cどちらともいえない、Dあまり興味がない、E全く興味がない、の5つの解答のうちいずれかにチェックを入れます。やはり、Cどちらともいえないにチェックする人が多いような気がします…。
でも、今回の適正検査を受けることで、将来のことを少しでも考えてくれたらいいなと思っています。そして、結果はどう出るでしょう? パティシエ、大工さん、エンジニア、教員、公務員、寿司職人、エステティシャンなどなど…。将来に夢が広がります。皆さん、結果をお楽しみに。
真野教室から川合です。
タイトルの日本語が少々怪しいですが、こう表現するしかないのです。では早速、質問です。ふだん、チョークは何に使うものですか?おそらく誰に訊いても、「学校や塾で黒板に筆記する道具」と答えるでしょう。では私の話を聞いてください。
今年、伊勢神宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)が話題になっていますね。律令制の時代からずっと行われてきた、神社の建物一式をすべて作り替える行事で、建っている敷地も少し移動します。これを現代に至るまで、二十年ごとに行ってきたのですが、実は私は二十年前の遷宮行事に参加させて頂きました。材木を載せたそりを曳いて川をさかのぼったり、あるいは車を曳いて運んだり、大変楽しかった記憶が残っています。さて、これとチョークにどんな関係があるのでしょうか?
2枚目の写真を見てください。これは遷宮用の材木を運ぶ車で、伊勢市内の各町内が、それぞれこんな車に材木を載せて、神宮の敷地まで運び込むのですが、この車は二輪車で、おしりを地面にひきずって動くので、摩擦が大きく、動きが大変重いのですね。それでも大勢で力まかせに引っ張るので前進はしていきます。が、車輪と車軸との間に油を差さないので、ここも摩擦が大きくて、木と木がこすれ合って焦げ臭いにおいが漂います。さあ、ここでチョークの登場です。車輪の脇にずっとついて歩いている人がいて、この人はチョークの箱を持っているのです。そして、回転している車輪と車軸の間にチョークを次々に落としていくのです。すると、チョークが粉々にすりつぶされて、木が焦げるのを防ぎます。と同時に、チョークがつぶされてこすられるときに「ぶおーっ」というとても大きな響きを発し、人々はこの音が威勢良く発せられると、喜んで盛り上がっていましたね。これまでいろいろな祭りに参加してきましたが、車輪と車軸に油を差すことはあっても、チョークを落とすのは他で見たことがありません。
写真の3枚目と4枚目は、今ちょうどお祭りの期間に入っている「大津祭」の曳き山です。先日組み立てられて、次の日曜日が本番です。塾生や卒業生で参加する人もいるでしょう。残念ながらこちらには、チョークの出番はありません。
石山校から野田なのだ。
10月に入って十日余りが過ぎ、すっかり秋らしくなって装いも・・・・すみません、半袖のままです。ちゅうか、最近の日中ってどの辺りが秋?僕の中では真夏みたいなもんです。本日も天気予報では予想最高気温が31度!もう無理です。早く長袖シャツにジャケットを羽織れる季節になっていただきたいものです。
さて、9月を終え、ごく一部ではありますが、高3生の中には大学合格が決まった人も出始めました。そして、10月に入り、公募推薦や国公立大学のAO入試の出願なども始まろうとしています。中間考査が行われ、今月中に模試が三回も実施される学校も(石山高校生お疲れッス)。11月には期末考査、大学別のオープン模試(京大オープンなど)、センタープレテスト・・・・と、まさに受験勉強も最高潮を迎えようとしています。夏までを基礎力(あくまで受験における基礎力ですよ)の定着に注力してきた高3生にとって、9月~11月は応用力や答案作成力が最も伸ばせる時期でもあります。
本日(10/10)、センター試験までついに100日を切りました。期末考査が終わってからの約一ヶ月は、京大や阪大などの二次試験のウェイトが高い大学を志す人もセンター対策中心の勉強になるでしょう。本当に多忙な10月・11月であることは承知していますが、応用力を伸ばすための問題演習、まだ定着していない基礎学力の見直し、そして、単語!(まだ言わせるか?)など、今やらなければならないこと、今しか出来ないことが山ほどありますよね。
友人とペチャクチャする時間がついつい多くなりすぎていませんか?
食事の後の休憩時間が何となく長くなりすぎていませんか?
受講途中に退席せず、最後まで集中力を保ってピシッと学習できていますか?
やらなければならないことを計画を決めて実行していけば無駄な時間を費やすことは絶対にありません。まだまだ夏のような日差しが続いていますが、皆さんに残された時間は着実に減っていきます。実りある秋、実りある冬、そして満開の春にしましょう。
本日のタイトルにした芭蕉の句。“秋が深まり、辺りの静けさも増し、隣人の生活する音が聞こえてくると果たして隣人はどんな生活をしている人だろうかと思いを馳せてしまう”なんて句ですが、少なくとも皆さんの隣人達=ライバル達は確実に勉強してますからね。
本日の写真は立命館大学を迎えての7月のホームルーム。今やホームルームも席が溢れる状況ですね。ホームルームの後は毎回心地よい喉の痛みに襲われます・・・・
彦根教室から広瀬です。
このところまた夏かと思うような蒸し暑い日が続いています。先日は小学生の陸上記録会もあり、夕方の授業に遅れるかも・・・と心配していましたが、いつも通りのスタートでがんばってくれました。暑い中走り回って、もうひと勉強。タフな一日でしたね。中学生はただ今中間テストの結果を聞きとり中です。やはり暗記科目におけるeトレの効果は大。次々とうれしい報告が舞い込んでいます。集団学習や個別指導で、しっかり「理解」して最初のハードルを越えたその後が重要。
eトレ学習は練習試合のようなもの。ミスをしやすいところ、間違って理解していたところを修正して本番に臨みましょう。eトレで練習試合をした後は「いい質問」をする人が多いのでついつい応える先生も熱が入ってしまいます。勉強もスポーツと同じですね。只今、教室では学習カウンセリングを実施中。次の期末テストに向けて、一人ひとりの学習の様子をチェックしていくよ。