駐車場に車を駐めてすぐの所にお寺の入り口がありました。ハイクの人の姿が目立ちます。
門をくぐるとガラス貼りのお堂、エキゾチックな仏像が待ちます。
摩耶夫人(まやふじん/ぶにん)。釈迦のお母さんです。
花を付けた無憂樹の枝を手折ろうとしたそのとき、腋から産んだそうです。
マリアは処女にしてイエスを産み落としました。
普通には決してありえないことでしょうけど、神性を帯びた存在だとあるんでしょうね・・
つまりは摩耶夫人はキリスト教でいうところのマリア様・・?
この象、お堂ともインドの人々との結びつきが強いようですね。
反対側に軍艦摩耶の慰霊碑が建ちます。
必然性高いですね。命名の根拠の地ですからね。
摩耶は重巡洋艦、高雄級の四番艦になります。起工は神戸。
優速と重武装、強力な防空装備と艦隊指揮能力を持つ有力艦でしたが・・・
いろいろな花を見ながら石段を登ります。
天上伽藍に立ちます。
彩色が残っています。
仏教世界を表現したとあります。一方で背景は現代的通信施設となります。
ガスっていて眺望はいまいちです。ここから望むのは神戸のなに区なんでしょうかね?
さすがに釈迦のお母さんを祀るお寺さん。子授け、安産、子育て・・女性のお参りを集めます。
それと須弥壇に並ぶ仏像、愛染明王が座します。見応えありますね・・
ヤマホウシ(山法師)が咲いています。満開?
裏手に回って、”エ〜!” まるで過去帳を見るようです。
時が流れたんですね・・ 東京銀行、三菱銀行、日本興業銀行、東洋信託銀行・・山一證券・・・
平安の寝殿を思わせます。
ヤマホウシの近景です。
幸か不幸か、”碧天” には恵まれませんでした。
天竺堂(摩耶夫人を祀る堂)の表板です。同時に古刹なのにむしろ異様とも思える伽藍の新しさの答えです。インドさんありがとうございます!
出入り口の杉巨木です。生命を感じさせます。
下山します。