雅楽と言えば「越天楽(えてんらく)」が一番有名かな・・? と・・
ただ、”なま”となるとお目にかかったり、お耳にかかったりムズイですね。
コロナでますます厳しかったです。



舞楽は左方、右方をセットで舞うもののようです。
例えば左舞の「陵王(りょうおう)」に右舞「納曽利(なそり)」を返し舞いとして舞うといったところです。
左方は赤系、右方は緑系を基調とします。
つまり、その色の装束を着けるということですが、いろいろバリエーションはあるようです。




では、舞の所作の意味合いは・・
あまり意味はないようです。
ただ、「陵王」の”三軍叱咤”や「還城楽」のおどけるような仕種はモチーフがあるようです。






舞はストリー性より様式美を表現、鑑賞するものなのかと・・
いかにも・・というか、”念”のこもるものもあるようです。
「採桑老」や「胡飲酒」は演じた者が死ぬとか・・ぶるぶる
ただ、どちらも面を着ける舞です。
気候ということも影響するんじゃないでしょうか?
特に面を着ける装束は重量、熱のこもりもあって屋外なら夏、屋内なら冬がとてもつらい・・
そう舞人が語っているのを聞いたことがあります。
冬の屋内って暖房入りますからね。

終演です。
境内の咲き始めた桜を見て帰ってくれ・・と。
光量不足でおおぼけですが、高貴な桜、緑色の花を咲かせる「御衣黄」です。
本年の大阪四天王寺聖霊会は椅子席なしで公開されるようです。
成田山はどうなるでしょうか・・