ぶるっ!
気温低めで寒ささえ覚えます。
今年はいつもの春と少し違うのかもしれません。しかし、大きな目で見ればそうも違うことはないでしょう…
元禄14年3月14日、幕府を江戸を赤穂を…各方面を揺るがす大事件が発生しました。
勅使下向の饗応中の江戸城内で刃傷です。
その日は現在の暦では今日4月21日に当たります。
加害者は赤穂藩主浅野内匠頭長矩、捕えられ唐丸篭にて平河門から出され、芝の田村邸にお預けになります。
平河門は不浄門と言われ通常の通行はしません。城内での死人が出される門とのことです。
殿様として登城し、不浄者として下がったということです。
こちらは大手門側
田村邸へのお預けは当面の間、つまり沙汰あるまでの間という通知だったようですが、急に事態が動きます。
即刻切腹の申し付けです。
いずれは… ということはあっても誰も想像できなかった速い決定でした。
その辞世
"風さそう花よりもなお我はまた春の名残を如何にとかせん"
について書いてみたいと思いました。
今回はここまで。