無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

動物愛護意識の遅れから、福祉の重要性を感じた

2015年02月14日 07時29分28秒 | ボランティア
おはようございます。昨日は、72人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

以前は、大竹=介護のイメージを持たれていた方が多いように思います。母が亡くなり、最近では大竹=動物になってきました。「動物なんて票にならないぞ!」という厳しいお叱りも頂戴致します。確かに、その通りです。しかし、野生動物と違い、愛玩動物の問題は人間によって生み出されている人間の問題です。インド独立の父と称されるガンジーの言葉に、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」があります。東京では、オリンピック開催までに殺処分をゼロにしようというキャンペーンがあるそうです。先の開催地ロシアでは、野犬が問題となり、アメリカ等の選手が可哀想だと連れ帰ったという報道があったことを記憶しています。動物愛護が先進した国を見れば、やはり先進国であり、それらの国は人間の福祉も先進しています。日本であれば、東京等の都会を中心にボランティア団体が活発な活動をしているようです。その反対に、地方に行けば悲惨な現状があります。動物に対する扱いを見れば、人間のモラルや福祉先進度がわかるのではないでしょうか。

昨今では、高齢者が孤独からペットを飼育する傾向があります。しかし、飼い主の入院や死亡により行き場を失くすペットもいます。この問題は今後大きくなるでしょう。また、野良猫問題も同様です。高齢者が野良猫に餌付けをしているケースが多いわけですが、繁殖防止をしないために増え続け、深刻な近隣紛争を招いている場合もあります。

この問題に関心を持つ者が増え、ボランティア参加者が増える日が来ることを願っておりますが、残念ながら、自分が楽しむための趣味の会参加者とは違い、このようなボランティアへの参加者は殆どいません。このような点からも、白河市の福祉は、まだまだであると感じ、高齢者福祉や児童福祉に力を入れていきたいと、改めて思います。



昨夜は、私の手作り水餃子鍋でした。寒い冬には鍋が一番です。