無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

動物愛護週間記念講演会にて

2015年09月21日 21時44分40秒 | 動物愛護
昨日は、93人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、昨日の講演会は、動物愛護の観点と障害者福祉の観点から、聴覚障害者にスポットをあて、保健所収容犬等を訓練し、聴覚障害者のための「聴導犬」を育成し、無料で貸与活動をしている「日本聴導犬協会」をお招きし、講演とデモンストレーションを行っていただきました。講演会には、聴覚障害者の若い女性もご家族と共に参加してくださいました。また、デモストレーションでは、聴導犬の仕事を体験し、実際に犬と触れ合っていただくことができました。



人間に対する補助犬には、目の不自由な方のための「盲導犬」、身体の不自由な方のための「介助犬」、そして耳の不自由な方のための「聴導犬」がいます。しかし、盲導犬に比べ介助犬や聴導犬に対する認識は低く、多くの必要としている方が利用できていないのが現状だと昨日の講演会で改めて知らされました。今回参加された、聴覚障害者の女性及び家族の方は、大変関心を持っているようでした。これをご縁にこの白河市で聴導犬が活躍し、他の聴覚障害者や身体障害者の役に立っていただければ幸いですし、ボランティアの活動の励みにもなります。希望がかなえられるよう心から祈っています。



(福)日本聴導協会は、行政からの補助を受けず、借金をせず、民間企業や団体、個人からの助成金や寄付だけで運営をされているそうです。また、1億5千万円の協会建設費も、行政からの補助なしで建設されたと聞き、驚くと共に、そのポリシーを学ばせていただきました。