無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

動物愛護、行政の無理解

2016年06月24日 05時49分34秒 | 動物愛護
おはようございます。昨日は、104人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

九州地方、特に熊本地方を中心とした豪雨は続くようで、地震の影響もあって多くの土砂崩れを起こしているとの報道を目にしました。
「弱り目に祟り目」とはよく言ったもので、地震に続き豪雨とは「神様は何を考えているのだ」と叫びたくなるでしょう。
しかし、
このような時こそ、人の温かさを感じるものです。
多くの支援の報道があり「私にも何かできないか」と思う日々です。
少なくとも、毎日「熊本」の事を考え、エールは贈り続けたいと思います。

東日本大震災から5年以上が経過し、東北の事を忘れつつあるのではないでしょうか。
復旧は着実に進み、復興の域まで達しているところもあるでしょう。
しかし一方で、福島は原発事故の影響で「故郷の帰れるのか帰れないのか」という話をしているところもあるのです。
「福島」の事も忘れてほしくない、そんな想いで「熊本」を応援しています。

参議院議員選挙が始まりました。
そちらこちらで「街宣車」の声が聞こえてきます。
新聞報道でも「参院選」の話題で多くの紙面が使われています。
候補者には「福島」や「熊本」など被災して困っている人々のことも考えながら、支持を訴えてほしい物です。

さて、昨日は一般質問があり、登壇しました。
「文化交流館の運営に関して」「生活困窮者の現状と支援について」「動物愛護について」の3点について質問をしました。
今回特に「動物愛護」関係については、NPOでの活動や経験、そして全国の動物愛護関係者の活動や報告などから、市当局でもできるのではないかということを質問したつもりです。
例えば「野良猫が増えるのは飼い主のモラルが低下していて、安易に子どもを産ませ、捨てていることも増加の原因と考えている。行政として環境省などのポスターを利用し、市民に呼び掛ける必要があるのではないか」と問いました。
「動物を捨てる行為などは、人間の常識としてしてはいけないと誰でも知っていることであり、改めて周知することは考えていない」旨の回答がありました。

まだ記憶に新しいと思いますが、千葉県で高校の教師が生徒を使って野良猫を生き埋めにした事件もありました。
近隣でも同様な事例を多く聞きます。
また、猫が捨てられている事案など市内で数多く聞きます。
これでも人間の常識だからといって何もしなくていいのでしょうか。
「地方の行政だから仕方がない。」という方もいましたが、とても情けない感じがしました。
今後は行政を頼らず、ボランティアとして市民の皆さんに理解していただけるような活動をしていきたいと思います。