台風10号は熱帯性低気圧になって北海道を通過していきました。
しかしその影響でしょうか、日本列島の周辺にはちいさな低気圧と高気圧が入り乱れて、西日本には前線が狭い地域に大雨を降らせているようです。
南西諸島近辺では、沖縄の西の海上に熱帯性低気圧が発生し、今日の奄美はちいさな雨雲が南から北へと通り過ぎ、あちこちにスコールをもたらしています。
おかげでちょっと出掛けるにも「帰りは雨に降られないだろうか?」と心配になります。
夕方も、もしかしたら出掛けられるかと思う天気でしたが、海岸に着いてみたら雨でしたじゃ困るよなぁと思っていたら、見透かしたように雨が降り出しました。
雨は名瀬の市街地だけだったようですが、オレが出掛けていたらそっちだけ雨が降ったんじゃないかという疑惑はつきまとっています。
そんなわけで、5年前に撮った写真から選んでみました。
下の写真も、クリック/タップすると大きな画像で見られます。
大浜公園の駐車場から小浜キャンプ場に向かう遊歩道です。並んだ右側は水滴の部分だけをクローズアップしたもの。
この遊歩道、今では防波堤みたいなコンクリートの壁がおとなの胸の高さで囲まれていますが、むかしは牧場の柵のようにコンクリートの柱と横木でできていました。
さらにその以前は、柵も何もなく、庭園の踏み石のように、ただしあくまで実用本位にコンクリートの四角い塊がキャンプ場まで並べられていたように記憶しています。
波の強い日、殊に冬場は毎日のように波が遊歩道を洗って、干潮でも足を濡らさずにキャンプ場に辿り着くのは困難でした。
大潮の時刻には、遊歩道の入り口から崖の上を迂回してキャンプ場に辿り着く道を選ぶしかなかったのですが、今は時おり壁を越えてくる波に気をつければ、キャンプ場への行き来が楽になったようです。
明日からは天候が回復するという予報ですが、果たしてアテにしてもいいものやら…。
台風情報を見ると、フィリピンの東海上の熱帯性低気圧が発達して台風になるという予報も出ています。
発達すれば台風11号になりますが、すぐに衰えて熱低に降格するとの予測も出ています。
撮影場所:
奄美市小浜キャンプ場