南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

リュウキュウアユ産卵観察会日程変更のお知らせ

2008年12月20日 01時46分03秒 | リュウキュウアユの塩焼きで一杯やりたい
嘉徳川の川床整備と
役勝川での産卵観察会の日程が変更となりましたので、
そのお知らせです。

嘉徳川の川床整備は1月10日(土)。
役勝川での産卵観察会は1月11日(日)。
ビデオ上映会は1月11日(日)にそれぞれ延期となりました。
直前での変更、まことに申し訳ございません。

結果として、何かと慌しい年末を避けることとなりましたので、いささかではありますがご参加が容易になったのではないかとも考えております。

また変更など発生いたしましたらお知らせいたします。
コメント (1)
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続・リュウキュウアユの産卵を見ませんか?

2008年12月18日 23時31分03秒 | リュウキュウアユの塩焼きで一杯やりたい
嘉徳川の川床整備と役勝川での産卵観察会の日程が決まりましたので、そのお知らせです。



嘉徳川の川床整備は27日(土)。
とりあえず午後1時頃に嘉徳川の橋の近くに集合です。
用意するのは長靴と、各自が持っている土木作業用具。
あ、重機などはご遠慮ください。
スコップ、鍬、ジョレンなど、手に持って作業できる道具でお願いします。
素手でも作業できます。



役勝川での産卵観察会は28日(日)。
午後4時頃に国道58号線を曲がって山間方面へ向かう橋の付近に集合してください。

いずれも小雨決行です。



また、ビデオ上映会は、屋仁川の「窪田達雄の店」で28日の夜7時頃から。
会費は3,000円程度とお考え下さい。
川床整備、産卵観察、ビデオ上映のうち、
どれか一つだけでも参加はお断わりしません。
お問い合わせは件名に「リュウキュウアユ」のヒトコトを添えて
ootama696@mail.goo.ne.jp
までメールください。



写真はいずれも2005年の川床整備の時のものです。
こんなことをやりますってことで。

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奄美大島チャレンジサイクリング2008 の ほんの一部

2008年12月15日 00時22分06秒 | 南方単車日乗
『日本で一番長いワンデーサイクリングイベント』と銘打った
奄美大島チャレンジサイクリング》に友人がエントリーすると言うんで
「途中でくたばるんじゃないか」と、ウキウキ心配しながら見に行った。
50km、90km、240kmの3コースのうち、50kmのコースに参加するんだそうな。
先ずはコース図をじっくり見て、最大の難所[本茶峠越え]で苦しみ悶える顔を見てやろうという用意周到な戦略を立てる。
10時龍郷町役場前からスタートで、あっち行ってこっち行って11時過ぎに登りに掛かるだろうから、 11時半過ぎに峠の頂上から歩いて降りていけば間に合うだろう。



ところが、待てど暮らせど現れない。





かなりメタボな人とか、オレから見てもお姉さんと呼びたくなるような人も登ってくるが、友人は現れない。



「リタイヤしやがったか」
ヤツめ、金曜日はだいぶ遅い時間まで呑んでたみたいだったからね。



無駄足を悔いかけたところに
「おーい暇人~!」
と嬉しそうに登ってきやがった。



一番負担が少ないコースということもあって、いろんな人がチャレンジしてる。
綺麗なお嬢さんもいれば、



夫婦、親子、いろいろだ。
みんな、そこそこ楽しそうな悲鳴を上げながら坂を登って行く。



勇気を持って歩く人もいます。



《サイクルレース》じゃなくて《サイクリング》なんだね。



写真からもお判りのように当日は重苦しい曇天。
カメラマンには辛い日だけど、参加者にはむしろ良い天気だろう。
晴れたら22度は行くし、意外に湿度も低いから脱水症状もおこしかねない。



ところで余分なヒトコトを。
関係者だろうか、レンタカーで峠道を追いかけてる人がいたけど、車の停め方があまりに無神経。
危険ですらある。



道端で見かけた、この蔓草に成ってるのはなんの実だろう?
ソフトボールくらいのサイズがあったけど。
あ、それと、もうひとつ上の花はネムノキかな?
うーん、判らん。

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リュウキュウアユの産卵を見ませんか?

2008年12月08日 02時57分30秒 | リュウキュウアユの塩焼きで一杯やりたい
年末が近づいてまいりました。
この季節の行事といえば、クリスマス
ではなくて、忘年会
もあるんですけど、
最近ハズせないのが《リュウキュウアユの産卵》です。
はい、長いことこの無愛想なBLOGに親しんでいただいている奇特な方には、もうお馴染みですね。
今年もやってまいりました、リュウキュウアユの産卵観察会です。
終了後には有志で集まって、リュウキュウアユの産卵ビデオ鑑賞会を予定しています。

観察会は、12月27日(土)か28日(日)。
アユの産卵時刻に合わせて夕方4時頃からはじまります。
人によってはチョー退屈です。
講師のニイムラのおっちゃんが川に入って、



こんな具合にアユの産卵行動を説明します。
薄暗いので、カナーリ目がイイ人でないとアユの影も見られません。
で、その後、



こんな具合におっちゃんが撮影するのをただ眺めるだけです(おっちゃんのドライ・スーツ姿なんてつまんないので大きめ画像のサイズと解像度も落としてます)。
んで、その後、



こーゆービデオをちょっとお酒を飲みながら見るワケです。
なお、ビデオ鑑賞会は、「名瀬でやろうか?」なんて言ってるレベルなので、どこかいいお店があったら紹介してください。
プロジェクターは持ち込みます。
壁が白ければ言う事ナシなんだけど、そうでなければオレの布団のシーツでも持ち込みますか。ちょっとシミが付いてるけど

正確な日時については、おいおいこのBLOGで発表していくつもりですが、興味のある方は件名に「リュウキュウアユ」のヒトコトを添えて
ootama696@mail.goo.ne.jp
までメールください。
なにせオサカナが相手なので、ギリギリまで予定が立ちません。

関連記事は、オレのBLOGでは、
まんこいプロジェクト、加計呂麻を往く pt.1
リバーリバイバルin嘉徳川の2つ

《奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG 》の
リュウキュウアユの産卵
《てぃってぃぐわ(ひとつだけ)・・・》の
今年もまた♪
川遊び?
《奄美大島ダイビング Dive cico mako Blog》の
リバーリバイバル♪
です。

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踊りの季節・壱 笠利町笠利 後編

2008年12月04日 02時18分35秒 | デキゴト
踊りの季節・壱 笠利町笠利 前編よりつづく。

前編からたった2週間での後編の公開というハリウッド映画も真っ青なペースでの更新ですが、詳しい解説をする、と公表しちまった以上、避けて通るわけにもいきません。
読み終えて「こんなんで詳しい解説か」というご意見も予想されますが、心配ばかりもしていられませんから、とっととはじめましょう。



奄美大島の行事は、基本的に旧暦に基づいて行われます。
中でもこちら大笠利では、踊り行事を厳格に旧暦に則って開催します。
古来から伝わる三八月(みはちがつ)と呼ばれる行事を踏襲し、「曜日がどうたら」という軟弱な意見は一顧だにされない・・・みたいです。
さてこの三八月(みはちがつ)は、アラセツ、シバサシ、ドゥンガという三行事の総称で、それぞれに旧暦上での期間が定められています。
まず、旧暦は月の公転周期29.5日によって左右されますが、旧暦八月というのは「秋分を含む」という決まり事があります。
つまり、どれほど旧暦が新暦(今、普通に使われている暦)とずれても、旧暦八月一日は新暦の8月24日から9月23日までに当たることになります。



アラセツは、その旧暦八月の最初の丙(ひのえ)の日、または丁(ひのと)の日にはじまる三日間を指します。
丙の翌日が丁なので、旧暦七月の最後の日が丙なら、アラセツは旧暦八月一日の丁の日になります。
ちなみに今年(2008年)は、アラセツの一日目は新暦9月3日(旧暦八月四日の丙)でした。
これが来年(2009年)だと、アラセツの一日目は新暦9月19日(旧暦八月一日の丁)になるかと思ったら新暦9月27日(旧暦八月九日の乙(きのと))です。難しいなぁ。
さらに再来年(2010年)は、アラセツの一日目は新暦9月13日(旧暦八月六日の丙)となります。なるのかなぁ?
ついでに悪乗りすると、2011年は新暦8月29日、2017年は新暦9月26日と、1ヶ月ほど新暦上ではちがいが出ます。
アラセツの語源は、「節(せつ)新たにする(または節を改める)」と言われ、旧暦七月のうちにその年の収穫の全てを終え、次の年の準備をはじめましょう、という意味になるのだそうです。
単純に言えば豊年祭・収穫祭という意味でしょうか。
どうですか、詳しすぎて疲れるでしょ?



アラセツの次はシバサシ。
期間については、いろいろ定義があるようですが、簡単に言ってしまえば、2日間のアラセツが終わって4日過ぎたらシバサシ、です。
もっと判りやすく定義すると、アラセツの初日が月曜日ならシバサシは次の日曜日からはじまることになります。
旧暦では、壬(みずのえ)または癸(みずのと)からはじまる2日間になり、どうやら《厄除け》行事としてのお祭りのようです。
シバサシ、という言葉から『柴差し』『柴挿し』という字を当てたくなりますが、どうやら『椎葉(しぃば)挿し』が正しい語源のようです。



大笠利集落の踊り行事は、このアラセツとシバサシの計4日間です。
ドゥンガは、踊り行事としては行われません。
ドゥンガはもっと家族的な行事のようです。
しかし、ドゥンガと記すたびにこの人を思い出すんだよなぁ。



昔はやーまわり(家廻り)といって、集落内の家を片っ端から廻って夜明けまで踊ったといいますが、今では一日三軒で予定が決まっていて、なおかつ踊る家ごとに唄う唄も決まっています。
これは集落内の文化活動を管理する役員が事前に決めて、一部の唄(やはり景気がよくて唄いやすいものが好まれるそうな)に偏るのを避けているためです。



夜7時頃に1軒目の家の前に三々五々と集まった人々は、いつの間にか輪を組んで唄い、踊りはじめます。
もっとも、難解な方言で唄われる『踊り唄』を正確に唄える人は数少なく、唄をリードする《打ち出し》と呼ばれる人が先導して唄い、他の人たちは必死でそれに着いていこうとします。
鼓(ちぢん)も、少し前まではひとにぎりの名手たちが打っていたのですが、近年は当番制でかわりばんこに担当することになりました。
「みんなが憶えないと廃れてしまう」と、強い危機感から出た考えのようです。
鼓の名手にその辺の話を聞いてみたら、「どうも雑でいけない」なんて言ってましたけどね。

たぶん、まだまだ記し足りないこともあると思いますが、大笠利の八月踊りの話、とりあえずここらへんまで。

踊りの季節・壱 おわり


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