すこしは反省の色を見せておこうということで、リュウキュウアユの話を連荘です。
ご用とお急ぎでない方は、前回の《2011年の嘉徳川・壱》、《1月の嘉徳川》、《2月の嘉徳川》から読んでもらえると、少しは話がわかりやすくなると思います。
さらにお時間のある方、30分かそこいらの時間を無駄にしてもいい方は、カテゴリ《リュウキュウアユの塩焼きで一杯やりたい》を通して読んでもらえると、砂と水の写真だらけで心がほどよく渇いてくると思います。
と、前回と同じ前置きをコピペして。
10日後の3月21日、東北では依然として余震が続いているとニュースが伝えています。
遥か遠くの離島でオレは、なけなしの勇気を振り絞って嘉徳へ向かいました。
道具はいっさい持ちません。浜を見るだけです。
着いたらいつものポイントで写真を撮り、そのまま帰って来ます。
周囲を山に囲まれた嘉徳集落付近では、ラジオも電波を受信できないことがしばしばです。
西日本で大きな地震が起きて、それが津波を起こしたりしたら、その情報を得られる保証がないのです。
なるほど皆さん仰るように、オレの心臓には毛が生えているかもしれませんが、サイズはとても小さいんです。
林道嘉徳青久線は、前年の10月20日の奄美豪雨で崩れたままです。
浜を見下ろす展望ポイントは、この土砂を越えた先にあります。
川は海とつながっています。
しかし、波打ち際の砂の堆積は、河口手前の蛇行を、さらに大きくしているように見えてなりません。
しかも流れの幅は細く頼りなくなっているように見えます。
山の緑が南の島の春を告げています。
遥かな北では春の訪れはまだ先のことなのでしょうか。
川はそれでも力強く流れています。
この日は大潮で、干潮は13:40頃でこの撮影時刻は15:12。
満潮になれば屈曲する辺りまで波が寄せるはずですが、すでに朝の満潮でも河口が塞がっていないのだから大丈夫だろう。
なんだか命拾いをしたような気分で帰途に着きます。
そして4月も終わりに近い29日。
あたふたと時を過ごす中に「今月のお参りを済ませてないぞ」と思い出し、あわてて南へ向かいます。
川はまっすぐ海へと流れ、河口手前の大きな水溜り(英語でラグーンというそうだ)は完全に解消されています。
しかし、河口の様子がなんだかへんだ。
水辺に奇妙な砂の山。
河口付近から上流を見れば、なにか重機のような物が見える。
あれはなんだ・・・?
(2011年の嘉徳川・参 へ続く)
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ご用とお急ぎでない方は、前回の《2011年の嘉徳川・壱》、《1月の嘉徳川》、《2月の嘉徳川》から読んでもらえると、少しは話がわかりやすくなると思います。
さらにお時間のある方、30分かそこいらの時間を無駄にしてもいい方は、カテゴリ《リュウキュウアユの塩焼きで一杯やりたい》を通して読んでもらえると、砂と水の写真だらけで心がほどよく渇いてくると思います。
と、前回と同じ前置きをコピペして。
10日後の3月21日、東北では依然として余震が続いているとニュースが伝えています。
遥か遠くの離島でオレは、なけなしの勇気を振り絞って嘉徳へ向かいました。
道具はいっさい持ちません。浜を見るだけです。
着いたらいつものポイントで写真を撮り、そのまま帰って来ます。
周囲を山に囲まれた嘉徳集落付近では、ラジオも電波を受信できないことがしばしばです。
西日本で大きな地震が起きて、それが津波を起こしたりしたら、その情報を得られる保証がないのです。
なるほど皆さん仰るように、オレの心臓には毛が生えているかもしれませんが、サイズはとても小さいんです。
林道嘉徳青久線は、前年の10月20日の奄美豪雨で崩れたままです。
浜を見下ろす展望ポイントは、この土砂を越えた先にあります。
川は海とつながっています。
しかし、波打ち際の砂の堆積は、河口手前の蛇行を、さらに大きくしているように見えてなりません。
しかも流れの幅は細く頼りなくなっているように見えます。
山の緑が南の島の春を告げています。
遥かな北では春の訪れはまだ先のことなのでしょうか。
川はそれでも力強く流れています。
この日は大潮で、干潮は13:40頃でこの撮影時刻は15:12。
満潮になれば屈曲する辺りまで波が寄せるはずですが、すでに朝の満潮でも河口が塞がっていないのだから大丈夫だろう。
なんだか命拾いをしたような気分で帰途に着きます。
そして4月も終わりに近い29日。
あたふたと時を過ごす中に「今月のお参りを済ませてないぞ」と思い出し、あわてて南へ向かいます。
川はまっすぐ海へと流れ、河口手前の大きな水溜り(英語でラグーンというそうだ)は完全に解消されています。
しかし、河口の様子がなんだかへんだ。
水辺に奇妙な砂の山。
河口付近から上流を見れば、なにか重機のような物が見える。
あれはなんだ・・・?
(2011年の嘉徳川・参 へ続く)
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