南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

2019年8月23日の奄美市芦花部

2019年08月24日 23時33分01秒 | 南方単車日乗
奄美大島は、今日も最高気温32.9℃、日照時間8時間弱の良いお天気でした。
なのですが、一昨日・昨日と遅くまで夕焼け観賞に勤しんで、ちょっとばかり疲労が残ったオレは、今日は休養日とさせていただきました。
予定通りに昨日の写真をご覧いただきますが、休養日の分、すこし多目の写真掲載です。
下の写真も、クリック/タップすると大きな画像で見られます。



いつの間にか陽が短くなって、まごまごしているとすっかり手遅れになってしまうことがしばしばです。
この日も「ちょっとウチを出るのが遅かったかなぁ」と思いながら、龍郷町方面を目指します。
すると、長雲峠の向こうに虹が見えてきました。
「こいつはまずいぞ、あの下には雨が降っているかも」不安に思いながら長雲トンネルを抜けると、細かい雨が降っています。
これはいかん、とUターンすると、雨は勢いを増してきました。
3㎞ほどを駆け戻って有良の磯に向かいます。この時点ですでに夕陽はギリギリ間に合うかどうか。
有良の浜で動画カメラを据えるポイントを探しますが、地球の自転軸の傾きは、夕陽が落ちる角度を梵論瀬崎の突端に隠しています。
もうこうなったらどこでもいいや、と1㎞離れた芦花部の浜へとまた移動。
どうにか、夕陽の落ち際の最後の光を捉えましたが、飛び散った水滴に夕陽が入るタイミングは逃してしまいました。



けっきょく無駄足だったかとため息をつきながら、背後の長雲峠の方を見やれば、雨雲はさらに勢いを増している感じ。
こちらに伸びてくるか来ないか、不安な気持ちを抱きながら西の水平線に目をやると、日没後の夕映えが徐々に空を染めはじめました。



夕映えは立ち上る水蒸気を照らし出し、予想もしなかった光景が展開されていきます。



最後に縦に構えたカメラでパノラマ風に撮った写真を合成してみました。
あっちに行って雨、こっちに行って駄目、最後に消去法で訪れた芦花部の海岸でこんな光景を見られるとは、予想もしなかった展開に満足のため息をつきながら家路を辿ったのでした。

最後におまけ。
タイムラプス動画をGifに変換しました。




撮影場所:奄美市芦花部

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