南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

豪雨の爪痕

2010年10月31日 01時23分01秒 | 南方単車日乗
豪雨の後に台風と来て、さすがに「祟られてるんじゃないか」と思わぬでもなく。
それでも奇跡的に直撃は免れ、意外に足の速い台風だったこともあってか、目立った被害はなかった模様です。
そして本日は、お昼頃の数時間だけとはいえ
すっかり浮かれて
「TVとか映ってないけど、かなり酷かったらしい」という噂の
龍郷町の北海岸沿いを走ってきました。
が。
かなり土砂が取り除かれて、ほぼ車の通行にも支障が無くなったとはいえ、噂に違わぬ被害の大きさに絶句してしまいました。



ここは崖崩れ、ではなく地滑りですね。
突き上げられて割れたアスファルトの間から土砂が吹きだしたのでしょう。
堆積した土砂の厚さは15cmほどもあります。



この辺りは15年ほど前に新設された県道と、それ以前の旧道が一部重なりながら並行しています。
その旧道が土砂に覆われていました。



法面工事が絶ち割られていました。

  

人家のないところで良かった、としか言えませんね。
なおこの付近では、内陸でも大きな崩落があったらしく、10tダンプがせわしなく行き交っていました。



なんでもなさそうな箇所が通行止め。



地滑りで路肩に隙間ができています。
道路の下の護岸にも歪みが出ています。
10tダンプがここを通ります。

 

山の上の崩落現場は、まだ手を付けていない箇所も多いようです。
断言できないのは、山に向かう道がどれも通行止めになってるためです。

とりあえず県道は通行できるようになっていましたが、10kmにも満たない区間でご覧の通りの有様です。
すっかり嫌になって、路傍の草むらでチョウやガの写真を撮って憂さ晴らし。



シロオビノメイガ



シロモンノメイガ

帰り道、一度眺めて、あまりに酷くて写真を撮れなかった箇所であらためて撮影します。



山の上の方から、膨大な土砂が崩れました。



その場で回れ右をすると、土砂はずっと向こうまで積み重なっています。



この緋寒桜の並木道です。
来春の桜の数は半分ほどになります。


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