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逗子市で自治基本条例の意義を考えた。今回は、45分でわかる自治基本条例がテーマである。自治基本条例は、自治の基本+条例であるので、自治の基本とは何か、条例とは何かを中心に話をした。
自治の究極の目的は、私たち一人一人が、平穏で豊かに暮らせることである。ということは、そのための基本事項を書いたのが自治基本条例ということになる。この自治の基本事項は、かつては、行政の民主的統制と考えられていた。役所をチェックしていれば幸せになると考えられていたのである。
しかし、役所をチャックするだけでは、とてもではないが、幸せに暮らせない。市民、地域コミュニティ、NPO、企業などが、それぞれ大いに力を発揮してこそ、私たちが幸せに暮らせるようになる、これも自治の基本であると考えると、自治基本条例の姿が変わってくる。
逗子市にふさわしい自治の基本は何なのか、答えを急がず、まず、この点をじっくり考えていったらよいと思う。
同じ三浦半島でも、東京湾側と相模湾側とでは、ずいぶんと違う。京浜工業地帯と湘南海岸の違いだと思う。東京湾に臨む我が家から見ると、逗子はどこか敷居が高い(ちなみに逗子市は、市民の所得が全国一だという)。ただ、今日、会場へ行く途中、京浜急行逗子駅の改札を出たところに百均があるのを見つけた。少し敷居が低くなったような気がした。