森の中をアラカワさん、ジェイソンさんの解説を聞きながら歩いていたら
さっき、白い痩せた犬が案内してくれていた場所に出てきていました。
森を半周したようです。
「レインフォレスト・ディスカバリー・センター」の入り口には、
マレーシアの花々が咲いていました。
名前は、わからないものも多いのですが
マメ科だったり、ショウガ科だったり・・・
へぇ～、こんなにきれいな花を咲かせるんだあと
けっこう感動しました。
スパイダーリリーは、よく見ました。
ランタナだそうです。
観賞用として日本にもたくさん入ってきているそうです。
とても早く増えてしまって
外来種な訳なので、日本の生態系としては迷惑な花だそうです。
ショウジョウヤシもよく見ました。
茎が赤いヤシです。
お迎えの時間には、少々あったので
水辺でまったりしていました。
トケイソウです。
雄しべが時計の針のようになっています。
ネムの木は、私の実家の近くにもあったので
私には身近な花です。
ヘリコニアロストラータだそうです。
色が鮮やかなので
南国って感じの花ですね。
特徴的な植物があると
ガイドのジェイソンさんが声をかけてくれた・・・。
「パンノキ」「ブラシ(ブラシの木)」「ツバキ」などなどなど・・・。
森に入って彼が何度も指摘してくれたのが
「テツボク!!」。。。
あれが、「テツボク」・・・
これも、「テツボク」・・・。
植物について無知な私は、そんなに重要なのかと
教えてもらうまでは知りませんでした。
テツボク・・・
鉄木・・・
「ボルネオテツボク」です。
サバ州では、「ビリアン」と言うそうです。
鉄木は、名前の通り
とても硬く水にも沈むそうです。
シロアリも歯が立たないので、最高級の建材として扱われています。
さらに、生長が遅いので大木になるのには時間がかかるそうです。
地上40mのキャノピーウォークに使われているつり橋は
鉄木でできているので安心なんだそうです。
それに、暑さで鉄は膨張するけど鉄木はしない・・・。
建物の柱にするのに、優れているのだそうです。
切り口は、光沢があって磨くとさらに美しくなるらしい・・・。
優れものの「ビリアン」とヤマダくん、記念撮影です♪
