「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」で
子どもたちの訓練の様子を見せてもらいました。
動物園の子たちがロープで遊んでいるだけのようにも見えますが
指導教官が付いてロープ渡りを何度も何度も繰り返していました。
森に帰るために、
「みんな、がんばれ!!がんばれ!!」。。。
さっきの痩せた子が来ていました。
森とセンター内とは行き来が自由になっているようです。
「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」で
子どもたちの訓練の様子を見せてもらいました。
動物園の子たちがロープで遊んでいるだけのようにも見えますが
指導教官が付いてロープ渡りを何度も何度も繰り返していました。
森に帰るために、
「みんな、がんばれ!!がんばれ!!」。。。
さっきの痩せた子が来ていました。
森とセンター内とは行き来が自由になっているようです。
私は、BCTJの会員です。
BCTJは、
「生物多様性保全のために、保護区と保護区を結び野生動物が生命をつなぐ
「ボルネオ緑の回廊」をつくり、地元の人々が持続可能な資源活用やエコツアー
などをできるようにし、アジアの市民や子どもたちに環境教育を通じて生物多様性
の重要性、持続可能な社会のあり方を伝えることで、人間と自然が共生できる持続可能な
地球環境を次世代に引き継いでいくことを目的とする」をミッションにしています。
(BCTJホームページより抜粋)
マレーシア、サバ州には、BCTというマレーシアの地元で活動している組織があります。
私たちが、BCTJの会員だということで
特別に一般公開されていないバックヤードを見せてもらいました。
ここ、「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」は、
親を殺され孤児になった子どものオランウータンや
何らかの理由で森で生きていけなくなったオランウータンを保護し
森に帰れるようにトレーニングをしています。
この10年間に600人のオランウータンが保護されました。
近年は、減っているそうです。
密猟に対して罰則が強化され、オランウータンは保護すべき動物であることが周知されたからだと聞きましたが
オランウータンの絶対数が減っているせいだと思いました。
たくさんの建物の中にそれぞれ年齢や訓練の段階に分けられたオランウータンたちが暮らしているのだと思います。
オランウータンは、ヒトなので私たちが何かの病気を持っているとうつってしまいます。
その逆もあります。
だから、むやみに近づくことはできません。
遠くから子どものオランウータンたちが、森に帰るための学習をしている様子を見せていただきました。
その様子は、次回にお伝えします。
最後に、案内してくれた職員の方と記念写真を撮りました。
オランウータンのリハビリセンターだけあって
いたるところにオランウータンのオブジェがありました。
(すべてオランウータンで埋め尽くされた世界にテンション上がりっぱなしです)
「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」で
特に目を引いた子がいました。
とても痩せていたからです。
体の毛もほとんど抜けていました。
ストレスが原因のようです。
リハビリセンターにいる子は、少なからず悲しみを背負っているはずです。
その中でも特につらいことがあったのでしょうか。
やはり、子どもは母親と離れて暮らしてはいけないのです。
オランウータンから母親を奪わないでください。
それでも、この子は森の中で
活発に動き回っていました。
「ガンバレ。ガンバレ。。。」
日本のみんなも応援しています。