大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

スコールが来る!!

2013-09-21 21:04:00 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 コウハショウビンを見送ってすぐ

空が曇ってきた・・・。

遠くの空を見たら

霧の向こうに雨雲が見えた・・・。

「スコールが来る!!」。。。

ロッジに帰ろう!!!

ボートは、スピードを上げて走る・・・。

それでも、動物がいると

私たちが、のん気に歓声をあげるから

村の青年は、ボートを停めてくれた・・・。

でも、動物を見ている場合ではない・・・。

(私は、写真を撮っている場合じゃない・・・  )

ボートは、フルスピードになった。。。

スコールの雲に追いつかれた・・・。

あっという間だった。

やっぱり、カニクイザルに二度ボートを停めたのがいけなかったのだ・・・。

私は、カメラ二台をタオルに包み、リュックの中に入れて足に挟んだ。

れいなちゃん赤ちゃんは、レインコートの下に隠し抱いた・・・。

やっと舟着き場に着いて、ロッジまで走った。

必死に守ったつもりだったけど、れいなちゃん赤ちゃんは、ビショビショだった。

カメラ二台は、無事だった・・・。

村の青年達には、ボートに溜まった水を取り除く仕事があったが

続けても同じだと思ったのか諦めて川の中に入って泳いでいたと聞いた。。。

この時期にはめずらしいほどの大変なスコールということだ・・・。

なかなか雨は止まなかった。。。

(ここも、異常気象なのだろうか!!)


野生動物に会う♪

2013-09-21 11:04:20 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 ボルネオの風を受けて

心地よいリバークルーズは、続きます。

キナバタンガン川の両岸に広がるジャングルには、

どんな動物たちがいるのでしょう。

わくわく♪期待は高まります。

一番最初に見つけたのは

「カニクイザル」でした。

カニクイザルは、50~60の群れをつくるしっぽの長いサルです。

カニクイザルという名前ですが

カニばかりを食べるわけではなく、雑食だそうです。

トリミングしてみました。

カニクイザルも、夕方の気持ちいい川風を感じているようでした。

次は、「テングザル」です。

インドネシアでは、飽きるほど見ることができたのですが

今回は、やっと会えて・・・

「会いたかったよぅ~♪」です。

テングザルについて調べたら、

マングローブ林、湿地林、河辺林に棲む

オス、メスの夫婦からなる小規模集団をつくるサルだとありました。

やはり川沿いの森に来ないと会えないのですね。

テングザルの名前の通り

テングのような長い鼻が特徴で、りっぱな鼻のオスほどイケメンだとか・・・。

私には、テングザルのイケメンは魅力的には感じていなかったのですが

BCTJの理事長坪内さんに、テングザルの夫婦は添い遂げると聞いて

「おぬし、なかなかやるな!!」と見直しました。

人に興味があるのでしょう。

こちらをとても気にしていました。

テングザルも、森林伐採、農地開発などで

生息地は破壊、分断され、生息数は激減だそうです。

マレーシアのカワセミ、「コウハショウビン」も見ることができました。

カワセミは、美しいので

日本でも人気がありますよね。

動き回るのは、早朝か夕方だそうです。

だから、リバークルーズも時間帯を選ばなければいけません。

青く美しい羽をもつので飛ぶ姿も魅力的です。

望遠レンズのありがたさをここでも感じました。


壊される森とゾウ!!

2013-09-21 00:03:51 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 「夕方クルーズ」に出かけた・・・。

キナバタンガン川の両側の岸に広がる森は

すばらしいけれど、

壊されているのも現実だった。。。

お金を稼ぐには・・・

便利な生活をするのには・・・

仕方がないことなのだろうか!!

森を壊して作られる製品で生活する私の言うことには

何の説得力もないだろうけれど・・・、

何とかしたいと思う!!

それでも、キナバタンガン川に沿って残っている森の緑は深く・・・

空はあくまでも高く青く・・・。

この地にいられる幸せを感じた・・・。

そんな時、踏みつぶされた草むらを見つけた・・・。

ゾウの通った跡だと教えてもらった。

壊される森・・・。

そこに生きる野生動物たち・・・。

一触即発の現実・・・。

でも、野生生物に出会える可能性を感じた喜び・・・。

このわずかに残った森の中で、

ゾウは・・・

オランウータンは・・・

その他の動物たちは・・・。

何をして過ごしているのだろうか・・・。