大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

期待以上です♪

2013-09-17 23:11:17 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」は、

いくつかの建物に分かれていました。

どの宿泊施設もそうですが

値段によって泊まる部屋が違うのだと思います。

私たちは、ツインとトリプルの部屋に分かれました。

私は、キョウコさんとErinaさんと3人でトリプルの部屋を使いました。

ここが3人部屋が並んでいる建物です。

部屋は、3つベットが並んでいて

とてもゆったりした広さでした。

部屋にトイレもシャワーも付いていたので

夜、暗い廊下を歩かないですみましたし

シャワーの順番待ちをする必要もありませんでした。

コンセントもいくつもありましたから

充電器の順番待ちもありませんでした。(笑)

どのような条件でもがまんする覚悟はできていますが

恵まれた施設に大満足の私たちでした。


キナバタンガン・ジャングル・キャンプ♪

2013-09-17 21:21:18 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」です。

2泊3日、ここで過ごしました。

私は、ツアーの計画を立てるのに

「マイチケット」のアラカワさんに森の夜明けや夜更けを感じてみたい・・・

森で過ごしてみたい・・・

とお願いしました。

そのためには、森の奥地で

寝袋を用意しなければならないようなテントに寝るのだろうか・・・と想像しました。

まあ、アウトドアに慣れていない

若くもない私たちにそれをやらせるほど

アラカワさんは、無謀ではないと思いつつも

「ジャングル・キャンプ」の名前に

野宿に近いものを思い浮かべていました。

「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」は、テントでも野宿でもなく

ちゃんとしたロッジでした。

それにも関わらず、今まで見てきたどの宿泊施設よりも熱帯雨林に囲まれた

森を感じるのにぴったりの場所でした。

この森には、

オランウータンの一つの家族が棲んでいて

時々現れると教えてもらいました。

私は、何度も外に出て

その家族を待ちました。

会えませんでしたけど・・・。

ここは、食堂です。

コーヒーや紅茶、ココア、水

なぜかミロ・・・を自由に飲むことができました。

マレーシアに関する本や雑誌が用意されていました。

そして、ここは「BCTJ」理事長の坪内さんの常宿ということです。


キナバタンガン川を行く♪

2013-09-17 07:50:47 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 キナバタンガン川は、

マレーシア サバ州を東西に流れる州最長の川です。

川の両側には、森が広がり

多くの野生生物が暮らしています。

しかし、森林開発のために、その森はわずかになってきていて

森と森とが分断され動物たちは生存の危機にあります。

BCTは、緑の回廊プロジェクトやオランウータンのつり橋プロジェクトを通して

野生生物が自由に移動できるように森を守る活動を行っています。

 

 

私たちの泊まる「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」だけではなく

観光客のための宿泊施設はここにもいくつかあるようでした。

森を楽しむ観光客が増えれば

森を守りながら経済的にも豊かになれると思います。

村の人たちが、森を失わずに豊かな生活ができる方法を

考えることができたらと思いました。

私たち、日本人も一緒に考えたいです。

同じ個体なのか違うのかわかりませんが

川辺に立つ「シラサギ」をクルーズするたびに見ました。

この時は、カリマンタンで見られたほど

テングザルに会うことはできませんでした。

 

「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」の船着き場が見えてきました。

「ジャングル・キャンプ」という名前からしてどんな所なのだろう。。。

怖いような・・・

楽しみなような・・・

わくわくドキドキしながら

舟を降りました。

 


風を感じて♪

2013-09-16 21:10:04 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  キナバタンガン川を行きます。

若い時に、冒険をするのも大事なことでしょうけど

いくつになってもチャレンジすることは大切だし

その時その時で感動することは宝になると思います。

ボルネオ島を訪ねることを

もっと早くスタートさせれば良かったと思うけれど

自分にとっては今その時が来たのだと考えたいです。

昨年のカリマンタンへの旅行は

私のオランウータンに会いたい気持ちで思わず飛び込んだ

考えてもみなかった「うるるん旅」でした。

初海外がうるるんで・・・

しかも若くない私のチャレンジは

友達に何度もびっくりされました。

でも、そこでの経験が

今回の旅を計画させてくれました。

そして、見るものも聞くものも

それ以前の私に比べて

より地に足がついた確実なものになっていると

思っています。

ここから始まるビリッ村でのお話は

私が今回の旅で

「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」と同じくらい

とても楽しみにしていたプログラムです。

ジャングルを朝から夜まで・・・

森の一日を感じたいと希望しました。

そして、舟は大自然の風を感じながら

進んで行きました・・・。


舟に乗ります♪

2013-09-16 18:17:39 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  サバ州最大の川「キナバタンガン川」上流のビリッ村です。

2泊3日でお世話になる「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」のロッジへは

舟で下ります。

昨年のインドネシアでは

ずっと舟で移動だったので

知っている場所にもどってきたような安心感を覚えました。

これこれ。。。

ボルネオ島は、これじゃなくちゃ・・・。

ねっ♪

2台の舟に分乗し約20分のリバークルーズでした。


車窓から見る現実!!

2013-09-16 08:06:59 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  セピロックから次の目的地「ビリッ村」まで

2時間ほど専用車で走りました。

東南アジアの植物を見ることもできますが

車窓から見える景色は、すぐアブラヤシのプランテーションに変わりました。

パーム油をつんだトラックです。

アブラヤシの実を積んだトラックも通ります。

新しい道路を作っています。

生活は、便利になりますが

また森が消えるんだなと思いました。

大きなパーム油を扱う会社です。

日本の化粧品や洗剤の会社と契約しているそうです。

アブラヤシの苗が植えてありました。

アブラヤシに関係あるものを一つ一つ写真に撮ろうと思いました。

でも、なかなかうまく撮れませんでした。

それでも、これだけ撮れているということは

いかに同じ景色が続いていたかがわかると思います。

アブラヤシの実の集積所でしょうか。

たくさんの実が置いてありました。

岩肌が見える山の上の方まで

アブラヤシが植えてありました。

村が見えてきました。

ビリッ村のようです。

家を建てていました。

この柱は、鉄木なのかなと思いました。


またね♪セピロック♪

2013-09-16 07:56:04 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 

 ジャングルの中でなくても森林保護区内ですから

ホテルのレストランにいても運が良ければ動物に出合えます。

私は、日本に帰ってから、ブログに旅行記を書くことを決めていましたから

常に二台のカメラを首から下げて

シャッターチャンスを狙っていました。

レストランの横に立つ木に鳥が来ていました。

この鳥も「ハナドリ」の仲間かなと思いました。

トイレの写真も撮ってみました。

インドやイスラム諸国では、トイレットペーパーで拭くのではなく

左手で水を流しながら汚れを落とすのが習慣だったので

トイレに備え付けのシャワーホースがあります。

ランチが終わり

これでセピロックの街ともお別れです。

4日目の宿「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」がある

キナバンガン川流域の「ビリッ村」に向けて出発します。


セピロック・ジャングルリゾート♪

2013-09-16 00:18:08 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 

  「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」から徒歩5分の

「セピロック・ジャングルリゾート」でランチをしました。

有名な観光施設のそばには、「フォレスト・エッジ・リゾート」や「ジャングルリゾート」のように

いくつも宿泊施設があって

アクティビィティができたり、リゾートできたり

泊まらなくてもレストランが利用できたりするようです。

初マレーシアの私たちとしては、ホテルと言っても森の素朴なキャンプ場をイメージしていたので

リゾート気分が味わえて興奮してしまいました。

(素朴なら素朴でいいのですけどね・・・)

宿泊客同様に、リラックスしてみました。

ランチは、バイキングでした。

この旅行で一段とおいしいごちそうを食べることができました。

友達も、動物に出会え、おいしいものを食べることができて

満足そうでした。

たとえヒルに血を吸われても、慣れないうるるん旅になっても

オランウータンのためなら覚悟はできている私です。

でも、誘った手前友達の反応は常に気になりました。

それぞれ旅に対するイメージが違うと思うからです。

みんな、にこにこ楽しそうでしたので「良かったあ~」と思いました。

旅行は、ちょうど半分過ぎたところでした。


お買い物も寄付だから♪

2013-09-15 17:28:25 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 案内してくれたスタッフの方にお礼を言って

「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」を後にします。

これで、憧れだった「タンジュンプティン・キャンプリーキー」と

「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」と

二つのオランウータンの保護施設を訪ねることができました。

オランウータンのリハビリセンターには、

もう一つ・・・

マレーシアのクチンに「セメンゴ野生生物リハビリセンター」があるらしいです。

そこは、セピロックよりも観光地化されておらず

行ってもオランウータンに会えない場合があるらしいです。

入り口までもどってきまして

おみやげを買いました。

持っていたお金に比べて高いなと思ったのですが

オランウータン柄のシャツを買いました。

友達も、Tシャツやバンダナなどを買っていました。

お店の入り口に掲示板があって

野生生物に関する新聞記事が貼ってありました。

BCTJの活動や殺されたボルネオゾウに関する内容のものでした。

オランウータンだけではなく

森をつないでボルネオ島のすべての野生生物たちを守らなければいけないと

思いを新たにしました。

オランウータンを個体別にサポートできるシステムがあるようです。

オランウータンのために、自分が何ができるか

何をすべきか、よく考えて

またここを訪ねたいと思います。


優等生♪

2013-09-15 11:23:09 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 オランウータンのネストです。

誰が作ったのでしょう。

比較的新しいもののようです。

新しいものは、初めて見ました。

オランウータンの子どもたちは、ネストの作り方も学ぶのでしょう。

森で寝床が作れないと困りますからね。

木に登るように促されている子もいましたが・・・。

もうすでに木に登っていて

巣作りに励む優等生の子もいました。。。

 

木に登っている子をなかなか見つけられなかったのですが

目が慣れてきてどこにオランウータンがいるかわかるようになりました。

私たちもオランウータンを捉える力をつける訓練です。

かわいいお顔が見えました。

姿を見せてくれたと思ったら、

枝の向こう側に行ってしまいました。

スタッフと次のスキルに進む子もいました。

この子も早くネストが作れるようになるといいなと思いました。

短期間でできるスタッフのボランティアはないでしょうか。

そんな虫のいい話はないでしょうね。

あれやこれや考えました。

みんなみんな元気に暮らしてくださいね。

個体識別はできないので次に会ったとしてもどの子なのか誰なのかわからないと思うけど

またいつか会いたいと思いました。

もうこれ以上森が減りませんように・・・。

願うばかりです。


鬼教官♪

2013-09-15 07:41:31 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  オランウータンのトレーニングの様子は

まるでオランウータンの幼稚園のようです。

 リハビリセンターのスタッフの方が付いて

木登りやロープ渡りの練習をしていました。

すぐ地面に降りちゃう子もいて

指導教官の檄が飛んでいました。

心を鬼にしないとね・・・。

森に帰れませんから。。。

オランウータンも生まれただけではオランウータンになれないのですね。

お母さんに一つ一つ学びながら

オランウータンになるのです。

何かを握る手の力もそうです。

生まれた直後から母親の体にしがみ付いて

獲得していく力なのです。

「がんばれ!!がんばれ!!」としか言えないけれど・・・。

楽しく遊びながら

オランウータン・・・

森に棲む森の人になってください。

森からやってきていた痩せた子(こんな言い方しかできなくてごめんなさい)も

なんとなく楽しそうです。

単独生活者のオランウータンだって仲間といると楽しいのです。


がんばれ!!かわいこちゃん達!!

2013-09-14 15:29:51 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

   「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」で

子どもたちの訓練の様子を見せてもらいました。

動物園の子たちがロープで遊んでいるだけのようにも見えますが

指導教官が付いてロープ渡りを何度も何度も繰り返していました。

森に帰るために、

「みんな、がんばれ!!がんばれ!!」。。。

さっきの痩せた子が来ていました。

森とセンター内とは行き来が自由になっているようです。


バックヤード♪

2013-09-14 11:39:52 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 私は、BCTJの会員です。

BCTJは、

「生物多様性保全のために、保護区と保護区を結び野生動物が生命をつなぐ

「ボルネオ緑の回廊」をつくり、地元の人々が持続可能な資源活用やエコツアー

などをできるようにし、アジアの市民や子どもたちに環境教育を通じて生物多様性

の重要性、持続可能な社会のあり方を伝えることで、人間と自然が共生できる持続可能な

地球環境を次世代に引き継いでいくことを目的とする」をミッションにしています。

(BCTJホームページより抜粋)

 マレーシア、サバ州には、BCTというマレーシアの地元で活動している組織があります。

私たちが、BCTJの会員だということで

特別に一般公開されていないバックヤードを見せてもらいました。

ここ、「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」は、

親を殺され孤児になった子どものオランウータンや

何らかの理由で森で生きていけなくなったオランウータンを保護し

森に帰れるようにトレーニングをしています。

この10年間に600人のオランウータンが保護されました。

近年は、減っているそうです。

密猟に対して罰則が強化され、オランウータンは保護すべき動物であることが周知されたからだと聞きましたが

オランウータンの絶対数が減っているせいだと思いました。

たくさんの建物の中にそれぞれ年齢や訓練の段階に分けられたオランウータンたちが暮らしているのだと思います。

オランウータンは、ヒトなので私たちが何かの病気を持っているとうつってしまいます。

その逆もあります。

だから、むやみに近づくことはできません。

遠くから子どものオランウータンたちが、森に帰るための学習をしている様子を見せていただきました。

その様子は、次回にお伝えします。

最後に、案内してくれた職員の方と記念写真を撮りました。

オランウータンのリハビリセンターだけあって

いたるところにオランウータンのオブジェがありました。

(すべてオランウータンで埋め尽くされた世界にテンション上がりっぱなしです)


とても痩せた子!!

2013-09-14 00:10:52 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」で

特に目を引いた子がいました。

とても痩せていたからです。

体の毛もほとんど抜けていました。

ストレスが原因のようです。

リハビリセンターにいる子は、少なからず悲しみを背負っているはずです。

その中でも特につらいことがあったのでしょうか。

やはり、子どもは母親と離れて暮らしてはいけないのです。

オランウータンから母親を奪わないでください。

それでも、この子は森の中で

活発に動き回っていました。

「ガンバレ。ガンバレ。。。」

日本のみんなも応援しています。


お母さんと一緒♪

2013-09-13 21:25:45 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 母子のオランウータンもやってきました。

どの子が来るかは、その時しだいだし

何人来るかもその時しだいです。

もっと大勢来ることもあるし

オスのオランウータンが来ることもあるし

いろいろです。

このお母さんは、この森でどんな立場にいるのでしょうね。

この森で何人の子どもを産んだのでしょう。

気になることはたくさんあります。

このレンジャーさんの役をやりたいと思いました。

お母さんと一緒の赤ちゃんは、幸せです。

この中に、もう一人くらいこのお母さんの子どもがいるのかなと思いました。

たくさん食べて、みんなみんな幸せに過ごしてほしいと思いました。